2017年5月31日水曜日

日帰りバンコク旅行でのコンラッドバンコク滞在ではデイユースではなく一見無駄な一泊分の通常予約を選んだ理由


最近の管理人宅が実際に利用した特典航空券の1つに、日帰りバンコクとしか呼べないような少し変わり種の予約があります。


その具体的な旅程としては、
 金曜日:
  • 羽田21:05→関西22:20
土曜日:
  • 関西00:55→バンコク04:40
  • バンコク23:00→関西6:30(日曜日)
日曜日:
  • 伊丹16:25→羽田17:40
というもので、バンコクでの滞在時間は実質18時間20分のみ。

もちろん、金曜日の夜出発で日曜日の夕方到着ですから、仕事に影響を与えることなく海外旅行+関西旅行を楽しめるメリットがあるとはいえ、短期集中の弾丸旅行になってしまうのは避けられません。


そんな管理人宅がバンコクを訪れる重要な目的の1つは、コンラッドバンコク内にあるシーズンズスパ(Seasons Spa)というスパ施設で、マッサージ(スパトリートメント)を受けることでした。

このシーズンズスパでのマッサージは、2017年3月のバンコク滞在でも利用し、とても良い印象を感じたため、今回は約2ヶ月ぶりのリピート利用になります。

また、メニューとしては、前回の純粋なタイ古式マッサージ120分に対して、今回はタイ古式マッサージをベースにした合計約300分のマッサージを予約済み。

時間的なゆとりだけ見ても前回の2倍以上ですから、日本を出発する前からとても楽しみにしていました。

管理人作成の関連記事:
コンラッドバンコク内にあるSeasons Spaでマッサージを楽しんでみた 


ただし、ほとんどそのマッサージのためだけに日帰りでのバンコク行きを決めた管理人宅が悩むことになったのは、コンラッドバンコクでの滞在方法

というのも、管理人と管理人の家族も一緒のタイミングでシーズンズスパでのマッサージを受けるとは言え、コンラッドバンコクに到着する早朝から帰国のために空港に向けて出発する夕方まで、ずっとマッサージを受け続けるわけではないからです。

実際、シーズンズスパ自体が午前9時からの営業開始ですから、少なくとも早朝に到着してから営業開始までの時間を過ごす場所の確保が必要になります。


そこで最初に考えたのが、宿泊を伴わずに部屋だけをコンラッドバンコクに確保するデイユース

このコンラッドバンコクのデイユース料金は一律で通常宿泊の一泊分の半額に設定されているようで、意外にお得に思えるかもしれません。

しかし、ヒルトンの上級会員用の特典はあくまで宿泊時限定に制限されている関係で、ダイヤモンド会員を維持している管理人宅が本来利用可能な朝食無料やラウンジアクセス、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトといった特典もデイユースでは利用不可。

さらに、通常の一泊の宿泊料金がコンラッドバンコクでは大人2人で約3,600タイバーツから約4,700タイバーツで変動し、その料金の支払いだけで上級会員には朝食も無料提供されるのですが、デイユースはその半額の約1,800タイバーツから約2,300タイバーツの間の料金に、別途大人1人約1,200タイバーツのビジター料金を追加してようやく朝食が楽しめるという状況。


しかも、コンラッドバンコクの2階にあるメインレストラン、Cafe @2では有名な産地の1つだからこそ楽しめる南国のフルーツを中心とした充実の朝食が提供され、とても魅力的なものですから、管理人としてはせっかくバンコクに来たのにそれを見逃すのは考えられません。

管理人作成の関連記事:
カットフルーツと麺類がおいしく楽しめるコンラッドバンコクのメインレストラン Cafe@2での朝食 


特に、ここで提供されるマンゴーはなかなか秀逸。

なぜなら完熟のものがレストラン近くの厨房でカットされ、それらが素早く提供されるためか、甘みを中心とした味わいはしっかり濃厚なようで、その後にはさわやかですっきりとした後味が絶妙なバランスの野性味も伴って感じられるため、管理人自身、ついついおかわりしてしまうほどの一品です。

もちろん、日本の高級なマンゴーの目指す豪華絢爛ながら繊細さも併せ持った甘みとは、努力の方向性が全く違うとは言え、これはこれで管理人のお気に入りになっています。


こうなると、無料のラウンジアクセスやアーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどの特典を比べる以前に、朝食利用の条件だけを見てもヒルトンの上級会員資格を活かせる一泊の通常宿泊の方がお得と管理人は判断しました。

ちなみに、今回の管理人宅のような日帰り滞在では、チェックインの日付を実際に到着する日の前日、そしてチェックアウトの日付は出発する日の当日という形で予約手続きを行います。

その予約手続きとは別にホテル側には、チェックアウト予定の日の早朝に到着し、チェックインを行うということを連絡しておけばトラブルなどなく滞在できるはずです。

管理人作成の関連記事:
快適でお得な滞在のために積極的にホテルへのメール連絡の活用をおすすめする理由 


また、その時の連絡で、ホテル到着予定時刻とホテル出発時刻を、利用する航空会社や便名と一緒に通知すると、ホテル側としても出発時刻までのレイトチェックアウトなどのサービスを考えてくれる可能性も高くなりますから、追加の一手間としてはとてもおすすめだと思いますよ。





