つい最近、2015年9月5日午後7時時から10日午前1時までの日程で開始された楽天スーパーSALEですが、月に数回の頻度で頻繁に開催されているお買い物マラソンなどのセールとは異なり、およそ三ヶ月ごとに行われるという珍しさのためか、少し特別でお得なサービスが提供されています。
それが、 楽天スーパースロットです。
この特典について簡単に説明すると、
・楽天会員が無料で参加できるくじびきサービス
・当選時の特典はポイント還元率アップ権やポイント自体をプレゼント
・参加可能回数は1日につきPCとスマートフォンの利用で合計2回
・2015年9月のセール期間では合計10回の参加が可能
・プレゼント分のポイントは当選翌日の15時までに付与
・ポイントの還元率アップは数カ月後に付与
・セール最終日のポイントプレゼント特典の提供はなし
といったところでしょうか。
参考リンク:
楽天スーパースロット参加ページ
(楽天市場さんより)
管理人が特に気に入っているのは、ポイントプレゼントです。
というのも、楽天スーパースロットのポイントプレゼントでは、A賞の10,000ポイントとE賞の50ポイントの当選が可能性として考えられるのですが、50ポイントの方はかなりの当選確率で期待できることを管理人宅でこれまでのセールで何度も経験しているからです。
これまでの楽天スーパーSALEでも、セール期間中に毎日参加すると、4回から5回程度の当選に対して、200ポイントから250ポイントほどのポイントプレゼントを獲得してきました。
実際、今回開催されているセールでも、管理人と管理人の家族のそれぞれが、PCとスマートフォンから楽天スーパースロットに9月5日分として参加したのですが、二人とも2回のうち1回は当選し、その特典として50ポイントを獲得できたことになるわけですから、幸先の良いスタートといえるかもしれません。
また、こうした当選ポイントはセール最終日までの期間限定ポイントという制限があるものの、それまでに当選したポイントを最終日にまとめて利用することも可能ですから、管理人宅の場合、買いたいものがすでに決まっている時も、一先ず最後のポイントプレゼント当選分が特典として提供される日までは、ポイントを貯めるようにしています。
やはり、数百ポイントとは言え、書籍など、通常は割引が行われない商品を購入する時に利用する場合、その割引率が意外に大きなものになるのも間違いありませんから。
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ただし、この楽天スーパースロットは、楽天スーパーSALEの特集ページでも分かりやすい形でのアピールは行われていないため、意外に多くの方がせっかく利用できるはずのポイントプレゼントを無駄にしている可能性が高いと、考えています。
実際、2015年9月のセールでも、楽天スーパースロットについて見つけにくい状態で表示されていたため、管理人自身、参加ページを探しながら、今回のセールでは楽天スーパースロットは行われないのかと、少しの間悩んでしまったほどです。
とは言え、セール期間中はブックマーク登録しておいた楽天スーパースロット参加ページにアクセスして、わずか1クリックや1タップで開始するだけという手軽さですから、セール期間中にお買い物を楽しむ可能性のある方はとりあえず専用ページにアクセスし、参加しておくのもなかなかおすすめだと思いますよ。
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2015年9月5日土曜日
2015年9月4日金曜日
マイルに加えて燃油サーチャージと税金の合計金額さえも大幅割引?最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券の支払金額のお得度を計算してみた
まるでJAL国際線特典航空券が対象のまとめ買い割引のように感じるほどの必要マイルの割引が提供されている、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券ですが、そのお得度に注目している管理人にとって気になることが1つ残されています。
それは、必要マイル数以外でのメリットです。
具体的には、マイルを利用した国際線特典航空券でも支払う必要のある、空港税などの税金や燃油サーチャージの割引が、複数のJAL国際線特典航空券をまとめるようにして発券される、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券にも適応されるのか、気になっていました。
そこで、管理人としては、日本との間の燃油サーチャージ金額が同じ、ヨーロッパとオセアニアの2つのエリアから、実際に海外発のJAL国際線特典航空券として利用する可能性のある、パリとシドニーの間の燃油サーチャージと税金の合計金額を比べてみたいと思います。
ちなみに、具体的な合計金額はすべてJALさんのホームページの国際線特典航空券の空席照会から調べたのですが、空席照会で表示される金額は、ファーストクラスやビジネスクラスでの空港税加算が含まれている金額のことも多いため、実際に発券手続きを続けた上で表示される、エコノミークラスの必要合計を利用することにしています。
