管理人がコツコツと毎日の生活で貯めているJALマイルは、
- JAL国際線特典航空券
- JMB提携航空会社特典航空券
- ワンワールド特典航空券
この３つの国際線特典航空券はそれぞれ、
○JAL国際線特典航空券
- JALさんのフライトのみ利用可能な特典航空券
- 日本国内線も無料で利用可能
- 片道での発券も可能
- 片道ごとに異なるクラスの予約が可能
- JALカード割引やディスカウントマイルの利用可能
- 空席待ち(キャンセル待ち)は可能
- エールフランスさんのコードシェア便も例外的に利用可能
- 海外の主要都市にJALさんの直行便で移動可能
- 海外目的地から先のフライトの追加は不可
- JALさんのフライトを利用するので機内では日本語対応が基本
- 必要マイル数の計算はエリア制を採用
○JMB提携航空会社特典航空券
- JALさんの提携航空会社さん1社のフライトのみ利用可能
- ワンワールドに加盟していない航空会社さんも利用可
- 日本国内線の無料での利用は不可
- 片道での発券は不可
- 往復で同じクラスの利用が必要
- 割引キャンペーンが行われることもあり
- 空席待ち(キャンセル待ち)は不可
- 利用する航空会社さんの拠点都市以外へも乗り継ぎで移動可能
- 機内での対応は英語や航空会社さんの母国語などが基本
- 必要マイル数の計算は距離制を採用
- 同じ距離でも必要マイル数はワンワールド特典航空券より少ない
○ワンワールド特典航空券
- ワンワールドに加盟の航空会社さんのフライトのみ利用可能
- ワンワールド以外の提携航空会社さんのフライトは利用不可
- 複数の航空会社さんの利用が必須
- 日本国内線も利用可能
- 片道や、出発地と最終目的地が異なる旅程の発券も可能
- 全旅程で同じクラスでの利用が基本
- 上位クラスの設定が無い便では下位のクラスを利用
- 基本的に割引キャンペーンはなし
- 空席待ち(キャンセル待ち)は不可
- 主要都市で乗り継ぐことで、世界一周での旅行も可能
- 機内での対応は英語や航空会社さんの母国語などが基本
- JALさんのフライトのみ、日本語での対応が基本
- 必要マイルの計算は距離制を採用
- 必要マイル数はJMB提携航空会社特典航空券よりも多い
参考リンク：
JAL国際線特典航空券
JMB提携航空会社特典航空券
ワンワールド特典航空券
（JALさんより）
実際にそれぞれの国際線特典航空券で利用可能な航空会社を見てみると、
○JAL国際線特典航空券：
JALさん1社のみ
○JMB提携航空会社特典航空券：
エアベルリンさん
アメリカン航空さん
USエアウェイズさん
ブリティッシュ・エアウェイズさん
キャセイパシフィック航空さん
香港ドラゴン航空さん
フィンエアーさん
イベリア航空さん
ラン航空さん
マレーシア航空さん
カンタス航空さん
カタール航空さん
ロイヤルヨルダン航空さん
S7航空さん
スリランカ航空さん
TAM航空さん
エールフランス航空さん
エミレーツ航空さん
中国東方航空さん
バンコクエアウェイズさん
の合計20社
○ワンワールド特典航空券：
エアベルリンさん
アメリカン航空さん
USエアウェイズさん
ブリティッシュ・エアウェイズさん
キャセイパシフィック航空さん
香港ドラゴン航空さん
フィンエアーさん
イベリア航空さん
ラン航空さん
マレーシア航空さん
カンタス航空さん
カタール航空さん
ロイヤルヨルダン航空さん
S7航空さん
スリランカ航空さん
TAM航空さん
の合計16社という状況です。
JMB提携航空会社特典航空券で利用可能な航空会社を少し注意してみると、ワンワールド特典航空券で利用な航空会社に、
- エールフランス航空さん
- エミレーツ航空さん
- 中国東方航空さん
- バンコクエアウェイズさん
これは、JALさんも含めたワンワールドアライアンスに加盟していない航空会社が独自にJALさんと提携することで特典航空券としての利用が実現しているからです。
