2015年7月9日木曜日

2015年10月1日から予約の争奪戦開始のJAL国内線特典航空券ディスカウントマイルとJALカード割引はどんな形での利用がお得なのか


管理人と管理人の家族の二人三脚でJALマイルを貯めている管理人宅ですが、貯めたマイルは主に国際線特典航空券の予約に利用しているため、残念に感じていることが一つあります。

それは、ディスカウントマイルやJALカード割引といったより少ないマイル数で国際線特典航空券予約が可能なキャンペーンを活用できないことです。

というのも、こういったキャンペーンは、年度が切り替わる少し前の時期に次年度のキャンペーン詳細が発表されるため、管理人宅のように、330日前の国際線特典航空券の予約受付が開始された直後の時期に翌年の予約を確保してしまう場合には恩恵は全く受けられません。

参考リンク:
JAL国際線特典航空券
国際線特典航空券 ディスカウントマイル
2015年度 JALカード割引 国際線特典航空券
JAL国際線 - 330日前計算
JALさんより)


その一方で、同じ特典航空券でも国内線特典航空券はどうなのかというと、予約受付は2ヶ月前から開始されますから、キャンペーンを利用できる可能性は格段に高いというのが正直な部分です。

実際、2015年12月1日から2016年2月29日までの期間の搭乗を対象に、国内線特典航空券ディスカウントマイルとJALカード割引の2つのキャンペーンの開催が決定しているのですが、キャンペーン初日の予約開始自体2015年10月1日に開始となっていて、予約の争奪戦はまだ始まっていない状況と言えます。

となると、気になるのはこの2つのキャンペーンはどういった特徴を持つのかということですが、管理人なりに簡単に説明してみると、
・路線ごとに一定のマイルが割引になるキャンペーン
・片道利用時は往復ディスカウントマイル利用時の半分が必要
・JALカード割引での片道利用は不可 
・路線ごとに2,000マイル割引または3,000マイルの割引
・実際の必要マイルは
 ○国内線特典航空券ディスカウントマイル 
  A区間(東京-大阪などの短距離)
   往復通常マイル:12,000マイル
   往復ディスカウントマイル:10,000マイル
   片道通常マイル:7,000マイル
   片道ディスカウントマイル:5,000マイル
  B区間(東京-札幌や東京-沖縄などの中長距離)
   往復通常マイル:15,000マイル
   往復ディスカウントマイル:12,000マイル
   片道通常マイル:8,500マイル
   片道ディスカウントマイル:6,000マイル
 ○JALカード割引  
  A区間(東京-大阪などの短距離)
   往復通常マイル:12,000マイル
   往復JALカード割引:9,500マイル
   片道通常マイル:7,000マイル
   片道JALカード割引 :片道での利用は不可
  B区間(東京-札幌や東京-沖縄などの中長距離)
   往復通常マイル:15,000マイル
   往復JALカード割引:11,500マイル
   片道通常マイル:8,500マイル
   片道JALカード割引 :片道での利用は不可
・東京や大阪から石垣などへのC区間(長距離路線)は対象外
・対象搭乗期間は2015年12月1日から2016年2月29日まで

・2015年12月23日から2016年1月4日の年末年始は対象外
・予約変更はキャンペーン期間内で、発券から90日以内のみ可能
・お帰り確約サービスの利用も可能
・キャンセルは3,100円、または3,100マイルの支払いで可能
といったところでしょうか。

参考リンク:
国内線特典航空券ディスカウントマイル
2015年度JALカード割引 国内線特典航空券
JALさんより)


管理人として特に気になるポイントとしては、JALカード割引はディスカウントマイルの往復利用からさらに500マイル割引になっていることと、ディスカウントマイルでの片道利用は往復利用の半分のマイル数で利用できることの2つです。

つまり、JALカード割引とは、ディスカウントマイルを往復利用したJALカードユーザー限定で500マイル分の往復割引を適応していると言い換えることができるかもしれません。

ただ、往復利用に限定しての割引ですから、管理人としては、もう少し思い切った割引が提供されても良いのではないかと感じてしまうの正直な部分です。

また、一方のディスカウントマイルについては、通常は往復に比べ割高になる片道利用もディスカウントマイルの片道利用では、純粋に往復の半分の必要マイル数でお得に活用可能なわけですから、新幹線や格安航空会社(LCC)さんなど他の公共交通機関との自由な組み合わせも積極的に選択できるということになるはずです。

この辺りの特長を活用しながら、お休みの日にちなどを調整することで、年末年始の除外期間をうまく避けての利用も可能になるかもしれませんね。

ちなみに、 国内線特典航空券を対象にしたディスカウントマイルとJALカード割引は、特典航空券を利用するメリットの1つの自由度の高い予約変更が可能になっていますから、予約変更が全くできない状態に制限されている国際線特典航空券のディスカウントマイルやJALカード割引よりも扱いやすいキャンペーンだと管理人自身感じています。

管理人作成の関連記事:
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確かに、様々な制限や条件があるため、難しさが全くないキャンペーンとはいえない、国内線特典航空券を対象としたディスカウントマイルとJALカード割引ですが、予約争奪戦開始自体がまだ始まっていない状況ですから、今から少しずつ旅程を考えつつ、とりあえずお試しでお得な国内線特典航空券獲得のために参戦してみるというのも面白い選択だと思いますよ。




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