参考リンク:
国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
(JALさんより)
その燃油サーチャージと税金の合計金額はというと、日本経由のシドニーからパリ往復海外発のJAL国際線特典航空券の場合、42,790円でした。
比較対象として、 日本-シドニー間と、日本-パリ間の2つのJAL国際線特典航空券での単純往復に必要な金額はそれぞれ、
・日本-シドニー:33,630円
・日本-パリ:31,540円
となっていて、その合計金額は65,170円です。
つまり、日本経由のシドニーからパリ往復海外発のJAL国際線特典航空券を利用した方が約34.3%もの割引が得られるということになりますね。
この意外に大きな割引の理由は何かというと、合計金額に含まれる空港税は、基本的に往路と復路のそれぞれで出発した空港での請求が行われますから、
東京→シドニー
シドニー→東京
東京→パリ
パリ→東京
というように合計4回分の空港税が請求されてしまう2つのJAL国際線特典航空券を組み合わせた利用と、
シドニー→東京→パリ
パリ→東京→シドニー
というように合計2回の空港税請求しか行われない海外発のJAL国際線特典航空券利用では、そうした空港税の請求金額の差が大きな金額の違いになってしまったと管理人は考えています。
ちなみに、今回の計算ではエコノミークラス利用での燃油サーチャージと税金の合計金額で、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券のお得度を計算しましたが、この傾向はビジネスクラスやファーストクラスを利用した場合も同様です。
ただ、ビジネスクラスやファーストクラスの最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券を利用する時には、目的地の選択に注意が必要になるのも事実。
というのも、目的地によっては、ビジネスクラスやファーストクラス利用時にエコノミークラスよりも割高な燃油サーチャージと税金の合計金額が請求されてしまうケースもあるからです。
具体的な例としては、日本経由のシドニーとパリ間ビジネスクラスの燃油サーチャージと税金合計金額が48,280円に対して、日本経由のシドニーとロンドンのビジネスクラスの合計金額は70,280円。
同じヨーロッパエリア内の空港を変更するだけで、その差は22,000円ですから、一瞬何かの計算間違いじゃないかと思ってしまいますが、ロンドンは空港税が非常に高く、 特にビジネスクラスやファーストクラスなど、上位のシートを利用する場合、その負担はさらに増えてしまうことでも有名という事情もあるため、これはもう仕方のない部分です。
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そのため、日本を経由したシドニーとロンドンの単純往復として海外発JAL国際線特典航空券を利用するのではなく、
シドニー→日本→ロンドン
パリ→日本→シドニー
のような形で、ロンドンよりも格段に空港税負担の小さなパリから帰ってくるというのも選択肢としては考えられますね。
その場合の合計金額は48,280円と、日本経由でのシドニーとパリ間の単純往復と同じ金額になるため、お得度は高くなりますから。
もちろん、このような目的地の選択による難しさがあるのも事実ですが、それでも、2つのJAL国際線特典航空券をそれぞれ利用する場合と比べて、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券の利用では、必要マイル数に加えて、燃油サーチャージや税金の合計金額さえも大幅な割引になってしまうわけですから、海外発JAL国際線特典航空券という選択肢もお得な選択肢としてなかなか面白いと思いますよ。
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2015年9月3日木曜日
謎の予約テクニックが必要?最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券ファーストクラスの予約手続きはどうやって行うのか
2015年11月1日以降にJAL国際線特典航空券とJMB提携航空会社特典航空券を利用してのファーストクラスとビジネスクラスの特典航空券予約に必要なマイル数が大幅増加改悪されてしまうことを受けて、その改悪に対する対抗策として管理人が期待し始めているのが、海外発のJAL国際線特典航空券です。
確かに海外発の航空券という言葉を聞くと、不安に思う方も多いかもしれませんが、一方で最近はLCCさんによる安価な片道の国際線航空券の販売も一般的になっているため、海外発の国際線特典航空券の利用難易度もそれほど高いものではなくなってきました。
