コツコツとJALマイルを貯めている管理人がマイルの使い道として国際線のファーストクラスを第一目標にしているのは、それが1マイルの価値を高いものにできるお得な使い道だからです。
実際にJALさんがファーストクラスを運航する路線として有名なニューヨークとロンドンなどの運賃と必要マイル数、そして1マイルの価値を並べたのが下の表。
ファーストクラス 普通運賃(円) | 必要マイル数 (マイル) | 1マイルの 価値 | 日本からの 距離 | |
ニューヨーク | 2,048,000 | 140,000 | 14.6円 | 6,737マイル |
シカゴ | 2,011,000 | 140,000 | 14.3円 | 6,283マイル |
ロンドン | 2,508,000 | 160,000 | 15.7円 | 6,214マイル |
パリ | 2,508,000 | 160,000 | 15.7円 | 6,194マイル |
ロサンゼルス | 1,639,000 | 140,000 | 11.70円 | 5,458マイル |
サンフランシスコ | 1,639,000 | 140,000 | 11.70円 | 5,130マイル |
こうして数字で比べてみるとファーストクラスが運航されているいずれの目的地も1マイル=10円をしっかり超えていることが分かりますね。
参考リンク:
北米行き 普通運賃
ヨーロッパ行き 普通運賃
(JALさんより)
では、この1マイル=10円というマイルの価値はファーストクラスでしか到達できない数字なのかというと実はそうではなく、意外にもエコノミークラスでもマイルの使い方によっては実現できるものです。
その使い方とは、短時間の現地滞在用の予約。
実際に最近管理人が利用したのは日帰りバンコクとでも言うしかないような、
金曜日:
- 羽田21:05→関西22:20
- 関西00:55→バンコク04:40
- バンコク23:00→関西6:30(日曜日)
- 伊丹16:25→羽田17:40
通常、東京発のバンコク行きでは、バンコクでの滞在が2日以上必要ですから、現地滞在が2日未満のこの旅程は高額な普通運賃でしか予約できません。
一方で、特典航空券を利用した旅程の場合はそういった制限は一切なし。
しかも、アクセスの便利な羽田空港からの21時以降のフライトを利用するため、仕事を終えた後の金曜日の夜に出発して、休みを追加することなく日曜日までに帰ってくることも十分現実的です。
特に、バンコクも含めたアジア2のエリアでは、2017年6月30日出発分まで通常35,000マイルが必要なエコノミークラス特典航空券もディスカウントマイルで25,000マイル、さらにお得なJALカード割引で24,000マイルまでの割引も利用可能とお得度は十分。
そこで、1マイルの価値をバンコク線の金曜日出発→土曜日帰国の普通運賃は413,000円を元に計算してみると、
- 通常マイル:11.8円(413,000円÷35,000マイル)
- ディスカウントマイル:16.5円(413,000円÷25,000マイル)
- JALカード割引:17.2円(413,000マイル÷24,000マイル)
参考リンク:
アジア行き 普通運賃
(JALさんより)
さらに、この旅程は1マイルの価値が高いだけではなく、関西空港には朝早くに到着する関係で、そこから伊丹空港から羽田空港行きが出発する時間まで、京都や大阪などの関西の観光地を半日程度楽しむこともできます。
管理人自身も、最近は2月にも訪れた京都を、お気に入りの目的地だけを厳選する形で早朝からお昼すぎまでざっくり半日で巡ってみたのですが、その満足度は想像以上でした。
もちろんかなりの弾丸日程ですから多少の疲れを感じるのも正直な部分。
しかし、十分お得なマイルの負担だけで、金曜日の夜から日曜日の夜までの限られた時間でも海外と国内の都市の両方をまるで国内旅行のような感覚で週末に気軽な観光できるのは、やはりマイルを使った特典航空券だけです。
じっくり貯めてファーストクラスの予約というのも選択肢としては間違いなく華やかさがありますが、今回の記事で取り上げたお得な週末観光のように、マイルを貯めているからこその魅力を感じるメリットを手軽に活用してみるのもなかなかおすすめだと思いますよ。
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