スタンプカードが好きなんですっ！: なぜ人はダイエットに失敗してしまうのか

2015年7月11日土曜日

なぜ人はダイエットに失敗してしまうのか

最近、管理人の友人との間で話題になったことの１つに、ダイエットがあります。

というのも、特に気をつけることなく体型を維持できていた年代は、歳を重ねる中でかなり前の時期に過ぎてしまっているため、友人間でも体型をうまく維持できている人とそうでない人の差がはっきりと表れてしまっていることも、こうした話題が真剣に共有された最大の理由かもしれません。

では、なぜダイエットは失敗してしまうのかというと、継続を前提にした戦略が十分考えられていないことが最大の理由だと管理人は考えています。

というのも、体型の維持、つまり、体重の減少を含めたコントロールをリバウンド無しに成功させるためには、長期的な継続が必要になるのですが、ダイエットが失敗してしまうケースでは残念ながらその継続可能な選択が行われていないことも多いからです。

具体的には、ダイエット開始直後のやる気や気力に頼って厳しい運動や食事制限を始めたりするのですが、そうした無理が長く続く可能性はかなり低いのも事実。

そのような場合、肉体的や精神的に疲れている時や体調不良の時などに、それまでのストレスが爆発する形で、これまでの頑張りを無駄にしてしまい、その無駄にしてしまったという罪悪感から、ダイエット自体をやめてしまうケースが多くなってしまいます。

では逆に、成功するダイエットはどのようなものなのかというと、長期的な継続が可能になる、つまり習慣化できるダイエットだと管理人は考えています。

これはどういうことなのかというと、運動量や食事量など全て含めた今日の生活スタイルが数カ月後の自分自身の姿を作り出している以上、１日や２日、あるいは１週間程度の頑張りは大きな影響を与えるものではありませんから、生活自体をダイエットに適した状態に改善していく、つまりそれを習慣化する必要があるということです。

これを実現できない限りは、リバウンドの恐怖に怯え続けなくてはいけませんから、遅かれ早かれダイエットは失敗に終わるはず。

そのため、ダイエットとは、今後長く続けていく体重管理の習慣探しと言い換えることができるかもしれません。

さて、この習慣探しで特に気をつけなくてはいけないのは、無理なく続けられるレベルの負担のものを探すということです。

具体的には、毎日続けている歯磨きと同じレベルの習慣を探すべきだと管理人は考えています。

やはり、あまりに複雑なものや負担が大きい習慣の場合、最初のやる気あふれる時期はなんとか続けられるかもしれませんが、一方でやる気や気力、根性といった精神的な資源に数年単位で頼ることは不可能だと管理人自身も実感していますから。

また、習慣を探す際に、最初から負担の大きなものを選ぶのではなく、今後継続する中での能力アップを期待して、少し負担の少ないものから始めるということはとてもおすすめです。

具体的には、体重減少やダイエットと聞くと、ジョギングやランニングをイメージする方も多いとは思うのですが、こうした運動は時間あたりのカロリー消費は大きいものの、膝や腰、足など身体への負担や体力の消耗も比例する形で大きくなってしまいます。

その影響で、運動を頑張った翌日以降のダメージは想像以上になってしまい、その辛さは、結果的に数週間から数ヶ月の継続で挫折してしまう原因になりかねません。

それを避けるためには、ダイエットを開始した直後のみ、ウォーキングや水泳、エアロバイク運動など、身体への負担が少なく、それでいて着実に身体の機能を強化できる運動を、続ける習慣として選択するというのも、賢い選択だと管理人は考えています。

もちろん、ウォーキングなどの運動を数ヶ月単位で継続することで、運動する習慣が身につき、さらに、身体自体の運動する準備が完了した状態で、より負荷が大きく、運動としての効率が高いジョギングやランニングにステップアップするというのも理想的ですから。

また、実際に始めてみると、意外にウォーキングなどの負荷の小さいとされる運動でも十分な効果だと感じ、そのままステップアップすることなく続けたり、より負荷の大きな運動とのセットとして、組み合わせるというのも面白いかもしれません。

実際、管理人自身、運動習慣としてランニングを楽しんでいるものの、天気の悪い日などのバックアップとして、エアロバイク運動も続けているのですが、逆にいつでも天候や気温、時間帯に制限されずに運動を楽しめるエアロバイクなしでは、毎日運動を継続する習慣を無理なく続けることはできないと感じているのも正直な部分ですから。

ちなみに、管理人がダイエットのために、続けている具体的な習慣としては、
運動：ランニング、エアロバイク運動、簡単な筋肉トレーニング
食事：晩ご飯抜きの１日２食
といった形になっているように、ダイエットはカロリー消費を左右する運動だけではなく、カロリー摂取を左右する食事の習慣も重要ですから、自動車の両輪をイメージして、運動と食事のどちらも無理のない範囲で続けられる習慣を見つけ出すことがダイエット成功の最重要ポイントだと思いますよ。

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