実際、エミレーツ航空さんやバンコクエアウェイズさんは、独自の提携は行うものの、どのアライアンスにも加盟していない一匹狼タイプの航空会社ですが、エールフランス航空さんや中国東方航空さんデルタ航空さんを中心としたスカイチームの一員です。
そう考えると、ライバルのアライアンスに加盟している航空会社であるJALさんと特典航空券の座席のやり取りすら行っているというのが、JMB提携航空会社特典航空券の特長でもあり、面白さかもしれません。
参考リンク：
エールフランス
中国東方航空
（Wikipediaさんより）
スカイチーム加盟航空会社
（スカイチーム公式サイトさんより）
ただし、JMB提携航空会社特典航空券は、ワンワールド特典航空券のように2社以上の航空会社を組み合わせることはできませんから、世界一周のような旅程への自由度は制限されてしまいます。
それでも、それぞれの航空会社の拠点となる都市からの乗り継ぎを駆使すると、意外に世界のあちこちを周遊できるのも事実です。
少し具体的に見てみると、JMB提携航空会社特典航空券でブリティッシュ・エアウェイズさんを利用して、
東京 → ロンドン → ニューヨーク → ロンドン → 東京
というような、ヨーロッパに行ったのか、北米に行ったのかよくわからない旅行も可能だったり、キャセイパシフィック航空さんを利用して、
東京 → 香港 → ヨハネスブルグ（南アフリカ）→ 香港 → 東京
というような、JAL国際線特典航空券ではどんなに頑張っても到達できないアフリカ大陸への旅行と香港旅行を同時に楽しんでしまうことも可能です。
とは言っても、今現在管理人宅でじっくり計画中の
東京 → 香港 → ロンドン → ニューヨーク → サンフランシスコ → 東京
をベースにそれぞれの国での国内線を追加する世界一周のように、複数の大陸を越える旅程でJMB提携航空会社特典航空券を利用することは難しいのも正直な部分です。
ちなみに、管理人がおすすめする３種類の国際線特典航空券の簡単な使い分けとしては、
○JAL国際線特典航空券：
- 無料の国内線を活用できる地方空港出発時
- 日本語での対応が嬉しい時
- 日本の航空会社のサービスを受けたい時
- 空席待ちを利用したい時
- 日本国内の国内線利用が不要な時
- 海外に到着後にさらに移動をお得に行いたい時
- JAL国際線特典航空券では辿りつけない場所に行きたい時
- JAL国内線も利用したい時
- 世界一周など複数の航空会社が不可欠な時
- 複数の航空会社のサービスを楽しみたい時
- 空席の選択肢を増やしたい時
ただし、JMB提携航空会社特典航空券やワンワールド特典航空券には、JAL国際線特典航空券では活用できない、とても高い自由度が与えられていますから、必要マイル数の負担が大きくなってしまうケースがあるので要注意ですね。
参考リンク：
JAL国際線特典航空券 マイル早見表
JMB提携航空会社特典航空券 マイル早見表
ワンワールド特典航空券 マイル早見表
（JALさんより）
また、すべての航空会社で、乗り継ぎなどフライトの利便性、そして機内サービスなど品質が同じというわけでもありませんから、あくまで使い分けの基準の１つとしての利用がおすすめだと考えています。
実際、最寄りの空港が羽田空港のため、無料で追加される国内線の活用ができない管理人宅でも、少しもったいないとは思いながらも2016年夏休み用にJALさんのサービス品質を最も重視して、JAL国際線特典航空券を予約しましたから。
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とは言え、JALマイルで利用可能な３つの国際線特典航空券はそれぞれが使い分けが可能なくらい大きな個性を持つ特典航空券として提供されているのは間違いありません。
そのため、保有しているマイル数や目的地、最寄りの空港などを元に、自分自身の目的にぴったりな国際線特典航空券を積極的に選択するというのも、せっかく貯めたマイルをしっかり活用するための工夫としてはとてもおすすめだと思いますよ。
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