2015年7月25日土曜日

年会費3,900円で送料ポイントバックの有料サービス、楽天プレミアムはどんな使い方が本当にお得なのか

インターネット通販は、Amazonさんに加えて、楽天市場さんも愛用している管理人ですが、その楽天市場さんが最近になって新しい有料サービスの提供を開始しました。

それが楽天プレミアムというサービスです。

このサービスについて簡単に説明すると、
・年会費3,900円の有料サービス
・楽天市場でのお買い物で
 送料別の購入時に送料分をポイントバック
 送料無料の購入時に追加で1%分のポイント付与
・楽天トラベル、楽天ブックス、楽天Kobo利用時にも追加で
 1%分のポイント付与
・楽天ビューティでのサロン予約で100ポイント付与
・様々な会員限定割引クーポンを提供
・対象店舗やサービスごとにいくつかの制限あり
といったところでしょうか。

管理人作成の関連記事:
Amazonプライム対抗?年会費3,900円の新サービス、楽天プレミアムは本当にお得なサービスなのか

参考リンク:
楽天プレミアム詳細
楽天プレミアム利用規約
楽天プレミアム 対象ショップ
楽天市場さんより)


ちなみに、楽天市場さんが提供するサービスの一つに、楽天プレミアムカードというクレジットカードサービスもあるのですが、名前は似ているものの、楽天プレミアム自体はそれとは別物のサービスですから、少し注意が必要ですね。

参考リンク:
楽天プレミアムカードと楽天カードについて
楽天市場さんより)


さて、この楽天プレミアムを申し込むべきか考える時に、管理人が気になるのが3,900円の年会費はお得なのかということです。

そこで、注目するべきなのは3900円の年会費を12ヶ月で割った、1ヶ月分325円という金額です。

つまり、1ヶ月あたり325円以上の恩恵が受けられるのなら、楽天プレミアムは年会費を支払っても基本的にはお得なサービスということです。

ちなみに、楽天プレミアムでポイントを獲得する手段は、
1、楽天市場の送料別注文時の送料金額ポイントバック
2、送料負担不要サービス利用時の1%ポイント追加
3、楽天ビューティ予約利用での100ポイント付与
の3種類に限られています。

それぞれの獲得手段の特長やお得度について見ていくことにしましょう。

まず、1つめの、送料分のポイントバックは、
・商品代金が税込み2,000円以上のお買い物が対象
・ポイントバックされるポイントは最大でも500ポイント
・送料が500円未満の時は実際に負担した分のみポイントバック
・2,000円以上のお買い物10回まで対象
・10回未満の利用でも翌月への回数の繰り越しは不可
という条件があるのですが、通常必要になる送料負担が最大500円分まで軽減されるため、1ヶ月に1回以上の送料別の注文を利用する場合、それだけでお得ということになります。

特に、ケースで購入するタイプの飲み物などは、熾烈な価格競争の影響もあってか、送料無料ではリーズナブルに提供されないことも多く、日常的にそういった商品を購入する場合は、「1ヶ月最大500円×10回=5,000円分」ものメリットが得られることができる以上、楽天プレミアムはすぐにでも申し込むべきサービスと言えそうですね。

ちなみに、一定金額以上の購入で送料無料になる店舗での、送料無料対象外の低額注文時には、2,000円以上の購入でポイントバックの特典が適応されるという制限があるため、注意が必要です。

特に、送料負担の割合が大きくなってしまう低額の注文では全く活躍できないことに、少し手薄さを感じる部分かもしれません。

参考リンク:
楽天プレミアムポイントバック詳細
楽天市場さんより)


次に、2つめの、送料負担不要サービス利用時の1%分のポイント追加分で年会費負担1ヶ月分の325円を超えるお得度を手にするためには、
楽天市場の送料込商品
楽天ブックスでの注文
楽天トラベル予約
楽天koboでの電子書籍購入
などのサービスを単純に合計32,500円以上利用することが必要になります。

32,500円という金額だけ見ると、1ヶ月の出費としてはそれほど多いとは言えないものですが、その金額を、毎月休むことなく、楽天市場さんだけで利用するというのは、管理人自身にとってなかなかハードルが高いというのが正直な部分です。

また、1%分のポイント追加は
楽天市場の送料込み注文:2,000円以上
楽天ブックス:4,000円以上
という利用金額の条件を満たす必要がありますから、すべての注文に無条件で適応されるわけではない以上、あまり手軽さを感じるものではありません。

つまり、送料負担不要サービス利用時の1%分のポイント追加分目的での楽天プレミアム申し込みは、年会費負担分のお得度確保が簡単ではないということになります。

参考リンク:
楽天プレミアム利用規約
楽天トラベルでの楽天プレミアム利用規約
楽天ブックスでの楽天プレミアム利用規約
楽天Koboでの楽天プレミアム利用規約
楽天市場さんより)


最後に、3つめの、楽天ビューティ予約利用では、
ヘアサロン
ネイルサロン
まつげサロン
エステサロン
マッサージサロン
などの予約利用で100ポイントが付与されるのですが、複数のサロンを利用した場合でも1ヶ月に100ポイントの上限が設定されていますから、この特典だけで1ヶ月325円のお得度の壁を超えることは不可能です。

参考リンク:
楽天ビューティ 楽天プレミアム会員限定ポイントキャンペーン
楽天市場さんより)


そういったことまで考えると、楽天プレミアムはあくまで送料別商品を多く購入するユーザーの利用を前提としたサービスで、
・送料負担不要サービス利用時の1%ポイント追加
・楽天ビューティ予約利用での100ポイント付与
といった特典は、年会費負担を少しでも軽減が目的と考えるべきかもしれません。


ちなみに、今現在の管理人の楽天市場さんの利用傾向では、送料無料で利用する店舗が多く、さらに、数少ない送料別で利用する店舗でも、楽天プレミアムの対象になっていないため、現状では楽天プレミアムへの加入は見送りました。

しかし、楽天市場さんによると、順次サービス拡大が基本となっているサービスということですから、対象店舗やサービスのさらなる改善など、これからに期待したい有料サービスとして意識しているのも正直な部分です。


楽天プレミアム参考リンク:
楽天プレミアム詳細
楽天プレミアム利用規約
楽天プレミアム 対象ショップ
楽天市場さんより)


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