さらに、海外発のJAL国際線特典航空券の1つ、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券は、ディスカウントマイルやJALカード割引のようなキャンペーンとほぼ同等の割引率が、実質いつでも得られる高割引率のお得な特典航空券という側面も持ち合わせています。
それだけではなく、他のキャンペーンのようなエコノミークラス限定という制限もありませんから、改悪の影響を受けてしまうファーストクラスやビジネスクラスをよりお得な必要マイル数で利用するためにはなかなか有望かもしれないと感じているのも正直な部分です。
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まるでJAL国際線特典航空券まとめ買い割引?ビジネスクラスやファーストクラスを目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券で予約した時のお得度を計算してみた
さて、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券を利用してファーストクラスを利用する場合、問題になることが1つあります。
それは、すべての路線がJAL国際線特典航空券でファーストクラスを利用可能ではないということです。
というのも、2015年9月現在、ファーストクラスが運航されている路線は、東京と
ロンドン
パリ
フランクフルト
サンフランシスコ
ニューヨーク
ロサンゼルス
シカゴ
といった、一部のヨーロッパと北米の都市を結ぶ路線に限られていて、この以外のエリアを結ぶ路線ではファーストクラスの利用はできません。
参考リンク:
JAL SKY SUITE 777導入路線のご案内
(JALさんより)
では、実際にファーストクラスで予約を行う時の手続きはどのようなものになるのかというと、この手続き自体も一筋縄ではいきません。
なぜなら、JALさんのホームページで、ファーストクラスの運航がないエリアの都市と、ファーストクラスの運航があるエリアの都市を組み合わせて、ファーストクラスの空席を検索すると、
次の搭乗日・区間でご利用可能な国際線には、ご指定の搭乗クラスの設定がありません。
○月☓日 □△ → ☆○
条件を変更して、再検索ください。
というようなエラーメッセージが表示され、それ以上の手続きができないからです。
また、そうしたエラーを回避するために、片道をファーストクラスからビジネスクラスに変更した上で、空席を検索してしまうと、4つの国際線区間のうち、3つがビジネスクラス、残り1つがファーストクラスとなり、本来は利用できるはずのファーストクラス設定区間1つ分を活用できていないことになってしまいます。
参考リンク:
特典航空券予約 空席照会
(JALさんより)
具体的には、日本との間にファーストクラスの運航がない台北と、日本との間にファーストクラスの運航があるロンドンを目的地にした、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券予約を往路をビジネスクラス、復路をファーストクラスで考えた場合、
往路: ビジネスクラスで予約
台北→(ビジネスクラス)→東京→(ビジネスクラス)→ ロンドン
復路:ファーストクラスで予約
ロンドン→(ファーストクラス)→東京→(ビジネスクラス)→台北
という旅程になってしまうということです。
ちなみに、往路と復路とそれぞれで、ファーストクラスを予約した場合でも、路線自体にファーストクラスの設定がない場合、自動的にビジネスクラスにダウングレードされて状態での予約になるため、上の例の復路で、ファーストクラスでの予約にも関わらず、東京と台北間の乗継便がビジネスクラス利用になるのはルール上の問題はありません。
ただ、このまま予約してしまうと、
往路: ファーストクラスで予約
台北→(ビジネスクラス)→東京→(ファーストクラス)→ ロンドン
復路:ファーストクラスで予約
ロンドン→(ファーストクラス)→東京→(ビジネスクラス)→台北
といった形の本来は予約可能な旅程ではなく、ファーストクラスも運航されている往路の東京とロンドン間のファーストクラスが利用できないということですね。
そうしたエラーの抜本的な対策として管理人がおすすめしたいのは、
1、往復ビジネスクラスで予約検索を行う
2、引換え必要マイル・空席状況のページ表示後、クラス変更を行う
というものです。
こうすることで、ファーストクラスが利用可能な路線なのに、ファーストクラスが運航されていない路線の制限に巻き込まれて、ビジネスクラス利用に制限されるというトラブルは回避できるはずです。
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2015年9月2日水曜日
まるでJAL国際線特典航空券まとめ買い割引?ビジネスクラスやファーストクラスを目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券で予約した時のお得度を計算してみた