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2017年5月30日火曜日

バンコク滞在が24時間未満の日帰り弾丸旅行でもタイのイミグレーションでの入国と出国のパスポートチェックは問題なく通過できるのか


JALマイルのお得な利用方法として最も分かりやすくお得で華やかさが感じられるのは、ファーストクラス国際線特典航空券予約への活用です。

お得度を計算する上での基礎になる1マイルの価値は安定して1マイル=10円を超えるのはもちろん、JALさんやJALさんと提携している各航空会社のサービスの到達点のようなものを存分に楽しめる点で、とても魅力的なマイルの使い方だと管理人は考えています。

では、1マイル=10円を超えるマイルの使い道はファーストクラスに限られるのかというと、実は意外なことに、エコノミークラスでの利用でも実現可能です。

それが日帰りを中心とした短時間の現地滞在用の予約に利用する方法

というのも、有償航空券の様々な割引運賃には現地での最低滞在期間が設定されていて、それを満たさない場合は割高な普通運賃を利用するしかないという制限が存在しているのですが、マイルを利用した特典航空券の場合、そんな制限を気にすることなく利用可能。

そのため、普通運賃でしか利用できないような予約では、エコノミークラス特典航空券でも、1マイル=10円の価値をあっさり超えてしまうことになります。


実際、管理人が最近利用したのは、
 金曜日:
  • 羽田21:05→関西22:20
土曜日:
  • 関西00:55→バンコク04:40
  • バンコク23:00→関西6:30(日曜日)
日曜日:
  • 伊丹16:25→羽田17:40
という日帰りバンコクとしか呼べないようなエコノミークラスの特典航空券。

必要マイル数は2017年6月30日までの期間限定で割引が適用されるJALカード割引の利用で、羽田発着の国内線込でも24,000マイルのみでした。

ちなみに、有償航空券を同じスケジュールで予約した場合、普通運賃でしか利用できず、その合計金額は413,000円ですから、1マイルの価値は17.2円。


ファーストクラス
普通運賃(円)
必要マイル数
(マイル)
1マイルの
価値
日本からの
距離
ニューヨーク 2,048,000 140,000 14.6円 6,737マイル
シカゴ 2,011,000 140,000 14.3円 6,283マイル
ロンドン 2,508,000 160,000 15.7円 6,214マイル
パリ 2,508,000 160,000 15.7円 6,194マイル
ロサンゼルス 1,639,000 140,000 11.70円 5,458マイル
サンフランシスコ 1,639,000 140,000 11.70円 5,130マイル

この数字だけ見ると、最も価値の高いとされる1マイル=15.7円のロンドンやパリへのファーストクラス特典航空券をも上回っています。

しかも、ビジネスクラスやプレミアムエコノミーの空席状況によっては、出発空港チェックインカウンターでのマイルを使った当日アップグレードの対象にもなりますから、エコノミークラスだけではなく上位クラスもお得な必要マイル数で利用できる可能性も十分ありです。

管理人作成の関連記事:
エコノミークラスなのに1マイル=10円以上のマイル価値になるJAL特典航空券の活用方法

JALビジネスクラスにディスカウントマイルやJALカード割引を利用したお得な特典航空券で搭乗する方法


さて、そんな日帰りバンコクを予約した管理人が唯一気になっていたのは、タイの出入国管理(イミグレーション)での入国と出国のパスポートチェックは問題なく通過できるのかということでした。

というのも、今回の管理人宅の旅程の場合、タイでの滞在時間は実質18時間20分。

早朝に到着した後はタイ国内に1泊もせずに、その日の深夜便で日本に帰ってしまうような状況です。

管理人自身、少し不安でしたから、旅程について少し詳しく質問された時の事前対策をしなかったわけではありません。

具体的には、バンコクでの滞在先として到着前日から部屋を確保しているホテルの予約状況を印刷したものやメインの目的として予約しているスパの予約確認書なども用意し、短い滞在期間について質問された時にすぐ提示して応えられるように用意していました。

また、スムーズな手続きをサポートするために、挨拶をしてパスポートと必要書類、Eチケットを係官に手渡した後は、指示されるのを待たずに顔写真撮影用のカメラをじっと見つめるなど、出入国管理にフレンドリーな旅行者として関わるような工夫も。

その結果、管理人も管理人の家族も、変わったことは質問されず、入国時と出国時の両方でスムーズに手続きが完了し、タイの出入国管理名物とされる長い長い行列から開放されました。

つまり、少なくとも日本のパスポートの利用者はタイ滞在が24時間未満の日帰り滞在でも特に手続きには問題なく、入国と出国が可能と言えそうです。


もちろん、せっかく飛行機で日本から片道5時間前後移動するのですから、タイには日帰りではなくもっと長く滞在する方が満足度の面で高いのは間違いありません。

しかし、ディスカウントマイルやJALカード割引といった国内線特典航空券の利用と大きく変わらないようなお得なマイル数で、週末の国内日帰り旅行感覚の手軽な海外を楽しむ選択肢として、深夜便が充実しているタイ・バンコクというのもなかなか有望だと思いますよ。








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2017年5月29日月曜日

急な運休でキャンセルされたJAL成田-パリ線JL415とJL416の振替手続きしてみた


マイルを使った特典航空券でも、お金で支払う有償の航空券でも、基本的には予約受付開始直後のタイミングでの予約が最もお得と考えている管理人宅では、JALさんが国際線予約の受付を開始する330日前の時期を中心に重要な予約は確保するようにしています。

