2015年7月1日水曜日

JAL国内線特典航空券 VS おともdeマイル?2種類のマイルを使った国内線特典航空券のお得度や使い分けを考えてみた

コツコツとJALマイルを貯めている管理人と管理人の家族ですが、貯めたマイルは基本的に、1マイルあたりの価値が高いものになる国際線特典航空券の予約に利用するようにしています。

では、それ以外の用途に使うことが全くないのかというと、そうではなく、おともdeマイルという1種の国内線特典航空券に利用することもあります。

このおともdeマイル割引について簡単に説明すると、
・JALマイルを貯めているユーザーを含む2名から4名までの旅行を対象
・JALマイルユーザーは国内線での往復で10,000マイルの消費が必要
・その他の同行者は往復21,000円から36,000円の支払いの必要
・支払いはJALマイルユーザーのクレジットカードやe JALポイント
・クレジットカードでの支払い時は同行者が友人などでも可
・ e JALポイントでの支払い時は同行者が2親等以内の条件あり
・予約の変更は不可
・予約受付は旅行開始2ヶ月前から4日前まで
・年末年始や夏休みなどの繁忙期は除外期間
・同行者には75%分のマイルが付与
・JALマイルで支払う会員本人にはマイルの付与なし
といったところでしょうか。

参考リンク:
おともdeマイル割引
おともdeマイル割引の詳細
JALさんより)


つまり、JAL会員本人は10,000マイルという、通常は12,000マイルから20,000マイルが必要な国内線特典航空券に比べ割安なマイル数で往復のフライトを確保出来るだけではなく、同行者も往復で21,000円から36,000円という範囲の割引された運賃で予約ができるということになります。

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JALマイルを利用した3つの国内線特典航空券の使い分けを考えてみる


ちなみに、同行者向けの割引運賃は別途株主優待券が必要な株主割引料金よりも安価で、管理人が確認した限り、これよりも安価な料金となると、予約受付が開始される60日前から5日後の55日前までという極端に短い期間しか予約できないスーパー先得以外に存在していません。

参考リンク:
スーパー先得
JALさんより)


そう考えると、おともdeマイルは、マイル利用分に対する割引も含めて、予約可能期間に大きな制限のない運賃の中では最安と言える予約方法と言っても言い過ぎではないはずです。


ただし、実際に管理人宅でおともdeマイルを利用する時に、悩むことが1つあります。

それは、3人以上で旅行する時に、3人目は国内線特典航空券とおともdeマイルのどちらを利用するべきなのかということです。

というのも、おともdeマイル利用時にマイルを支払う会員本人は10,000マイルのみで支払いで済むわけですから、通常の特典航空券よりお得になるのは間違いありません。

さらに、同行者自身も、通常の運賃よりもかなり割り引かれた金額で予約可能になるわけですから、こちらも問題なくお得になります。

ただ、3人目の利用者の場合、割引のない形の国内線特典航空券の必要マイル数とおともdeマイル同行者運賃を比べる必要があるということですね。

その時に、管理人が判断の基準の1つにするのが、1マイルの価値です。

具体的には、特典航空券予約に必要なマイル数とおともdeマイル同行者運賃から、1マイルの価値を計算して、eJALポイントに交換した場合の割合1.5と比べてみるというものです。

例えば、2015年8月31日日帰りの東京と沖縄間の往復のおともdeマイル同行者運賃は総額36,580円なのですが、これと同じ往復のフライトを15,000マイルの国内線特典航空券で予約する場合、15,000マイルは36,580円と同じ価値を持つことになります。

この時点で1マイルの価値は約2.43円ですから、1マイル=1.5円で交換可能なeJALポイントよりもお得ということが分かりますね。

この1マイルの価値を元に、今後どのようにマイルを利用し、その時の予想される1マイル価値と比較するようにしています。

ただ、おともdeマイルは、特典航空券では不可能な2親等以内の親族以外の方との、マイルを活用したお得な旅行が可能ですから、単純にお得度だけで判断するべきではないと管理人自身感じているのも事実です。


また、1マイルの価値以外にも、搭乗回数やFLY ON ポイントの獲得に価値を感じる方の場合は、それぞれがしっかり付与されるおともdeマイルの選択が合理的なはずです。

逆に、キャンセルの可能性が考えられる場合は、
・利用マイルの払い戻しは不可
・同行者運賃の半額のみ払い戻し
という厳しい払い戻し条件が設定されているおともdeマイルは、3,100円または3,100マイルの支払いで自由にキャンセル可能な特典航空券に比べてデメリットが強調されるなど、選びにくくなると管理人自身感じています。




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