2015年7月27日月曜日

名前が似ている年会費3,900円のAmazonプライムと楽天プレミアムは何が違うのか

管理人が好んで利用している楽天さんで最近新しい有料会員サービスが開始されました。

それが、楽天プレミアムです。

この楽天プレミアムについて簡単に説明すると、
・年会費3,900円の有料サービス
・楽天市場でのお買い物で
 送料別の購入時に送料分をポイントバック
 送料無料の購入時に追加で1%分のポイント付与
・楽天トラベル、楽天ブックス、楽天Kobo利用時にも追加で
 1%分のポイント付与
・楽天ビューティでのサロン予約で100ポイント付与
・様々な会員限定割引クーポンを提供
といった特典が提供されるサービスになっています。

楽天プレミアム参考リンク:
楽天プレミアム詳細
楽天プレミアム利用規約
楽天プレミアム 対象ショップ
楽天市場さんより)

管理人作成の関連記事:
Amazonプライム対抗?年会費3,900円の新サービス、楽天プレミアムは本当にお得なサービスなのか

年会費3,900円で送料ポイントバックの有料サービス、楽天プレミアムはどんな使い方が本当にお得なのか


ただ、こういった有料サービスとしては、楽天プレミアムが最初に提供されたのかというと、そんなことはなく、楽天市場さん同様、インターネット通販で存在感を示すAmazonさんでも、Amazonプライムというサービスが有料で提供されてきました。

そこで、このAmazonプライムについて簡単に説明すると、
年会費3,900円有料サービス
・お急ぎ便や日時指定便など無料になる配送特典付与
・Kindle本が無料読める特典あり
会員限定のセールやクーポンお得なお買物が可能
・1ヶ月の無料体験が可能
同居の家族2名まで無料登録可能
といったところでしょうか。

参考リンク:
Amazonプライムの特典について
Amazonプライムのヘルプ
Amazonさんより)


こうして見てみると、3,900円という年会費や配送関連の特典が提供されるという共通点から考えても、楽天プレミアムは、Amazonプライムを強く意識したサービスだと管理人は考えています。

では、それぞれのサービスの方向性や目的までも全く同じものなのかというと、そうではありません。

というのも、配送関連の特典だけを比べてみても、Amazonプライムの場合、Amazonさんでのお買い物は基本的に送料が無料で利用できるため、有料のサービスとして提供するのは、
当日の出荷をほぼ確約するお急ぎ便
受け取り時の利便性を高める日時指定便
飲み物などのケース購入で必要になる手数料無料
など、便利なお買い物を体験を手にするための特典という位置づけです。

一方、楽天市場さんの場合、多種多様な店舗が出店しているため、それぞれの店舗ごとの送料の設定がばらばらに不揃いという事情もありますから、楽天プレミアムで提供されるのは、
・商品代金が税込み2,000円以上のお買い物が対象
・ポイントバックされるポイントは最大でも500ポイント
・送料が500円未満の時は実際に負担した分のみポイントバック
・2,000円以上のお買い物10回まで対象
・10回未満の利用でも翌月への回数の繰り越しは不可

といった形での、あくまで送料負担自体の補助で、Amazonさんのような配送サービス自体を便利なものに優遇するということは今現在は目指していません。

この辺りを比べてみると、一部の例外を除いて基本的に送料無料でのお買い物を楽しめるAmazonさんと競争していくために、年会費3,900円を支払ったとしても送料負担の軽減を望むような、楽天市場利用頻度が高く、利益にも貢献しているヘビーユーザーを想定の対象に、楽天プレミアムという有料サービスを開始したのかもしれないと管理人は考えています。

また、配送関連以外の特典でも、Amazonさんでは、Amazonプライム会員を対象にした、セールやクーポンを特典としての提供をしていて、実際に購入価格で目に見える形での割引を提供しているのですが、一方の楽天プレミアムでは、現状1%程度のポイントアップが行われているのみと少し寂しい状況です。

参考リンク:
Amazonプライム会員限定5%OFFクーポン
Amazonプライム会員Kindle 4,000円OFF
Amazonさんより)


この他にも、Kindle本の無料特典が付与されたり、1ヶ月の無料体験期間が設定されていたり、同居の家族限定ですが2名まで無料での追加登録など、お得に使える余裕や懐の深さのようなものをAmazonプライムに感じています。

特に、こうした有料サービスは、集中して使えば使うほど、支払った年会費以上にお得になるものですから、Amazonプライムと楽天プレミアムの両方に加入して、利用金額を分散するのではなく、どちらか一方を集中的に利用するユーザーが多いと予想しているのですが、そうなると様々な面で先行しているAmazonプライムが有利と言えるのかもしれません。

実際、管理人自身も、Amazonプライムを継続利用しているのですが、年会費負担を考えるとAmazonプライムと楽天プレミアムの2つの有料サービスを併用することはあまり現実的ではなく、さらに、今現在の状況では、楽天プレミアム一本に絞って利用するという選択肢は選びにくいというのが正直な部分ですから。

ただし、明らかにAmazonプライムと比べられてしまうことがわかりきっている楽天プレミアムのサービス提供を始めてしまった以上、楽天市場さんもこのままで終わるとは思えませんから、
長期的なスパンでの楽天市場さんの送料無料
楽天プレミアム大幅な特典充実
などに期待しながら、今後の動向はチェックしていきたいと考えています。


楽天プレミアム参考リンク:
楽天プレミアム詳細
楽天プレミアム利用規約
楽天プレミアム 対象ショップ
楽天市場さんより)

Amazonプライム参考リンク:
Amazonプライムの特典について
Amazonプライムのヘルプ
Amazonさんより)



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