ただし、こうした予約方法を選択する最大のデメリットの1つが、スケジュール変更に遭遇する確率が格段に高くなるというものです。

もちろん、スケジュール変更と言っても、数分から十数分程度発着時間が変更されるものから、機材の変更によって上位クラスがなくなってしまうもの、そして、最も重篤で危険なものとしてはフライト自体がキャンセルされ、そのままでは旅行の継続自体が困難になってしまうものまで多種多様。

そんな中、管理人が今日実際に遭遇したのは、最も危険なフライトキャンセルで、その対象のフライトは、年末年始ヨーロッパ旅行用に予約していた成田-パリ線です。

実はこの成田-パリ線は成田-ソウル(仁川)線と一緒に一部報道で運休対象として報じられていて、その予約を持っている管理人自身、警戒している中で10月29日からの運休決定になりました。

管理人作成の関連記事:
JAL成田-パリ線、成田-ソウル(仁川)線の急な運休&廃止決定でも慌てないための処方箋(JL415.JL416.JL959.JL954)



もちろん、運休決定によってキャンセルが発生しても、JALホームページ上などで確認可能な予約詳細には
「調整中につき予約内容を表示できません。詳しくは別途当社よりご案内いたします。」
というエラーメッセージが表示され、JALさん側からの連絡を待つように指示されます。

しかし、しかし、運休などが決定した時点で、すでにより良い条件の代替案の争奪戦は開始されてしまっていると考えるのが正解です。

実際、振替先として設定されている飛行機の空席が限られている以上、すべての利用者が元々予定していた日の同じ区間の便に乗れる保証はありません。

そのため、スケジュールがめちゃくちゃになってしまう可能性の高い前日や翌日の便への振替はもちろん、不便でリスクのある乗り継ぎ便への振替、さらには、振替自体が不可とされ、キャンセルによる払い戻しを促されてしまう可能性も。

そうした状況を回避する最も確実な方法の1つが、JALさん側から連絡前でも事前に運休によるキャンセルが分かっている場合には、利用者側から連絡をとって振替を依頼することです。

具体的な窓口は、JAL国際線予約の電話でのお問い合わせデスクです。
ちなみに、電話番号は0570-025-103 、 03-5460-3737。
営業時間は年中無休で8:00から19:00まで。

管理人宅の場合、管理人と管理人の家族の2名分の有償航空券が運休によるキャンセルの影響を受けることになりましたから、それら2冊の航空券について振替を依頼することにしました。

本人確認を終えた管理人が電話に出てくれた担当のオペレーターさんに成田-パリ線の事情を話すと、すでに組織内での運休によるキャンセルの情報共有は完了しているようで、スムーズに振り替え続きの案内が始まります。

オペレーターさんによると、成田-パリ線を予約している利用者には、基本的に同日の羽田-パリ線がすでに割り当てられていて、前後の国内線乗り継ぎなどの調整がなければ、後は旅程を確認するだけで振替手続きは完了するとのこと。

実際、管理人宅の手続きでも旅程の最終確認とその後の座席指定を入れても3分程度で終了するシンプルなものです。

実は管理人自身、JALさんに限らず、これまでにも運休やコードシェア解消によるキャンセルなどで振替対応を10回近く経験しているのですが、 これほどスムーズな振替手続きは経験したことがありません。

やはり、運休の発表直前までは運航するつもりで予約を受け付けていたフライトをまるごと1つをキャンセルしてしまう以上、その時には多かれ少なかれ人の手による調整作業が必要になるからです。

しかし、そうした難しさを全くと行っていいほど感じさせないということは、管理人宅が利用する年末年始でもよほど空席が多いということなのかもしれません。


そこで、管理人が実際に調べたのが、成田-パリ線の運休でJALさん唯一のパリ直行便となった羽田-パリ線の2017年5月29日現在の年末年始の空席状況です。

具体的には、12月24日から1月8日までの往路と復路の
  • ファーストクラス(F)
  • ビジネスクラス(C)
  • エコノミークラス(Y、プレミアムエコノミーも含む)
の残席数を、
  • ○:空席あり
  • △:若干空席あり
  • 1~9の数字:残りの座席数
という記号や数字を利用して下の表にまとめてみました。


往路F 往路C 往路Y 復路F 復路C 復路Y
12/24 6 6
25 6 6
26 6 6
27 6 7
28 6 6
29 5 6
30 5 6
31 6 6
1/1 6 6
2 6 6
3 8 5
4 8 6
5 7 6
6 6 6
7 7 6
8 6 6

この結果を見て、管理人が驚いてしまったのは、いずれのクラスと日程でも満席になっているフライトはないことです。

というのも、オフシーズンとは言え、表にまとめた対象期間は年末年始の繁忙期。
さらに、運休でキャンセルされた成田-パリ線の利用者を振り替えた後にも関わらず、エコノミークラスでも△になったフライトが1つも存在していません。

参考リンク:
国際線スケジュール案内
JALさんより)


つまり、成田-パリ線はもちろん、羽田-パリ線も想像以上に利用者の集客に苦戦し、2つのフライトを合わせても満席には程遠い状況だったのかもしれませんね。

そう考えると、管理人自身、成田-パリ線の運休という結果も納得できます。

ちなみに、管理人が振替前の予約で成田-パリ線を選んだのは、アクセスなどの利便性に優れた羽田-パリ線に比べて基本運賃自体が安く、さらに最も安価な運賃クラスの提供席数をかなり絞っていたのか、管理人宅の予約時点でその差は数万円にもなっていたからです。

