2017年5月5日金曜日

ヒルトンミラノのエグゼクティブラウンジでの朝食は少しもったいないと感じる理由


管理人宅がエグゼクティブラウンジを利用できるホテルに宿泊する時に選ばなくてはいけないことの1つが、朝食をメインのレストランとエグゼクティブラウンジのどちらで楽しむかということ。

2016年-2017年の年末年始ヨーロッパ周遊のミラノでの宿泊先として、管理人宅が利用したヒルトンミラノさんでも、その両方で朝食が提供されていて、少しだけ悩む必要がありました。

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ちなみに、一般的なエグゼクティブラウンジでの朝食の場合、必要な種類の料理は確保されているものの、メインのレストランに比べると品数が少なくなっているのが通常です。


ヒルトンミラノさん8階にあるエグゼクティブラウンジでの朝食も同様で、ホットミールも用意されているものの、スクランブルエッグやポテト、焼きトマト、ベーコンにソーセージなどのみ。

1階のメインレストランで提供されているエッグステーションサービスがないのはもちろん、品数も数種類少ない状況です。

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また、パンはもちろん、ミューズリーやシリアルなどもかなりコンパクトにまとめられているのですが、ホットミールに比べると、しっかりとスペースが確保されていたのは印象的でした。


特に、パンについては、下のメインレストランほどではないものの、焼き立てを感じさせる種類もいくつかあって一安心。


チーズやハム、サラダ、フルーツ、ヨーグルトなどのコールドミールも、取捨選択の部分でかなりの頑張りが感じられるのですが、ローカルサラミコーナーとしてメインレストランでは魅力の1つだった地元のサラミなどは提供されていないため、少し残念でした。


提供されている飲み物も同様。

管理人宅が実際に楽しんだ搾りたてオレンジジュースやイタリアンホットチョコレートはなく、食事面でのヒルトンミラノさんの頑張りをあまり実感できないまま朝食を終えることになってしまいそうです。


もちろん、エグゼクティブラウンジですから、利用者数自体も少なく、静かで落ち着いた空間で過ごせるのは間違いありません。


また、ゆったりとしたソファなど、メインレストランでは考えられないような椅子に座ってくつろぎながら朝食を楽しめるのはラウンジだけが持つ魅力です。

しかし、ヒルトンミラノさんのようにメインのレストランでのみ、きらりと光るサービスが提供されている場合には、その頑張りを感じるサービスの大半を見過ごしてしまうリスクがあるのも事実。

そう考えると、ヒルトンミラノさんでの朝食は、よほどの混雑が見込まれるなどの特別な事情がある時以外はラウンジではなく、メインレストランで楽しんでみるのもなかなかおすすめだと思いますよ。





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6 件のコメント:

  1. 貴重な情報、ありがとうございます。朝食は、メインのレストランでいただこうと、思いました。パン、サラミ、オレンジジュース、イタリアンホットチョコレート、行く前から楽しみです。情景が目に浮かびます。情報に接することができて、助かります。本当にありがとうございます。重ねてお礼申し上げます。

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    1. ミラノはレオナルドダビンチ作の壁画、最後の晩餐が好きな管理人宅にとってヨーロッパを訪れる時には必ず訪れる特別な都市で、その場所での気に入っているホテルについての情報をまとめた記事が少しでもお役に立てたならやはりとても嬉しいです。

      今年の8月にも最後の晩餐鑑賞目的でミラノを訪れ、ヒルトンミラノにも滞在するので、アップデートされた部分もお知らせできたらと思っています。

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  2. ありがとうございます。
    芸術にも造形が深いのですね。私も是非、最後の晩餐、見てみたいです。予約が必要なんですね。
    アクセスは、リナーテ空港からホテルまではバスでしょうか?最後の晩餐は、ホテルに近いのでしょうか?
    色々、お聞きしてすいません。

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    1. 造形が深いというわけではないのですが、これまで美術館・博物館巡りが好きで旅の目的とすることも多かったためか、自分の好きな芸術の方向性や時々会いたくなる作品が見つかる度にどんどん自然にそれらを楽しめるようになっているのは管理人宅の旅行で得た宝ものの1つかもしれません。

      最後の晩餐は、パリのルーブル美術館にある小さくも緻密で独特な空気感を持つモナリザの魅力を壁画サイズの大きな世界観の中で楽しめる貴重な一枚として最も好きな作品です。

      ただし、ピークシーズンを中心にリーズナブルな予約を確保する難易度の高さがネックなのは気がかりですが・・・。

      管理人宅の場合、マルペンサ空港からでもリナーテ空港からでもヒルトンミラノまで向かうためにミラノ中央駅を目指す時にはバスを利用しています。
      運賃がお得なことと本数も十分に運行されていることがその理由です。

      また、ホテルからはよほど天候に問題が無い限り、管理人宅ではミラノ中央駅からメトロを利用するのですが、最後の晩餐最寄りのメトロ駅CADORNAまでは時刻表を意識しなくても良いくらいの本数が運行され、乗車時間は10分程度。
      さらにCADORNAから最後の晩餐のあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会までは徒歩で数分の距離。
      大雨ならuberやタクシーを使うかもしれませんが、小雨程度なら難なく歩ける距離と整備された道路だと感じています。

      また、最後の晩餐の作品サイズ自体がおそらく多くの方の想像している以上に大きく、描いている世界観も奥深いため、15分という1回の限られた鑑賞時間で味わい切ることはほぼ困難。
      その結果、退出時間になった時も何度も振り返りながら名残惜しそうに最後の晩餐のある食堂からできるだけゆっくり歩き去ろうとする人の姿も多く見られるはず。
      そのため、せっかくミラノを訪れるのであれば、鑑賞予約は少なくとも1時間程度の時間をあけて2回以上確保するのがおすすめです。

      以前のコメントではニューヨークの情報提供で助けられ、とても感謝していますから、管理人が答えられる質問は大歓迎です。

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  3. 詳細に、誠にありがとうございます。
    連休最終に風邪をひいてしまい、お礼を申し上げるのが遅くなり、申し訳ございません。

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    1. 管理人自身、十分楽しみながら好きにコメントを書き込んでいるだけですから、お礼も含め返信などは決してお気になさらないでください。
      風邪が十分快方に向かわれていると良いなと思っています。

      そういえば、海外旅行の後泊として連休最後のコンラッド東京に3月の下旬以降久しぶりに宿泊してきました。
      コンラッドベアの新色導入、ラウンジで提供されているサービス&料理の質の細かな工夫や向上、ラウンジインテリアの案内追加など、いくつかの変化も見られ楽しめた滞在になりました。

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