JALマイルを貯めている管理人が今注目している海外発のJAL国際線特典航空券には、
・最終目的地が日本(単純往復と日本での滞在も含む):
自由度の高い国内線2区間を利用可能
・最終目的地が海外(日本には経由地として滞在するのみ)
通常より少ないマイル数で2つの海外目的地を旅行可能
というように大きく分けて2種類の異なる特長を持つ特典航空券が設定されています。
特に、最終目的地が日本の海外発JAL国際線特典航空券は、とても有利な条件での日本国内の国内線利用が可能です。
また、一方の最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券は、発券期間やキャンセル、予約変更に大きな制限がないにも関わらず、割引と引き換えに大きな制限や不便を必要とするディスカウントマイルやJALカード割引のようなキャンペーンとほぼ同等の割引率が、実質いつでも得られる高割引率のお得な特典航空券という側面も持ち合わせています。
そのため、近年LCCさん(格安航空会社さん)の隆盛のおかげで、安価に購入可能な片道の国際線航空券と組み合わせる形での、海外発のJAL国際線特典航空券利用はなかなか可能性の秘めた選択肢だと感じているのも正直な部分です。
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いつでも最大26%引きのディスカウントマイル?海外が目的地の海外発JAL国際線特典航空券の実際のお得度を計算してみた
ただ、管理人が気になっているのは、2015年11月1日から、ビジネスクラスやファーストクラスを国際線特典航空券として利用する時の必要マイル数が増加してしまう改悪のこともあって、最終目的地が海外の特典航空券のお得度は、ビジネスクラスやファーストクラスの予約でどの程度通用するのかということです。
つまり、もし仮に、通常の予約方法よりも意外にお得という結果になるのであれば、国際線特典航空券有効期限の1年間に2つの海外旅行を行うことを前提に、2015年11月1日以降は最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券を利用してお得にビジネスクラスやファーストクラスでの特典航空券利用が可能になるということになります。
そこで、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券を利用してビジネスクラスやファーストクラスを利用する際の必要マイル数と、日本国内から2つの海外エリア行きの特典航空券を2回に分けて予約した時の必要マイル数から、お得度を比べてみたいと思います。
また、2015年11月1日以降の予約完了分は必要マイル数が増加し、特定の曜日のみ改悪前のマイル数で予約できる救済策もあるため、その2つの必要マイル数も比べる対象に加えることにしました。
ちなみに、記載例として
○アジア2を出発地とした場合:
・オセアニア
ビジネス 前:90,000マイル(120,000マイル)25%お得
後:110,000マイル(160,000マイル)31.3%お得
と記載されている場合は、日本を経由してアジア2内の目的地とアジア1内の目的地の2つをビジネスクラスで旅行する場合の必要マイル数と割引率を示しています。
前と書かれた部分の90,000マイルは、2,015年11月1日より前の予約や、改悪以前の必要マイル数で利用できる曜日限定特典が適応された時の、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券必要マイル数で、かっこ内の120,000マイルは2つの特典航空券として別々に利用した時の必要マイル数の合計。
そして最後の25%お得というのは、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券を通常の特典航空券2回分の合計必要マイル数と比較した時の割引率です。
加えて、前と対になる、後と書かれた部分については、改悪後の必要マイル数で計算したものになります。
それでは、エリアごとに見ていくことにしましょう。
○韓国を出発地とした場合:
・アジア1
ビジネス 前:50,000マイル(70,000マイル) 28.6%お得
後:65,000マイル(84,000マイル) 22.6%お得
ファースト 前70:,000マイル(110,000マイル) 36.4%お得
後:90,000マイル(132,000マイル) 31.8%お得
・グアム
ビジネス 前:50,000マイル(70,000マイル) 28.6%お得
後:65,000マイル(81,000マイル) 22.6%お得
ファースト 前:70,000マイル(90,000マイル) 22.2%お得
後:90,000マイル(132,000マイル) 31.8%お得
・アジア2、オセアニア、ロシア、ハワイ
ビジネス 前:70,000マイル(90,000マイル) 15.4%お得
後:90,000マイル(116,000マイル) 22.4%お得
ファースト 前:110,000マイル(130,000マイル) 15.4%お得