 参考リンク:
JAL国際線運賃 ヨーロッパ行き
JALさんより)


つまり、結果的に今回の運休で、本来は成田-パリ線に比べて価値の高い羽田-パリ線に無料で振り替えてもらえましたから、その点だけ見ると管理人にとってはお得な出来事だったと言えそうですね。






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2017年5月28日日曜日

JALとANAの上級会員よりも優遇のヒルトンプレミアムクラブジャパン年会費25,000円が無料になる期間&対象者限定キャンペーン終了まで残り3日間


管理人宅では、日本国内のヒルトン、コンラッド、ダブルツリーbyヒルトンと韓国のコンラッド・ソウルでの宿泊料金が20%OFFになる有料の優待プログラム、ヒルトンプレミアムクラブジャパンを毎年欠かさず継続しています。

このヒルトンプレミアムクラブジャパンは、初年度の年会費が25,000円ですが、更新時には10,000円の割引された年会費負担で10,000円分の宿泊割引券がもれなくプレゼントされますから、一年間に一度でも対象のヒルトンブランドのホテルを利用する方にとっては、実質無料で宿泊料金20%OFFの特典を活用できるお得なサービスです。

そんなお得なヒルトンプレミアムクラブジャパンへの入会をためらう最大の理由は間違いなく、入会時に必要な25,000円の初年度年会費。

しかし、様々な会員サービス向けの特典として、初年度年会費の優遇が通年あるいは期間限定で提供されているため、そのチャンスを利用すると、かなりお手軽なヒルトンプレミアムクラブジャパン入会も難しいものではありません。

そんな間違いなくお得なチャンスの1つが、 MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード会員JAL アメリカン・エキスプレス・ カード プラチナ会員、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード会員向けの初年度年会費無料キャンペーンです。


このキャンペーンについて簡単に説明すると、
  • 通常25,000円の初年度年会費が完全無料になるキャンペーン
  • 対象者はMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、JAL アメリカン・エキスプレス・ カード プラチナ、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード会員の本会員と家族会員
  • ヒルトンプレミアムクラブジャパンへの初回入会者のみ対象
  • 入会手続きは専用サイトからのオンライン申し込みのみ可能
  • キャンペーン期間は2017年5月1日(月)から31日(水)まで 
  • 10,000円分の宿泊割引券のプレゼントは対象外
  • 今回のキャンペーン申込みでの会員資格有効期限は2018年5月31日まで
  • 2年目以降の更新には10,000円の年会費負担が必要
  • 2年目の更新手続きは2018年3月頃から受付開始
といったところでしょうか。

参考リンク:
【5/31まで】ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン無料入会キャンペーン
MUFGさんより)

ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン入会キャンペーン 初年度年会費通常価格25,000円が無料!(MUFG)
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン入会キャンペーン 初年度年会費通常価格25,000円が無料!(セゾン) 
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンさんより)


ちなみに、こうしたヒルトンプレミアムクラブジャパンの年会費優遇キャンペーンで特に有名なのは、JALさんやANAさんの上級会員を対象に頻繁に開催されているものがあります。

JAL FLY ONステイタス会員対象「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン」入会キャンペーン!
JALさんより)

ANAプレミアムメンバー対象「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン」入会キャンペーン
ANAさんより)


ただし、これらのキャンペーンと今回のキャンペーンの最大の違いは、やはり優遇の大小です。

というのも、JALさんやANAさんの上級会員向けキャンペーンでは10,000円の年会費を支払った上で10,000円分の宿泊割引券を受け取る実質無料という条件ですが、今回のキャンペーンでは、年会費負担が全くない完全無料という部分で大きく優遇されているのは間違いありません。

しかも、本会員だけではなく、家族会員も対象ですから、とりあえず家族会員もヒルトンプレミアムクラブジャパンに入会してみるというようなお手軽な利用ができるのはこのキャンペーン最大のメリットですね。

実際、家族会員が独自に一年間のヒルトンプレミアムクラブジャパンの会員特典を利用してみて、それらが活かせないと感じた時には更新しなければよいだけ。

そのため、無料お試しの機会としてもかなり魅力的です。


ただし、せっかくお得なキャンペーンの対象になっているMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、JAL アメリカン・エキスプレス・ カード プラチナ、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのそれぞれの会員に対しても積極的にキャンペーン内容を案内していないためか、管理人の身近な友人も知らなかったとかなり驚いているような状況でした。

そのため、キャンペーン終了直前時期の念のためのリマインダーとして作成したのがこの記事です。

もちろん、今回のキャンペーンの対象になっている3枚のカードは年会費負担がMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードが21,600円、JAL アメリカン・エキスプレス・ カード プラチナが33,480円、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードが21,600円と比較的高額な部類なのは間違いありません。

参考リンク:
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
MUFGさんより)

JALカード プラチナ
JALさんより)

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンカードさんより)


しかし、他のサービスや特典と同様に、こうしたキャンペーンも活かせるのであれば、意外に安定してお得に利用できるカードという印象を管理人自身も強く感じていて、それがカードの継続を続けている大きな理由の1つになっています。





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2017年5月27日土曜日

JAL成田-パリ線、成田-ソウル(仁川)線の急な運休&廃止決定でも慌てないための処方箋(JL415.JL416.JL959.JL954)


