2013年8月24日土曜日

easyJet利用時の最大のストレス?無料の機内持ち込み手荷物(Cabin baggage)の個数のシビアさとその対策を考える


管理人宅でヨーロッパを個人旅行する時に好んで利用する格安航空会(LCC)社さんはeasyJetさんなのですが、easyJetさんを利用する度に唯一ストレスだと感じていることがあります。

それは、機内持ち込み手荷物(Cabin baggage)の個数制限です。

ちなみに、空港のカウンターで航空会社さんに預け、飛行機の格納庫に搭載してもらい、あとで到着空港のベルトコンベアーから回収することになる荷物のことは預け入れ荷物(Hold luggage)と呼ばれています。

 さて、easyJetさんでは、格安航空会社らしく、旅行者の荷物については、かなり厳しいことで知られています。

easyJetさんの荷物に関する厳しさとして、具体的には、
・旅行者一人につき機内持ち込み手荷物は1個まで無料
・機内持ち込み手荷物の最大サイズは56x45x25cm 
・機内持ち込み手荷物に関する重さの制限はなし
・預け入れ荷物は1個目から有料
・20kgまでの預け入れ荷物料金は
 空港到着前のオンライン経由:15ユーロ
 空港のカウンター:30ユーロ
 搭乗ゲートでの搭乗直前:40ユーロ
・20kgを超えた場合の預け入れ荷物料金は
 空港到着前のオンライン経由:1kg増加ごとに9ユーロ
 空港のカウンター:1kg増加ごとに14ユーロ
・2013年7月2日から50x40x20cmサイズまでの荷物推奨 
といったルールが実施されていることからも理解できます。

参考リンク:
Cabin baggage(英語)
Baggage allowances(英語)
Fees and charges(英語)
easyJetさんより)


特に、管理人として気になるのは、無料で持ち込みが可能な荷物は最大サイズ 56x45x25cmまでに制限されていることと、仮にその制限を超えてしまう場合も、空港に到着する前に、有料の預け入れ荷物サービスに申し込みを行わない限り、割高なオプション料金を支払う必要に迫られるということです。

では、管理人宅では、どのようにしてeasyJetさんを利用しているのかというと、荷物はリモワさんの機内持込み対応の35リットルスーツケースを一個ずつのみ所持し、預け入れ荷物に関するオプション料金を含め、追加料金は支払わないようにしています。

もちろん、海外旅行中はコンパクトなバッグなども利用しているのですが、easyJetさんを利用する時だけは、型くずれしないように気をつけ、スーツケースの中に保管し、搭乗前の荷物はスーツケースだけという状況にしているのも事実です。

というのも、easyJetさんの場合、機内持ち込み手荷物は1個という制限が想像以上に厳密で、コンパクトなハンドバッグなどでも、1個の機内持ち込み手荷物としてカウントされてしまいます。

また、お店などで商品を購入した時にもらうような小さなビニール製の取っ手のついた袋でも、機内持ち込み手荷物は1個までとして、搭乗前のゲート通過時に、他の機内持ち込み手荷物の中に入れるように求められている乗客に遭遇するというケースも管理人自身、何度かありました。

ちなみに、管理人は搭乗時、ビニール製のフォルダに搭乗券などの書類を入れて、iPadと一緒に手に持っていたのですが、こちらは特に注意されることもなく、少しだけ驚いたのも事実です。

そのことから考えると、あくまで取っ手がついていたり、物を収納するための奥行き(マチ)があるなどのバッグの形と特徴があるものは1個までというルールでチェックされているのかもしれませんね。

そのため、すべての荷物のバッグへの収納がどうしても難しいという場合は、小物などはジャケットなどのポケットに入れたりするのはもちろん、搭乗券と一緒に手に持って搭乗してしまうというのも最後の手段として意外に使えるかもしれないと管理人自身考えています。
ただし、そうした選択を行った場合は、周囲への警戒を忘れないようにし、盗難や紛失に十分注意する必要があります。


また、管理人宅で利用しているリモワさんのスーツケース自体、軽くて扱いやすいものの、ハードタイプのスーツケースとしては非常にしっかりしていることも、多少の荷物であれば、圧縮しながらの収納が可能なことにつながっているため、easyJetさんを活用する上で、このスーツケースが手放せないと感じる理由の1つなのかもしれません。

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確かに、こうしたeasyJetさんの荷物の制限は、海外旅行者にとってはなかなか厳しいもので、だからといって、有料の預け入れ荷物のオプションを購入した場合、合計価格が大きく跳ね上がることに。

その結果、できるだけ少ない荷物での旅行を行うことが求められてしまうため、まるで関所のようだと感じてしまうのも事実です。

ただし、出国前から荷物の総量を厳選したり、体積の大きなおみやげなどの購入をeasyJetさんを利用した後の目的地で行うなどのプランニングを行うことで、十分にリーズナブルな旅行は可能です。

そういった意味でも、様々な制限によって、多少活用する上での工夫が必要なものの、お手軽な予算で効率よくヨーロッパ域内を移動するための選択肢として、easyJetさんは未だおすすめの交通手段だと管理人自身考えています。


管理人もおすすめのリモワスーツケース購入リンク:



追記:続きの記事を書きました
2013年版easyJet利用者のためのQ&A

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