後:130,000マイル(160,000マイル) 18.8%お得
・ヨーロッパ
ビジネス 前:100,000マイル(115,000マイル) 13.0%お得
後:130,000マイル(146,000マイル) 11.0%お得
ファースト 前:140,000マイル(170,000マイル) 17.6%お得
後:180,000マイル(220,000マイル) 18.2%お得
・北米
ビジネス 前:90,000マイル(110,000マイル) 18.2%お得
後:110,000マイル(136,000マイル) 19.1%お得
ファースト 前:130,000マイル(110,000マイル) 18.8%お得
後:160,000マイル(200,000マイル) 20%お得
○アジア1を出発地とした場合:
・グアム
ビジネス 前:60,000マイル(80,000マイル) 25%お得
後:65,000マイル(93,000マイル) 30.1%お得
ファースト 前:,70000マイル(120,000マイル) 41.7%お得
後:90,000マイル(144,000マイル) 37.5%お得
・アジア2
ビジネス 前:70,000マイル(100,000マイル) 30%お得
後:90,000マイル(108,000マイル) 16.7%お得
ファースト 前:110,000マイル(140,000マイル) 21.4%お得
後:130,000マイル(172,000マイル) 24.4%お得
・オセアニア、ロシア、ハワイ
ビジネス 前:70,000マイル(100,000マイル) 30%お得
後:90,000マイル(128,000マイル) 29.7%お得
ファースト 前:110,000マイル(140,000マイル) 21.4%お得
後:130,000マイル(172,000マイル) 24.4%お得
・ヨーロッパ
ビジネス 前:100,000マイル(1250,000マイル) 20%お得
後:130,000マイル(158,000マイル) 17.7%お得
ファースト 前:140,000マイル(180,000マイル) 22.2%お得
後:180,000マイル(232,000マイル) 22.4%お得
・北米
ビジネス 前:90,000マイル(120,000マイル) 25%お得
後:110,000マイル(148,000マイル) 25.7%お得
ファースト 前:130,000マイル(170,000マイル) 23.5%お得
後:160,000マイル(212,000マイル) 24.5%お得
○グアムを出発地とした場合:
・アジア2、オセアニア、ロシア
ビジネス 前:70,000マイル(100,000マイル) 30%お得
後:90,000マイル(125,000マイル) 28%お得
ファースト 前:110,000マイル(140,000マイル) 21.4%お得
後:130,000マイル(172,000マイル) 22.4%お得
・ヨーロッパ
ビジネス 前:100,000マイル(125,000マイル) 20%お得
後:130,000マイル(155,000マイル) 16.1%お得
ファースト 前:140,000マイル(180,000マイル) 22.2%お得
後:180,000マイル(232,000マイル) 22.4%お得
・ハワイ 海外発のJAL国際線特典航空券の設定なし
・北米
ビジネス 前:90,000マイル(120,000マイル) 25%お得
後:110,000マイル(145,000マイル) 24.1%お得
ファースト 前:130,000マイル(170,000マイル) 23.5%お得
後:160,000マイル(212,000マイル) 24.5%お得
○アジア2を出発地とした場合:
・オセアニア、ロシア、ハワイ
ビジネス 前:90,000マイル(120,000マイル) 25%お得
後:110,000マイル(160,000マイル) 31.3%お得
ファースト 前:110,000マイル(160,000マイル) 31.3%お得
後:130,000マイル(200,000マイル) 35%お得
・ヨーロッパ
ビジネス 前:110,000マイル(145,000マイル) 24.1%お得
後:140,000マイル(190,000マイル) 26.3%お得
ファースト 前:140,000マイル(200,000マイル) 30%お得
後:180,000マイル(260,000マイル) 30.8%お得
・北米
ビジネス 前:110,000マイル(140,000マイル) 21.4%お得
後:140,000マイル(180,000マイル) 22.2%お得
ファースト 前:130,000マイル(190,000マイル) 31.6%お得
後:170,000マイル(240,000マイル) 29.2%お得
○オセアニアを出発地とした場合:
・ロシア、ハワイ
ビジネス 前:90,000マイル(120,000マイル) 25%お得
後:110,000マイル(160,000マイル) 31.3%お得
ファースト 前:110,000マイル(160,000マイル) 31.3%お得