管理人宅にとって気になるニュースが最近一部報道で伝えられました。

それは2017年9月の冬ダイヤ切り替えからJALさんがオーストラリアとハワイのそれぞれの都市への新規就航と、成田-パリ線と成田-ソウル(仁川)線の運休&廃止を検討しているというもの。

もちろん、JALさんが正式に発表したものではありませんから、今現在の状況は流動的です。
 
しかし、パリについては成田-パリ線の他に羽田-パリ便も1日1便運航されていること、そしてヨーロッパが観光のオフシーズンになる冬ダイヤへの切り替えというタイミングから、運休や廃止も可能性としては十分考えられます。

また、成田-ソウル(仁川)についても、羽田-金浦線まで1日3運航されていること、そして最近の韓国を巡る情勢を考えると、成田-パリ線同様の決定はやむなしかもしれませんね。
 

そうなると管理人が最も気になるのは、冬ダイヤへの変更以降に成田-パリ線や成田-ソウルの予約を確保している利用者へのJALさんとしての対応。


というのも、実は管理人自身も、2017年-2018年の年末年始のヨーロッパ旅行用に運休などの可能性が伝えられている成田-パリ線を予約済み&利用を予定しているため、完全な当事者になっているからです。

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では、予約済みの便で運休などに遭遇した時には、どのようなことに気をつけて、どんな風に行動するべきなのか?

そんな時に管理人として絶対におすすめしたいのは、運休や廃止の決定が判明次第、できるだけ早くJALさんの国際線予約の電話窓口に利用者側から連絡を取るというもの。
  

もちろん、JALさん側の理由で元々予定していた便の利用ができなくなった時には、予約詳細には上の画像のように、
「調整中につき予約内容を表示できません。詳しくは別途当社よりご案内いたします。」
というエラーメッセージが表示されるため、JALさんからの連絡を待っていても問題ないと考える方も多いかもしれません。

しかし、運休などが決定した時点で、すでにより良い条件の代替案の争奪戦は開始されてしまっていると考えるのが正解。

なぜなら、振替先として設定されている飛行機の空席が限られている以上、すべての利用者が元々予定していた日の同じ区間の便に乗れるとは限らないからです。

もちろん、仮にパリ発成田行きのJL416が運休になってしまった時には、パリ発羽田行きのJL46への振替が最優先で行なわれるはずです。

しかし、問題になるのはそのJL46便にJL416便の利用者全員に対応できる十分な空席がなかった場合。

この時、電話などでの連絡やその後の対応が提供してもらえる順番は上級会員や乗り継ぎ情報が登録されている利用者が優先され、一般の利用者は後回しになります。

その結果、一般利用者への連絡がもらえる頃には最も運休の影響が少ないJL46便は満席となり、別の方法での対応が提示され、そこから選ぶしかない状況に変わり果てているはずです。

その対応とは、
  • 前日や翌日など別の日に運航されるJL46への振替 
  • パリ→ロンドン→羽田というような乗り継ぎ便への振替
といったもので、元々の予定していた日程から大きく変更された不便な旅行に。

ちなみに、この他には他社便への振替も考えられるのですが、今回の運休などが理由のケースでは、振替の規模が大きくなってしまう関係で、コスト負担が重くなるとされる他社便振替対応への交渉はなかなか厳しく、こうした制限のある他社振替に最初から期待するのはあまりおすすめできません。


これらの不便な状況を回避するためには、JALさんからの電話をいつまでもただ待つのではなく、利用者側から積極的に問い合わせの電話を行うべきです。

ちなみに、問い合わせの電話では、JALさんからいくつか具体的な対応方法が提示されるはず。

しかし、逆に利用者側の「(仕事などの都合で)何日の何時までに到着しなくてはいけない」というような事情や「(できるだけ早く確実に帰ることができるなら)乗り継ぎでもかまわない」といった希望を伝えると、対応の優先順位が高くなったり、より希望通りの形に落ち着くように配慮されるようになりますから、振替交渉で役立つ利用者側のテクニックとして活用する価値は十分あると管理人は考えています。


もちろん、こうした形で利用者側からの電話での問い合わせを行うためには、できるだけ早くそのきっかけとなる運休などの決定を知ることが重要ですから、管理人自身、1日に1回程度は予約詳細をチェックするなどして、スケジュールに変更が発生していないかどうか警戒する予定です。

また、その結果はこのブログの記事やツイッター上のツイートで速報としてお知らせ&共有する予定ですから、 成田-パリ線のJL415とJL416、成田-ソウル(仁川)線のJL959とJL954の冬ダイヤ以降の予約に関係のある方は、管理人のツイッターアカウント、スタ好き(@sta_kan)のフォローもおすすめだと思いますよ。





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2017年5月26日金曜日

エコノミークラスなのに1マイル=10円以上のマイル価値になるJAL特典航空券の活用方法


コツコツとJALマイルを貯めている管理人がマイルの使い道として国際線のファーストクラスを第一目標にしているのは、それが1マイルの価値を高いものにできるお得な使い道だからです。

