2015年7月29日水曜日

三世代のEPSON WristableGPS、MZ-500B/SとSF-810B/VとSF-710Sの気になるスペックを比べてみた


毎日続ける運動習慣としてランニングを楽しんでいる管理人ですが、GPSによる位置情報と心拍計測を利用した少し精密なトレーニングのために、エプソンさんが販売しているWristableGPSシリーズの2013年モデルのSF-710S、そして2014年モデルのSF-810B/Vを購入してきました。

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その管理人にとって気になるWristableGPSシリーズの2015年発売モデルとして、MZ-500B/Sが発売されることになりました。

このMZ-500B/Sは、これまでのWristableGPSシリーズがランニングに特化したモデルだったのに対し、GPSセンサーに加えて、地磁気センサー、加速度センサー、温度センサー、気圧センサーも搭載されるなど、トレッキングで快適に利用できるモデルとして発売されます。

ただ、エプソンさんでは、MZ-500B/Sトレッキングだけに特化したモデルとして発売するのではなく、ランニングでも利用可能な機能はしっかり確保されていて、さらに、登山などの長時間の活動に対応されるため、長時間バッテリーが採用されているなど、管理人としてはSF-810B/Vの追加対象として気になるのも正直な部分です。

そこで、実際にWristableGPSシリーズを利用してきた管理人が気になるスペックについて、MZ-500B/SとSF-810B/VとSF-710Sの三種類を比べてみることにしました。

その気になるスペックとは、
1、バッテリー寿命
2、心拍計
3、GPS補助衛星への対応
4、バイブレーションとバックライト機能の有無
5、厚さと重さ
6、防水機能
7、メーカー直販価格
8、カラーバリエーション
の8つです。

この8つについて、それぞれ見ていくことにしましょう。

1、バッテリー寿命
○時計表示時のバッテリー寿命
・MZ-500B/S:30日間
・SF-810B/V:16日間
・SF-710S:20日間

○脈拍計測オンでGPS利用時のバッテリー寿命
・MZ-500B/S:46時間
・SF-810B/V:20時間
・SF-710S:26時間

2、心拍計
・MZ-500B/S:Bluetooth 4.0対応心拍計が別途必要
・SF-810B/V:内蔵心拍計を利用
・SF-710S:Bluetooth 4.0対応心拍計が別途必要

3、GPS補助衛星への対応
・MZ-500B/S:日本独自のGPS補助衛星みちびきに対応
・SF-810B/V:日本独自のGPS補助衛星みちびきに対応
・SF-710S:日本独自のGPS補助衛星みちびきに対応

4、 バイブレーションとバックライト機能の有無
・MZ-500B/S:搭載
・SF-810B/V:搭載
・SF-710S:搭載

5、厚さと重さ
・MZ-500B/S:厚さ:16.5mm、重さ:65g
・SF-810B/V:厚さ14.2mm、重さ約52g
・SF-710S:厚さ13.6mm、重さ約59g

6、防水機能
・MZ-500B/S:10気圧
・SF-810B/V: 5気圧
・SF-710S:5気圧

7、メーカー直販価格(2015年7月29日現在)
・MZ-500B/S:税込み53,784円
・SF-810B/V: 税込み40,824円
・SF-710S:税込み35,794円

8、カラーバリエーション
・MZ-500B/S: ブラック、シルバーの2種類
・SF-810B/V:ブラック、バイオレットの2種類
・SF-710S:シルバーのみの1種類

参考リンク:
[エプソン リスタブルジーピーエス フォー トレック  ]EPSON Wristable GPS for Trek 腕時計 ランニング 登山用 GPS 3D標高ナビゲーション MZ-500B
EPSON Wristable GPS for Trek MZ-500B
Amazonさんより)

MZ-500B/Sの製品仕様
SF-810B/Vの製品仕様
SF-710Sの製品仕様
MZ-500B/S販売ページ
SF-810B/V販売ページ
SF-710S販売ページ
エプソンさんより)


こうして見てみると、管理人が特にインパクトを感じるのは、 MZ-500B/Sのバッテリー寿命はSF-810B/Vの約2倍、SF-710Sに対しても1.5倍の長寿命を誇ることです。

確かにトレッキングモデルとしては、こうした長寿命は当然なのかもしれませんが、このバッテリー寿命の長さは、ランニング目的で利用する場合にも、充電を意識することなく利用できる期間が長いことを意味するものですから、管理人としてはとても気になるポイントです。

もちろん、GPS計測機能やバイブレーション、バックライトなど、測位や通知、そして表示に関する機能もSF-810B/VやSF-710Sと同等ですから、安心してランニング活用できるはずです。

さらにより屋外でのハードな利用を想定している結果なのか、MZ-500B/Sでは、10気圧防水となっていて、水泳での利用にも対応しているSF-810B/VやSF-710Sの5気圧防水よりもさらに強固な防水機能を備えていることもなかなかびっくりな部分でした。

また、カラーリングも、SF-810B/Vで初登場したバイオレットは消え、実用的なブラックとシルバーから選べることも、MZ-500B/Sでは嬉しい部分かもしれません。

ただし、そうしたメリットを実現するためなのか、厚さと重さはこれまでで最大のものになり、価格もこれまでフラグシップモデルだったSF-810B/Vよりも13,000円以上高額なものになってしまいました。

それ以上に、管理人が残念に感じているのが心拍計です。

というのも、MZ-500B/Sでも心拍計測自体は可能なものの、SF-810B/Vで初登場となった内蔵心拍計ではなく、2013年モデルSF-710Sと同様のBluetooth 4.0対応心拍計が別途必要になってしまったからです。

つまり、MZ-500B/S購入代金の他に外付けの心拍計購入代金が必要になってしまうということです。

そのため、その心拍計購入コストも考えると、心拍計購入の必要なMZ-500B/Sと内蔵式心拍計を利用可能なSF-810B/Vの購入コストの差は、13,000円以上に広がるのは避けられません。

ただし、2015年現在、エプソンさん以外のメーカーさんから、様々なタイプのBluetooth 4.0対応心拍計が販売され、その中には、胸にベルトで装着するタイプよりも快適な腕時計タイプのものがあったりと、選択の幅は広がっているのも事実です。

もちろん、エプソンさん側での利用可能の保証はないものの、自分自身のトレッキングやランニングのスタイルによって工夫する余地が存在していることはメリットになる可能性があるものですから。

実際、管理人自身もSF-810Bを購入する前は、SF-710Sとmio alphaという腕時計型心拍計を連携させた上で利用していたのですが、その使用感はなかなか快適なものでした。

様々な特徴についてそこまで考えてみると、2014年モデルのSF-810B/Vから順調に進化した技術を、トレッキングモデルとしての特長に注ぎ込んだ MZ-500B/Sはとても興味深い製品と感じているのも正直な部分です。

管理人も実際に利用のおすすめのGPS購入リンク:
・管理人宅で追加購入検討中の最新トレッキングモデル
[エプソン リスタブルジーピーエス フォー トレック  ]EPSON Wristable GPS for Trek 腕時計 ランニング 登山用 GPS 3D標高ナビゲーション MZ-500B[エプソン リスタブルジーピーエス フォー トレック  ]EPSON Wristable GPS for Trek 腕時計 ランニング 登山用 GPS 3D標高ナビゲーション MZ-500B


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