後:130,000マイル(200,000マイル) 35%お得
・ヨーロッパ
ビジネス 前:110,000マイル(145,000マイル) 24.1%お得
後:140,000マイル(190,000マイル) 26.3%お得
ファースト 前:140,000マイル(200,000マイル) 30%お得
後:180,000マイル(260,000マイル) 30.8%お得
・北米
ビジネス 前:110,000マイル(140,000マイル) 21.4%お得
後:140,000マイル(180,000マイル) 22.2%お得
ファースト 前:130,000マイル(190,000マイル) 31.6%お得
後:170,000マイル(240,000マイル) 29.2%お得
また、これら以外の
ロシア-ヨーロッパ
ロシア-ハワイ
ロシア-北米
ヨーロッパ-ハワイ
ヨーロッパ-北米
ハワイ-北米
の組み合わせについては、海外が目的地の海外発JAL国際線特典航空券の設定自体がありません。
参考リンク:
JAL国際線特典航空券 マイル早見表
JAL国際線特典航空券詳細
(JALさんより)
こうして割引率からお得度を見てみると、日本経由で韓国とヨーロッパを訪れる場合の、改悪前で13.0%、改悪後で11.0%という事例もありますが、それ以外は意外に高い割引率が多く、ビジネスクラスの最大としては31.3%、ファーストクラスの最大としても36.4%となかなか高い割引率を得られることがわかります。
ただ、ビジネスクラスについてはすべての路線での運航が行われているため31.3%という数字をそのまま参考にしても良いのですが、ファーストクラスについては運航されている路線自体、日本からの欧米線に限られている以上、単純に韓国とアジア1間のファーストクラスでの36.4%という数字は現時点で実現しているわけではないため、注意が必要です。
つまり、あくまですべての路線でファーストクラスの運航が行われていると仮定した時の、JALさんによる必要マイル数の設定ということになります。
参考リンク:
JAL SKY SUITE 777導入路線のご案内
(JALさんより)
とは言え、ファーストクラスを利用した最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券必要マイル数の割引率やお得度の傾向を知る上では役に立ちますから、全く無意味とは言えないはずです。
さて、こうした結果を元に、管理人として面白いと感じるのは、ビジネスクラスやファーストクラスでも、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券を利用して、特典航空券をまとめ買いするように、複数の旅行を1つに合わせてしまうと、実質的にかなり大きな割引率を得られるということでした。
その割引率も、20%台から30%台も多いわけですから、なかなか驚きです。
さらに、今現在、ディスカウントマイルやJALカード割引のような必要マイル割引キャンペーンは、ビジネスクラスやファーストクラスを対象外としていますから、こうした割引はタイミングや活用方法によっては強力なマイル活用方法になるかもしれません。
参考リンク:
国際線特典航空券 ディスカウントマイル
2015年度 JALカード割引 国際線特典航空券
(JALさんより)
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この辺りは、実質的な割引によってお得になるとは言え、2つの特典航空券を一度に予約・発券するためには、一度に大量のマイルの消費が前提になるわけですから、そうしたマイルの大量消費に対する実質的な還元策としての位置づけを持っている可能性が高いと管理人は考えています。
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2015年9月1日火曜日
いつでも最大26%引きのディスカウントマイル?海外が目的地の海外発JAL国際線特典航空券の実際のお得度を計算してみた
LCCさん(格安航空会社さん)が一般的になった結果、片道での海外行き国際線航空券がリーズナブルに購入できることもあって、最近は管理人自身も、海外発のJAL国際線特典航空券に注目しています。
この海外発のJAL国際線特典航空券には、
・最終目的地が日本(単純往復と日本での滞在も含む):
自由度の高い国内線2区間を利用可能
・最終目的地が海外(日本には経由地として滞在するのみ)
通常より少ないマイル数で2つの海外目的地を旅行可能
といった異なる特長を持つ、2つの特典航空券が用意されていて、LCCさんなどを利用して別途片道分の国際線航空券で、海外の出発地を訪れる必要があることを考えても、なかなか魅力的なサービスだと管理人は考えています。
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ただ、管理人として気になっているのが、この2つの特典航空券のうち、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券のお得度はどの程度のものなのかということです。