実際にJALさんがファーストクラスを運航する路線として有名なニューヨークとロンドンなどの運賃と必要マイル数、そして1マイルの価値を並べたのが下の表。


ファーストクラス
普通運賃(円)
必要マイル数
(マイル)
1マイルの
価値
日本からの
距離
ニューヨーク 2,048,000 140,000 14.6円 6,737マイル
シカゴ 2,011,000 140,000 14.3円 6,283マイル
ロンドン 2,508,000 160,000 15.7円 6,214マイル
パリ 2,508,000 160,000 15.7円 6,194マイル
ロサンゼルス 1,639,000 140,000 11.70円 5,458マイル
サンフランシスコ 1,639,000 140,000 11.70円 5,130マイル

こうして数字で比べてみるとファーストクラスが運航されているいずれの目的地も1マイル=10円をしっかり超えていることが分かりますね。

参考リンク:
北米行き 普通運賃
ヨーロッパ行き 普通運賃
JALさんより)



では、この1マイル=10円というマイルの価値はファーストクラスでしか到達できない数字なのかというと実はそうではなく、意外にもエコノミークラスでもマイルの使い方によっては実現できるものです。

その使い方とは、短時間の現地滞在用の予約。


実際に最近管理人が利用したのは日帰りバンコクとでも言うしかないような、
金曜日:
  • 羽田21:05→関西22:20
土曜日:
  • 関西00:55→バンコク04:40
  • バンコク23:00→関西6:30(日曜日)
日曜日:
  • 伊丹16:25→羽田17:40
という旅程で、メインになるはずのバンコク滞在時間はわずか18時間20分。

通常、東京発のバンコク行きでは、バンコクでの滞在が2日以上必要ですから、現地滞在が2日未満のこの旅程は高額な普通運賃でしか予約できません。

一方で、特典航空券を利用した旅程の場合はそういった制限は一切なし。

しかも、アクセスの便利な羽田空港からの21時以降のフライトを利用するため、仕事を終えた後の金曜日の夜に出発して、休みを追加することなく日曜日までに帰ってくることも十分現実的です。


特に、バンコクも含めたアジア2のエリアでは、2017年6月30日出発分まで通常35,000マイルが必要なエコノミークラス特典航空券もディスカウントマイルで25,000マイル、さらにお得なJALカード割引で24,000マイルまでの割引も利用可能とお得度は十分。

そこで、1マイルの価値をバンコク線の金曜日出発→土曜日帰国の普通運賃は413,000円を元に計算してみると、
  • 通常マイル11.8円(413,000円÷35,000マイル)
  • ディスカウントマイル16.5円(413,000円÷25,000マイル)
  • JALカード割引17.2円(413,000マイル÷24,000マイル)
という状況で、マイルの価値も1マイル=10円をあっさり越えてしまっています。

参考リンク:
アジア行き 普通運賃
JALさんより)


さらに、この旅程は1マイルの価値が高いだけではなく、関西空港には朝早くに到着する関係で、そこから伊丹空港から羽田空港行きが出発する時間まで、京都や大阪などの関西の観光地を半日程度楽しむこともできます。


管理人自身も、最近は2月にも訪れた京都を、お気に入りの目的地だけを厳選する形で早朝からお昼すぎまでざっくり半日で巡ってみたのですが、その満足度は想像以上でした。


もちろんかなりの弾丸日程ですから多少の疲れを感じるのも正直な部分。

しかし、十分お得なマイルの負担だけで、金曜日の夜から日曜日の夜までの限られた時間でも海外と国内の都市の両方をまるで国内旅行のような感覚で週末に気軽な観光できるのは、やはりマイルを使った特典航空券だけです。

じっくり貯めてファーストクラスの予約というのも選択肢としては間違いなく華やかさがありますが、今回の記事で取り上げたお得な週末観光のように、マイルを貯めているからこその魅力を感じるメリットを手軽に活用してみるのもなかなかおすすめだと思いますよ。





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2017年5月25日木曜日

出国審査前に利用できるのに関西国際空港で最も遅くまで利用できるアンバランスなカードラウンジ、比叡を深夜便搭乗前に利用してみた


関西国際空港(関空)には、プライオリティパスやクレジットカードの提示で利用できるラウンジが合計5箇所あります。

具体的には、
KALラウンジ
  • プライオリティパス対象ラウンジ
  • 制限エリア外(出国審査前)
  • 営業時間は7:00~19:05(火・木・土・日)、7:30~19:05(月・水・金)
  • 途中14:00~15:30は営業休止 
比叡
  • ゴールド以上のクレジットカード対象ラウンジ
  • 制限エリア外(出国審査前)
  • 営業時間は7:30~22:00
六甲、金剛、アネックス六甲
  • ゴールド以上のクレジットカード対象ラウンジ
  • 制限エリア内(出国審査後)
  • 営業時間は7:30~21:00
といった内訳。

管理人作成の関連記事:
営業時間終了まで直前1時間の関空KALラウンジでは食べ物ラインナップの大幅縮小に要注意

参考リンク:
カード会社メンバーズラウンジ詳細
関西国際空港さんの公式ホームページより)


この中で関空から深夜便で出発した管理人が実際に利用したラウンジは、意外にも出国審査後の制限エリア内にある六甲、金剛、アネックス六甲の3つではなく、保安検査や出国審査を受ける前の制限エリア外にある、KALラウンジと比叡の2つでした。

まず、KALラウンジは元々大韓航空のビジネスクラス利用者を対象にしたビジネスクラスラウンジということもあって、これらのラウンジの中では最もサービスが充実しています。

