コツコツと毎日の生活でJALマイルを貯めて特典航空券の予約に利用している管理人にとって気になるニュースがありました。
それが、2017年6月にチャーター便として運航される東京(成田)-バリ(デンパサール)便の国際線特典航空券への開放です。
というのも、今回のバリ島行きのチャーター便は、
東京(成田)→バリ(デンパサール):
- 成田出発13:00 デンパサール到着19:35(7時間35分)
- 運航は2017年6月17日(土)、20日(火)、23日(金)の3日間限定
- デンパサール出発21:45 成田到着6:30(翌日)
- 運航は2017年6月21日(水)、24日(土)、27日(火)の3日間限定
参考リンク:
バリ島(デンパサール)JALチャーター便の取り扱いについて
(JALさんより)
ちなみに、いずれもB767のエコノミークラス利用のみで、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミーの利用は不可。
また、JAL国内線特典航空券のメリットの1つ、国際線の前後に無料で追加できる国内線区間については、特に制限について案内されていないため、管理人は通常通り追加できると予想しています。
さて、今回のチャーター便の特典航空券への開放で最も面白いと感じているのが予約のスケジュールです。
というのも、予約が可能になるタイミングが細かく設定され、
JAL国際線航空券(有償):
- 2017年5月19日19:00から
- 2017年5月20日8:00から
- 2017年5月31日時間未定
こうしたスケジュールだけを見ると、同じ特典航空券としての予約も10日間以上も電話申込みが優遇されていて、JALホームページからの申し込みを選ぶ意味を感じにくいかもしれません。
しかし、JALホームページからの申し込みでは、電話申し込みで必要な発券手数料2,160円が免除されるだけではなく、JALホームページ限定の国際線特典航空券ディスカウントマイルやJALカード割引といったキャンペーンの対象になるというメリットがあります。
つまり、予約受付開始からの一定期間は、発券手数料と割引なしの必要マイル数の両方を支払うことで、より確実に予約確保する機会を提供し、ある程度時間が経過した後には、在庫処分の割引セールのような形で、残っている空席を一気に放出しようとするJALさん側の戦略が見え隠れする販売方法ですね。
参考リンク:
国際線特典航空券発券手数料の導入について
JALホームページ限定 国際線特典航空券 ディスカウントマイル
JALホームページ限定 JALカード割引 国際線特典航空券
(JALさんより)
また、すでに開始されている有償での販売では、下のような条件で販売され、同じ直行便利用でも通常販売されているジャカルタ行きよりも割高な乗り継ぎ運賃をそのまま利用していることが分かります。
運賃 | 80,000円 |
燃油+空港税 | 12,900円 |
総額 | 92,900円 |
予約クラス | S |
実飛行マイル数 | 6,944マイル (片道3,472マイル×2) |
マイル加算率 | 通常50% |
通常獲得マイル数 | 3,472マイル (6,944マイル÷2) |
ちなみに、今現在の空席状況を管理人が調べて見た限りでは、往路一日目の6月17日で残り8席と残席が少なくなっている以外は、往復ともに空席に比較的余裕があると考えても良さそうです。
そのため、6月17日は特典航空券として提供される席数が極端に少なくなりそうですが、それ以外の日程では、残席すべてが有償の航空券としてだけではなく、特典航空券としても提供され、実質的にはマイルフライト状態になる可能性も高いと管理人は考えています。
気になる特典航空券として利用した時の1マイルの価値は、
電話発券時で1マイル=約2.2円
(80,000円-2,160円=35,000マイル)
JALホームページ発券で1マイル=3.2~3.3円
(JALカード割引:80,000円=24,000マイル、ディスカウントマイル:80,000円=25,000マイル)
という状況で、電話発券時だと国内線のおともdeマイル利用にも負けてしまうお得度ですから、管理人自身はあまり積極的に利用したいとは思えないのも正直な部分。
しかし、そこからお得度が約5割増しになるキャンペーンが活用可能なJALホームページでの予約が可能になるまで空席が残っていた場合には、お得度はもちろん、JALさん運航の直行便でバリ島を訪れることのできる珍しいチャンスとして、一度検討する価値がありそうですね。
特に、羽田空港や成田空港が最寄り空港ではない方にとっては、国内線の無料追加も考えると、お得度はより高くなるはず。
ただし、チャーター便が運航されるタイミングは
往路:6月17日(土)、20日(火)、23日(金)
復路:6月21日(水)、24日(土)、27日(火)
となっていて、連休でもなければ、夏休みや冬休みなどの休みの取りやすい時期でもありません。
そのため、実際の予約が開始されてみると、平日にある程度自由な時間の利用ができる限られた方を中心とした集団の中での争奪戦になる可能性も高く、そうした競争がどれほど壮絶なものになるのかはやはり管理人にとってもかなり未知数です。
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