そこで実際に、日本国内から2つの海外エリア行きの特典航空券を2回に分けて予約した時と、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券を利用して、1回の予約した時との必要マイル数を比べてみることにしました。
ちなみに、具体例としては、台北を含むアジア1エリアとパリを含むヨーロッパエリアについて考えると、
2回に分けて予約:
東京→台北→東京、東京→パリ→東京
海外発JAL国際線特典航空券:
(東京→)台北→東京→パリ→東京→台北
という日程になるということです。
ただし、海外発JAL国際線特典航空券の具体例の中で、第一区間の(東京→)台北については、海外発JAL国際線特典航空券には含まれないため、別途LCCさんなどを利用して片道分の準備が必要ということには注意が必要ですね。
また、海外発JAL国際線特典航空券については、日本国内での24時間以上の滞在(途中降機、ストップオーバー)も可能ですから、自由に旅行時期を選べるという意味では、2回に分けて特典航空券を予約する場合と条件的には同じことになります。
そのため、どちらの特典航空券でも、ゴールデンウィークに台北旅行を楽しみ、夏休みにパリ旅行を楽しむというようなことは可能です。
参考リンク:
JAL国際線特典航空券詳細
国際線特典航空券ご注意ご案内
(JALさんより)
それでは、実際に海外が目的地の海外発JAL国際線特典航空券エコノミークラスのお得度をエリアごとに見ていくことにしましょう。
ちなみに、日本と海外のエリアを単純往復した場合のJAL国際線特典航空券の必要マイル数は、
韓国:15,000マイル
アジア1:20,000マイル
グアム:20,000マイル
アジア2:35,000マイル
オセアニア:40,000マイル
ロシア:40,000マイル
ヨーロッパ:55,000マイル
ハワイ:40,000マイル
北米:50,000マイル
となっています。
参考リンク:
JAL国際線特典航空券 マイル早見表
(JALさんより)
○韓国を出発地とした場合:
・アジア1行き 30,000マイル
日本と韓国往復15,000マイル
日本とアジア1往復20,000マイル
通常は合計35,000マイル
海外発の方が約14.3%お得
・グアム行き 30,000マイル
日本との韓国往復15,000マイル
日本とのグアム往復20,000マイル
通常は合計35,000マイル
海外発の方が約14.3%お得
・アジア2行き 45,000マイル
日本との韓国往復15,000マイル
日本とのアジア2往復35,000マイル
通常は合計50,000マイル
海外発の方が10%お得
・オセアニア行き 50,000マイル
日本との韓国往復15,000マイル
日本とのオセアニア往復40,000マイル
通常は合計55,000マイル
海外発の方が約9.1%お得
・ロシア行き 50,000マイル
日本との韓国往復15,000マイル
日本とのロシア往復40,000マイル
通常は合計55,000マイル
海外発の方が約9.1%お得
・ヨーロッパ行き 60,000マイル
日本との韓国往復15,000マイル
日本とのヨーロッパ往復55,000マイル
通常は合計70,000マイル
海外発の方が約14.3%お得
・ハワイ行き 50,000マイル
日本との韓国往復15,000マイル
日本とのハワイ往復40,000マイル
通常は合計55,000マイル
海外発の方が約9.1%お得
・北米行き 55,000マイル
日本との韓国往復15,000マイル
日本との北米往復50,000マイル
通常は合計65,000マイル
海外発の方が約15.4%お得
○アジア1 を出発地とした場合:
・グアム行き 30,000マイル
日本とのアジア1往復20,000マイル
日本とのグアム往復20,000マイル
通常は合計40,000マイル
海外発の方が25%お得
・アジア2行き 45,000マイル
日本とのアジア1往復20,000マイル
日本とのアジア2往復35,000
通常は合計55,000マイル
海外発の方が約18.2%お得
・オセアニア行き 50,000マイル
日本とのアジア1往復20,000マイル
日本とのオセアニア往復40,000マイル
通常は合計60,000マイル
海外発の方が約16.7%お得
・ロシア行き 50,000マイル
日本とのアジア1往復20,000マイル
日本とのロシア往復40,000マイル
通常は合計60,000マイル
海外発の方が約16.7%お得
・ヨーロッパ行き 60,000マイル
日本とのアジア1往復20,000マイル
日本とのヨーロッパ往復55,000マイル
通常は合計75,000マイル
海外発の方が20%お得
・ハワイ行き 50,000マイル
日本とのアジア1往復20,000マイル
日本とのハワイ往復40,000マイル
通常は合計60,000マイル
海外発の方が約16.7%お得
・北米行き 55,000マイル
日本とのアジア1往復20,000マイル
