2015年7月26日日曜日

夏の暑さの中で無線LANの接続が急に不安定になった時のための5つの対策

つい最近のことですが、管理人宅で利用している無線LAN環境にトラブルが発生して困ってしまったことがありました。

症状としては、通信を行っていると前触れもなく接続が切断され、その後、数分は接続先のアクセスポイント名(SSID)すら表示されなくなってしまうというものです。

ただ、それがずっと続くわけではなく、数分後には何事もなかったように接続が再開され、インターネットへの通信が可能になるという状況でした。


ちなみに、管理人宅では、無線LANの電波を送信するアクセスポイントを、リビングにある固定電話の隣に設置しているのですが、そのリビングは、朝、管理人と管理人の家族が出勤した後は、帰宅までエアコンもオフで蒸し風呂状態です。

最近の気温が極端に高くなった時期にトラブルが発生したことからも、暑さが原因かもしれないと管理人は考えています。


とはいえ、無線LANが不安定になると、インターネット利用が不便になるだけではなく、これまで快適に利用できていたものが、急にストレス発生の原因になるわけですから、できるだけ早く解決しなくてはいけません。

そういった状況で、管理人が行う対策は、
1、アクセスポイントの電源オフ
2、ファームウェアアップデート
3、アクセスポイントの設定バックアップ後のリセット
4、アクセスポイントの初期化後の手動設定
5、すべてを諦めて買い換える
の5つです。

まず、1つめの、アクセスポイントの電源オフは、無線LANの接続が不安定になった時に、最も気軽に行える対策にも関わらず、効果が期待できるものです。

実際、アクセスポイントは長時間電源オン状態で利用を続けるものですから、何らかの原因で部分的なフリーズが発生するなど、動作が不安定になることも多く、特に夏の暑い時期には仕方のないことだと管理人自身も感じています。

それに対して、電源オフを行ってからの電源オンでのリセットは、不安定な動作を完全に仕切りなおしてくれる可能性も高く、不安定になった時にはとりあえず試してみたい対策の1つです。

ちなみに、電源をオフにする時には、
1、アクセスポイント本体の電源ボタンを押してオフにする
  ↓
2、コンセントから電源プラグを抜く
  (本体に電源ボタンがない時はこの作業でオフにする)
  ↓
3、1分から数分以上、そのまま待つ
  ↓
4、コンセントに電源プラグを差し込む
  ↓
5、本体の電源ボタンを押してオンにする
という順番での作業を管理人は行うようにしています。

特に、電源プラグを抜いた段階で電源はオフになるのですが、その数秒後、すぐにコンセントに差し込んだ場合、リセットが完全な形で完了できなかったのか、トラブルが解消されないことがあった一方で、その後1分以上待った後に差し込んだ時には、スムーズに解消されたケースもありましたから、二度手間を防ぐためにも、初回から1分以上待ってみるのがおすすめです。


次に、2つめの、ファームウェアアップデートは、少し複雑な対策の1つです。

というのも、ネットワーク機器のファームウェアアップデートは、セキュリティの脆弱性が含まれている場合はもちろん必須ですが、それ以外のケースでは、これまでせっかく問題もなく接続できていた環境で、アップデート後に不安定になったりする可能性もある以上、これまでの動作に問題がない場合はそのままで使いたいと管理人が考えているからです。

ただし、現実に動作が不安定になっていて、さらに電源のオンオフでも解消しない場合、現在のファームウェアに問題があるケースもありますから、その問題の対策が実施済みの最新ファームウェアにアップデートするというのも考えるべきです。

ちなみに、ファームウェア更新を含めたアクセスポイントの設定変更は、専用の設定用ソフトウェアをインストール後に利用したり、FireFoxやChrome、safariといったインターネットブラウザのアドレスバーに、アクセスポイント指定のIPアドレスを入力し、その後、ユーザー名とパスワードで認証を行った後に作業を行う必要があります。

この辺りは、
・アクセス用のIPアドレス
・ユーザー名
・パスワード
などの情報と一緒に設定方法なども取扱説明書やメーカーさんのホームページ上で解説されているので、トラブルなくスムーズに作業を進める事前に確認しておくのがおすすめです。


さらに、3つめの、アクセスポイントの設定バックアップ後のリセットは、アクセスポイントの設定変更画面で、
1、現在の設定をそのままバックアップする
  ↓
2、アクセスポイント自体を初期化機能でリセットする
  ↓
3、バックアップした設定から再度読み込みを行う
という手順で行う対策です。

一度、初期化を行うことで、アクセスポイント内のエラーなどが綺麗に取り除かれるのか、長期的に利用してきた場合、特に動作が安定する効果が期待できます。

ただ、一度初期化を行うと、バックアップした設定から読み込むを行うまでは、これまでのような無線LAN接続環境に戻れないのでハードルは高く、管理人自身も少しやる気と気合、さらには、時間的余裕があるときのみ実行できる対策というのが正直な部分です。
 

続いて、4つめの、アクセスポイントの初期化後の手動設定というのは、3つめの対策でも、解決できなかった時の最終手段になります。

なぜなら、ここまできてしまうと、
1、バックアップした設定データにエラー原因がある
2、アクセスポイント自体がハードウェア的に故障している
という2つの可能性しか残されていないと管理人は考えているからです。

つまり、これ以上ユーザー側でできるソフトウェア的な対策はないはずです。

ただ、バックアップした設定が利用できないため、アクセスポイントを利用するための一つ一つの設定を手作業で入力する必要がありますから、その手間と、作業を行っている間、アクセスポイントを利用したインターネット接続ができないというデメリットが大きいので、管理人自身もあまりチャレンジしたくはないというのが正直な部分です。

実際、せっかく再設定を完了したとしても、トラブルが再発するようでは、作業の頑張りは無駄になってしまいますから。


そして、最後5つめの、すべてを諦めて買い換えるという決断に到達することになります。

ただ、無線LANの技術は数年単位で大幅に強化されるものですから、
・速度の高速化
・接続の安定化
・複数の製品の同時接続時の性能強化
などの最新技術の恩恵を受けるためにも、トラブルの有無は別にして、2年から3年での買い替えは無駄使いとは言い切れないと管理人も考えています。

実際、アクセスポイントの価格も、一部の最新ハイエンド機種こそ、1万円オーバーの価格が設定されていますが、それ以外の中級機種以下は、数年前のハイエンド機種をあっさり超えるスペックを持っていながら、1万円以下で購入できることが当たり前の状況ですから。

その辺りも考えてしまうと、無線LANが繋がらないストレスを一掃する目的での買い替えも十分お得なのかもしれませんね。


ちなみに、アクセスポイント側のトラブルではなく、一部の接続機器の接続だけが不安定になる場合などは、
・アクセスポイントの電源オンオフ
・接続機器側のネットワーク設定の削除と再設定
の組み合わせを試してみると、意外にあっさり解決することもあるので、とりあえず試してみるのもおすすめだと思いますよ。

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