管理人宅が国内で最も気に入っているホテルと言えば、それは間違いなくコンラッド東京さん。
しかも、最近は2017年の1月から3月までの約2ヶ月間もの工事期間を要したエグゼクティブラウンジの改装＆リニューアルが終了し、これまでのシティビュー側に加えて、ベイビュー側にもラウンジが増設されました。
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改装リニューアル後のコンラッド東京ラウンジを利用してきた（37階エグゼクティブフロア）
コンラッド東京 新エグゼクティブラウンジの朝食、アフタヌーンティー、カクテルタイム（2017年3月リニューアル＆改装済み）
その結果、のんびりゆったりホテルで過ごす時の魅力は大幅にパワーアップし、管理人宅でも週末のプチリフレッシュ目的のホテルステイはもちろん、海外旅行後の羽休め後泊などにもちょくちょく利用する機会が増えたほど。
そんなラウンジの改装後のコンラッド東京さんで、最初は「あれ？」と小さな疑問を感じた後、何度か滞在を繰り返してようやく最近実感できたことがあります。
それはラウンジのアフタヌーンティーやカクテルタイム（イブニングサービス）で提供されるスイーツや料理の質の面での向上。
全体的にこれまで提供されていたものよりも、口にした時の食感、ふわりと香るフレーバー、後味まで含めた味わいなど、利用者の満足度を重視するためのさらに一手間が加えられていると感じることが多くなったからです。
まず、アフタヌーンティー。
実は、管理人が改装リニューアル後に大きな変化を感じ、今、最も楽しみにしているのがこのアフタヌーンティーです。
それはやはり、これまでよりも格段に甘みと風味の使い方が工夫され、おいしいと感じるスイーツが明らかに多くなっていると感じているからです。
実際、上の写真の右側に写っているシャンパンを利用したジュレは、最近のゴールデンウィーク中の滞在で提供されたものですが、このジュレのように、コスト面でも手間の面でも、これまでのアフタヌーンティーでは提供されるとは思えない大当たりと感じる一品が当たり前のように紛れ込んでいるのはとても楽しめます。
それ以外のいちごのショートケーキやアップルパイ、モンブランなど、オーソドックスなスイーツの全体的にバランスの取れたレベルアップにもとりあえず一口試したいと感じるだけの魅力があります。
また、スイーツ同様、日替わりで提供されるサンドイッチも、これまでに比べてスパイスやソースの使い方がはっきりと目的が感じられるものが増えたように感じられ、おいしいサンドイッチを楽しめたという満足度も十分。
少なくとも、管理人にはリニューアル前とリニューアル後では、アフタヌーンティーの監修者や担当者ががらりと変わってしまったのではないかと感じるほどの変化ですが、全体的に良い方向へに変わっていますから、今のところは大歓迎。
ただし、いくらコンラッド東京さんのスイーツがおいしくなったとは言え、管理人宅がラウンジで提供されるのアフタヌーンティーでは最も信頼＆楽しみにしているフランス パリにあるインターコンチネンタル ルグランのスイーツには、充実度や質、満足度などで、残念ながらまだまだ及ばないのも事実。
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しかし、わざわざパリに行くことまで考えると、パワーアップしたコンラッド東京さんのラウンジのアフタヌーンティーもかなりの部分で十分満足できると感じています。
ちなみに、比較対象としてリニューアル前のラウンジと改装中に設置された臨時ラウンジのアフタヌーンティーを撮影した写真が下の2枚。
リニューアル前のラウンジで提供されていた本日のスイーツ
臨時ラウンジで提供されていた本日のスイーツ
こうして写真を見比べると、スイーツ自体の外観や味だけではなく、アフタヌーンティーの時のディスプレイ自体も、リニューアル後の今のラウンジのものの方がしっくりしていて良い感じですね。
こうした変化はアフタヌーンティーだけではなく、カクテルタイム（イブニングサービス）でも同様です。
これまでは、日替わりで１つのレストランが担当するプレート料理を1人につき1皿のみ提供されていました。
しかし、リニューアル後は、コンラッド東京さんが誇るレストラン全てから日替わりで料理が提供されるだけではなく、それらの料理は小さなお皿や1串ずつに取り分けられたビュッフェ形式で自由に楽しめる形に改善されています。
しかも、ラウンジで提供される以上、コスト面や手間の面で大きな制限があるはずの料理にも関わらず、純粋なおいしさにも配慮しながら、口にした時の意外性や楽しさにも果敢にチャレンジしている姿勢にはなかなか感心させられました。
上の写真の下側に写っている冷製スープは、そうしたリニューアル後のラウンジが持つエッセンスがたっぷりの一品で、管理人自身、思わずラウンジスタッフの方に詳細を尋ねてしまったほど。
日替わりでの提供ですから、カクテルタイムのラウンジを訪れても必ずこの冷製スープを味わえるわけではないのですが、運良く見つけた時にはスープだからと言ってスルーするのではなく、ぜひとも試して欲しい食べて楽しいおすすめ料理の１つです。
こうして大きな変化の見られるリニューアル後のラウンジですが、本来ラウンジのカクテルタイムで提供される料理はホテル内のレストランの宣伝や紹介を兼ねたプレゼンテーションという一面もあるわけですから、とても良い方向性のサービスだと思います。
特に、レストランに逆に行きたくなくなってしまうような料理が提供されることもあったため、これまでのカクテルタイムにあまり良い印象と期待を感じていなかった管理人にとっては嬉しいと感じる改善なのは間違いありません。
実際に、比較対象としてリニューアル前のラウンジと改装中に設置された臨時ラウンジのカクテルタイムを撮影した写真が下の2枚。
リニューアル前のラウンジで提供されていた本日の料理
臨時ラウンジで提供されていた本日の料理
写真で比べてみると、味つけや提供方法の違い以前に、1プレートで提供されていた料理自体がとてもシンプルなものだったことが実感できますね。
こうした状況からの改善ですから、お酒の好きな方にとってはアフタヌーンティー以上に魅力的なリニューアル後の変化になるのはもちろん、各種パスタやキッシュ、プチ炊き込みご飯おにぎりなどの炭水化物系も充実が見られますから、夕食を軽く済ませたい時にも十分対応できてしまうサービスになったとも言えそうです。
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