日本との北米往復50,000マイル
通常は合計70,000マイル
海外発の方が約21.4%お得
○グアムを出発地とした場合:
・アジア2行き 45,000マイル
日本とのグアム往復20,000マイル
日本とのアジア2往復35,000マイル
通常は合計55,000マイル
海外発の方が約18.2%お得
・オセアニア行き 50,000マイル
日本とのグアム往復20,000マイル
日本とのオセアニア往復40,000マイル
通常は合計60,000マイル
海外発の方が約16.7%お得
・ロシア行き 50,000マイル
日本とのグアム往復20,000マイル
日本とのロシア往復40,000マイル
通常は合計60,000マイル
海外発の方が約16.7%お得
・ヨーロッパ行き 60,000マイル
日本とのグアム往復20,000マイル
日本とのヨーロッパ往復55,000マイル
通常は合計75,000マイル
海外発の方が20%お得
・ハワイ行き 海外発のJAL国際線特典航空券の設定なし
・北米 55,000マイル
日本とのグアム往復20,000マイル
日本との北米往復50,000マイル
通常は合計70,000マイル
海外発の方が21.4%お得
(グアムとバンクーバー間の旅程でのみ利用可能)
○アジア2を出発地とした場合:
・オセアニア行き 60,000マイル
日本とアジア2往復35,000マイル
日本とオセアニア往復40,000マイル
通常は合計75,000マイル
海外発の方が20%お得
・ロシア行き 60,000マイル
日本とアジア2往復35,000マイル
日本とロシア往復40,000マイル
通常は合計75,000マイル
海外発の方が20%お得
・ヨーロッパ行き 70,000マイル
日本とアジア2往復35,000マイル
日本とヨーロッパ往復55,000マイル
通常は合計90,000マイル
海外発の方が約22.2%お得
・ハワイ行き 60,000マイル
日本とアジア2往復35,000マイル
日本とハワイ往復40,000マイル
通常は合計75,000マイル
海外発の方が20%お得
・北米行き 70,000マイル
日本とアジア2往復35,000マイル
日本と北米往復50,000マイル
通常は合計85,000マイル
海外発の方が17.6%お得
○オセアニアを出発地とした場合:
・ロシア行き 60,000マイル
日本とオセアニア往復40,000マイル
日本とロシア往復40,000マイル
通常は合計80,000マイル
海外発の方が25%お得
・ヨーロッパ行き 70,000マイル
日本とオセアニア往復40,000マイル
日本とヨーロッパ往復55,000マイル
通常は合計95,000マイル
海外発の方が約26.3%お得
・ハワイ行き 60,000マイル
日本とオセアニア往復40,000マイル
日本とハワイ往復40,000マイル
通常は合計80,000マイル
海外発の方が25%お得
・北米行き 75,000マイル
日本とオセアニア往復40,000マイル
日本と北米往復50,000マイル
通常は合計90,000マイル
海外発の方が約16.7%お得
となっています。
また、これら以外の
ロシア-ヨーロッパ
ロシア-ハワイ
ロシア-北米
ヨーロッパ-ハワイ
ヨーロッパ-北米
ハワイ-北米
の組み合わせについては、海外が目的地の海外発JAL国際線特典航空券の設定自体ないので、その部分には少し注意が必要です。
さて、こうして数字としての海外が目的地の海外発JAL国際線特典航空券の割引率を見てみると、これらの割引率は必要マイル数が大きなエリアを組み合わせるほどダイナミックに大きくなる傾向があり、最小でも韓国とオセアニアやロシアの組み合わせでの約9.1%、最大ではオセアニアとヨーロッパの組み合わせでの約26.3%もの割引が得られることが分かりますね。
実際、JAL国際線特典航空券のディスカウントマイルやJALカード割引の割引率は、約12.5%から32%ですから、それらの割引と引き換えに制限の大きなキャンペーンと同等の割引率が利用できる特典航空券という風に管理人は考えています。
つまり、海外が目的地の海外発JAL国際線特典航空券は他の国際線特典航空券同様に、ディスカウントマイル利用時のような発券時期の制限はなく、発券から1年の有効期限内に2つのエリアを目的地に旅行を行うような方にとっては、常に割引が適応された状態で予約が可能ということになりますね。
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もちろん、1年間に2つの海外旅行を行う必要があるという制限だけではなく、割引されるとはいえ、なかなか多くのマイルを一度に消費する必要がある国際線特典航空券予約になるため、すべての方が活用できる種類の特典航空券ではないのですが、それでも、どの時期に利用したとしても1マイルの価値を高める手段として、海外が目的地の海外発JAL国際線特典航空券の存在を覚えておいても損はないと思いますよ。
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