そして、比叡は搭乗する深夜便までの待ち時間の関係で、この中で最も遅くまで営業しているラウンジとして利用することにしました。


それにしても、深夜便の運航である程度の需要があるはずの制限エリア内のラウンジはすべて21:00までに営業が終了するのに、制限エリアの外にあるラウンジが最も遅い時間まで営業しているというのは、なかなかアンバランスな印象を感じてしまいますね。


その比叡は第1ターミナル3F北にあるラウンジです。

実は、このすぐお隣はKALラウンジですから、利用の目的や時間帯によって2つのラウンジを使い分ける時にもとても便利でした。


入り口には、利用対象のカード一覧や注意事項が案内されています。

ちなみに、ラウンジでの携帯電話での通話は厳しく制限されていて、かなり多くの外国人の方がラウンジ内に用意された電話ブースへの移動をラウンジスタッフの方によって促される様子が見られました。


ラウンジ内はとても広いというわけではないものの、十分なスペースが確保されていて、ゆったりと過ごせるようになっていました。


一般的なソファ席はもちろん、対面式のテーブル席も用意され、様々なグループ構成でもある程度対応できます。


ラウンジの一番奥にはビジネス用途向けに仕切りと机がセットになったデスク席も用意されているなど、カードラウンジの限られたスペースを上手に活用している様子が特に印象的でした。


そんなスペース活用の一環なのか、有人のマッサージスペースも完備。

流石に利用は有償ですが、それでも意外に多くの方が旅行中のリフレッシュとして、マッサージスペースのある廊下の奥に消えていくため、想像以上に繁盛しているサービスなのかもしれませんね。


一方で、飲み物や食べ物については、あくまでカードラウンジですからとてもシンプルなものです。


飲み物は国内のラウンジではよく見かけるドリンクサーバーが2台用意され、冷たいソフトドリンクと温かいスープやお茶などが提供されています。


また、その他には、別途ドリップされたコーヒーもちょっとしたお菓子やおつまみの近くに用意されています。


ちなみに、その近くにはおかき2種類と柿の種。

この中でも、3種類あるうちの真ん中に用意されているおかきは、他の2種類に比べてしっかりとコストが掛けられていると感じる意外においしいものが良好な状態で提供中。

ただし、アルコール類の空き瓶もディスプレイされているのですが、1杯目から無料での提供ではなく、すべて有償でラストオーダーもラウンジ終了30分前までに設定されているのは要注意です。


その他のドリンクとしては、冷蔵庫にオレンジジュースやトマトジュース、野菜ジュース、牛乳、水が用意されています。

ちなみに、この冷蔵庫には意外に見落としやすいお菓子が一品用意されていました。

それが一番上の段にある1口サイズのチョコレートです。

あまり他のラウンジでは見かけることのない甘さしっかりのチョコがひんやりと冷やされているあたりも、マッサージスペースの完備と同様に、意外なところで特徴を感じさせるこのラウンジらしさの1つなのかもしれませんね。





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2017年5月24日水曜日

まるでビジネスジェット&遊覧飛行でB777やB787よりも乗りたくなる飛行機 ボンバルディアCRJ-200(CRJ)の魅力


コツコツと毎日の生活の中でJALマイルを貯めて、国際線特典航空券の予約に活用している管理人宅では、飛行機での旅行を積み重ねていくと、だんだんお気に入りの飛行機の種類(機材)も見えてくるようになりました。

具体的な管理人宅お気に入りの機材は、ボーイング777-300ER(773)とボーイング787-8の2つ。

ボーイング777-300ER(773)の方はJALさんが唯一国際線ファーストクラスを運航する機材として、ボーイング787-8は搭乗時の湿度や上昇下降時の気圧の変化への配慮に優れた最新鋭機として、やはり気になる存在と言えます。

ちなみに、管理人自身、機内環境が快適なボーイング787-8でファーストクラスが運航されたらいいなとずっと思っていたのですが、それが現実のものとしてすでに運航されているブリティッシュエアウェイズさんによるボーイング787-8の兄弟機、ボーイング787-9のファーストクラスをすでに予約中。

参考リンク:
ボーイング777-300ER(773)
ボーイング787-8
 (JALさんより)

ブリティッシュ・エアウェイズ ファーストクラス
ブリティッシュ・エアウェイズさんより)

管理人作成の関連記事:
27万マイル分のJALマイルを使った特典航空券でブリティッシュ・エアウェイズ ファーストクラス 東京-ロンドン-パリの大人2人分を予約してみた 


そんな管理人宅にとって意外な機材が急遽お気に入りの1つとして加えられることになりました。


それが、ボンバルディアCRJ-200(CRJ)。


この機材は、全長が26.8m、定員50人のとてもコンパクトなサイズの国内線専用飛行機です。

実際、JALさんが運航している最大の大型機、ボーイング777-300ER(773)の国内線版、ボーイング777-300の全長73.9m、定員500人と比べると、その差は圧倒的。

参考リンク:
ボンバルディアCRJ200(CRJ)
ボーイング777-300 (773)
 (JALさんより)


しかし、最大の魅力は、その窓から楽しめる景色です。


やはり、大型機はもちろん中型機と比べても低い高度を飛ぶためか、窓から見える景色がとても近く感じられ、まるで遊覧飛行のような状態をかなりの長時間楽しめます。


もちろん、山脈などを越える時には、飛行高度も高くなります。

しかし、それでも山の尾根の形が精細でとても立体的なものに感じられるなど、思わず見入ってしまう美しさがありました。

特に、天気の良い日は窓側の座席を指定しないのはとても損だと感じてしまうほど。


また、高度があまり高くはないということは、気圧の変化の抑制にも良い影響を与えているのか、耳の鼓膜への負担を全くと言っていいほど感じないまま過ごせたのは、搭乗前に感じていた小型機への不安から考えると、本当に嬉しい誤算でした。


ちなみに、小さなサイズの影響で天井がとても近く感じられるのですが、通路を中心に十分な高さも確保され、機内での移動や乗り降り、上の棚への荷物の出し入れも問題なく行えるようになっています。


シートは全席革張りのものが採用され、体重をしっかりと支えてくれる良好なもの。


前後のシート間の間隔も十分ゆとりを感じるもので快適。

少なくとも最前席の座席以外の席も快適に過ごせるだけのスペースが確保されているのは嬉しいですね。

ちなみに、管理人宅が選択したのは、1Aと1Cの左側の最前列の席でしたが、右側の1Hと1Kが空席とのことで、客室乗務員の方に許可を取ってから移動しました。

その席から見えるのは、この機材独自のドアでした。


というのも、タラップと一体になっていて、通常イメージする飛行機のドアとはかけ離れた形になっています。


しかも、運航中に客室乗務員の方が座るシートは、なにかの秘密兵器のように収納されていたものがスライド操作後に設置されるなど、小型機らしい細かな工夫が随所に見られたのは大満足でした。


ただし、機内スペースの関係なのかトイレがコンパクトというよりもかなり窮屈で狭いことと、搭乗時や降機時にボーディングブリッジではなく、タラップを利用した徒歩移動が必要になる可能性があることだけは、それが気になる方には少しだけ注意が必要かもしれませんね。


ちなみに、このボンバルディアCRJ-200(CRJ)は、JALさんの関連会社の1つ、J-AIRさんが運航する、
  • 伊丹-青森、秋田、山形、新潟、出雲、松山、福岡、宮崎
  • 福岡-花巻
の各国内線で活躍していますから、機内で提供されるサービスはソフトドリンクとキャンディーのみ。

座席クラスとしても、ファーストクラスはもちろん、クラスJすら設定されていません。


しかし、元々あまり長くはない飛行時間の路線を中心に利用されている機材ですから、窓の景色を楽しみながら機内でゆったりと過ごしていると、退屈せずにあっという間に到着してしまう意外に快適で魅力的なフライトになるはずです。





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2017年5月23日火曜日

営業時間終了まで直前1時間の関空KALラウンジでは食べ物ラインナップの大幅縮小に要注意


管理人宅が関西国際空港(関空)から出発する時に利用することになるラウンジの1つが、プライオリティパスでの入室が可能なKALラウンジです。

この関空KALラウンジは、保安検査や出国審査の必要な制限エリアの外にあるプライオリティパス対象の一見とても気楽そうなラウンジながら、大韓航空さんがビジネスクラス利用者や同社の上級会員向けにサービスを提供しているため、同じような立地の成田空港のものとは大きく異なっています。


具体的には、通常のソフトドリンクやおつまみに加えて、無料の各種アルコール、さらにはカップラーメンやおにぎり、惣菜パン、菓子パンなどの軽食なども用意されます。


ただし、そうした状況は通常時に限られていることは意外に要注意。

というのも、19時05分の営業時間終了まで1時間を切ったタイミングにラウンジのサービスは大きく変化してしまうからです。


この時間帯になると、それまで用意され補充も行なわれていたおにぎりやパン類などはかごなどと一緒にあっという間に片付けられ、食べ物の種類は大きく減少してしまいます。


結果、主な食べ物として残されるのは、ラーメンやうどんのインスタントカップ麺と味噌汁やコーンポタージュスープのインスタントスープ。


その他には、ビスケットや柿の種、キャラメルなどのお菓子類も用意されています。

これらの食べ物については、おにぎりやパン類とは違って、補充がラウンジの営業終了まで継続。

しかし、この終了直前の時間帯にちょうど訪れた外国人の利用者の方は、ビジネスクラスラウンジとは思えない残念な食べ物のラインナップに驚いている様子でした。


ただ、アルコールについては、営業終了直前だからと言って品揃えが縮小することもなく、ポンポン新しいボトルの栓が開けられるなど、あまり惜しむことなく補充されている様子が見られました。


そうした補充のスタンスはソフトドリンクも同様。

缶で提供されている飲み物がきれいに並べられていますね。


ちなみに、この時間帯になると利用者自体がとても少なくなるためか、それまでの混雑と喧騒から開放され、ラウンジ内がとても静かに過ごせるようになります。


もちろん、座席数自体もあまり多くはなく、利用する曜日や時間帯によっては、プライオリティパスやダイナースクラブカードでの入室が制限されてしまうことすらありえてしまうなど、確実性で大きなデメリットのあるラウンジです。

管理人作成の関連記事:
プライオリティパス入室拒否(利用不可)トラブルと解決策(関空KALラウンジ)



しかし、スペースに余裕があって静かな時間が流れている時のラウンジの雰囲気はなかなか良く、結果的に混雑が原因の入室制限も解除されますから、飲み物でちょっと一息をつく目的にはあえて営業終了直前に訪れてみるのも悪くはないのかもしれませんね。

主要な食べ物は撤収済みであまり期待はできないものの、より長い営業時間の近くにある他のラウンジよりは混雑が緩和され、空いている可能性もありますから。





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