2015年11月21日土曜日

日本のAmazonプライムは本国アメリカのAmazonプライムにどこまで追いつけたのか


管理人宅で継続的に利用しているAmazonさんの有料サービス、Amazonプライムに最近、いくつかのサービスが追加されました。

具体的には、
プライム会員限定先行タイムセール:
 タイムセールへの30分早い参加権
プライム・ビデオ:
 見放題の映画やテレビ視聴サービス
Prime Music:
 聴き放題の音楽サービス
Amazon Prime Now:
 注文から1時間または2時間の速達サービス
Amazonパントリー:
 食品や日用品など低価格商品注文サービス
といった形での改善が行われている状況ですから、コンテンツ面はもちろん、純粋なサービス面も着実に強化されていることがわかりますね。

そんな中、管理人が気になっていることが1つありました。

それは、様々な改善が急ピッチで行われている日本のAmazonプライムと、Amazonさんの本国、アメリカのAmazonプライムとを比較した時、どんな違いがあるのかということです。

特に、 Amazonプライムだけではなく、それ以外の各種サービスも、アメリカで試験的に開始してから、日本を含めた各国でのサービス実施が行われてきました。

そのため、最先端と言えるアメリカの Amazonプライムと、日本のAmazonプライムを比べることは、日本での今後の展開を考える上で大きなヒントになってくれるはずです。

そこで、実際に日本のAmazonプライムとアメリカのAmazonプライムで提供されているサービスについて、比べてみることにしました。

比べる項目は、
○配送特典
○タイムセール優遇
○プライム・ビデオ
○Prime Music
○Kindleオーナー ライブラリー
○おむつなどのベビー用品割引
○Amazon Prime Now
Amazonパントリー
○Kindle First
○Prime Photos
○家族会員優遇
の合計11種類です。

その結果はというと、
○配送特典
 日本:○
 アメリカ:○
○タイムセール優遇
 日本:○
 アメリカ:○
○プライム・ビデオ 
 日本:○
 アメリカ:○
○Prime Music 
 日本:○
 アメリカ:○
○Kindleオーナー ライブラリー
 日本:○
 アメリカ:○
○おむつなどのベビー用品割引
 日本:△
 アメリカ:○
○Amazon Prime Now
 日本:○
 アメリカ:○
Amazonパントリー
 日本:○
 アメリカ:○
 ○Kindle First
 日本:☓
 アメリカ:○
○Prime Photos 
 日本:☓
 アメリカ:○
○家族会員優遇
 日本:○
 アメリカ:○
となっています。

参考リンク:
Amazonプライムについて
Prime Nowについて
Amazonパントリーで注文する
日本のAmazonさんより)

About Amazon Prime
アメリカのAmazonさんより)


ちなみに、日本での利用を△としたおむつなどのベビー用品割引は、純粋にAmazonプライム会員向けではなく、ほぼ同じ特典の利用が可能なAmazonファミリー会員向けのサービスとして提供されているからです。

また、日本での利用を☓にした、Kindle FirstとPrime Photosは、それぞれ、
Kindle First:
翌月発売予定の新刊を事前に読むことができるサービス
Prime Photos:
容量制限無しで利用可能な写真用クラウドストレージ
というサービスですが、これら2つについては、2015年11月21日現在、日本のAmazonプライムでの利用できませんから、今後追加が期待される部分かもしれませんね。

参考リンク:
Amazonファミリーについて
日本のAmazonさんより)

Kindle First
Prime Photos
アメリカのAmazonさんより)


こうして比べてみると、日本のAmazonプライムも多くの部分でアメリカに追いついて着ていることが分かりますね。

ただし、管理人が気になるのは、日本とアメリカのAmazonプライム年会費の差です。

というのも、それぞれの年会費を2015年11月21日現在の為替レート、1ドル=約122.78円で比べてみると、
日本:3,900円
アメリカ:99ドル(日本円換算で約12,155円)
となっていて、その差は約8,000円ですから、意外に大きなものになっているからです。

そのため、管理人としては、急激に12,000円台の年会費へ値上げが行われるとは考えていないものの、アメリカのAmazonプライムで過去に行われたように、79ドルから99ドルへの値上げのように、20%前後の値上げは覚悟する必要があるかもしれないと考えているのも事実。

参考リンク:
About the Amazon Prime Membership Charge
Amazon Prime and Amazon Student Prime Membership Fee Changes
アメリカのAmazonさんより)


とは言え、想定される値上げ率ごとに見てみると
・20%値上げ:
 年会費4,680円 月々390円
・30%値上げ:
 年会費5,070円 月々約422.5円  
・40%値上げ:
 年会費5,460円 月々455円
・アメリカ並み:
 年会費約12,155円 月々約1,012円
という形になります。

確かに、いきなりアメリカ並みの金額への値上げでは少し考えてしまうのですが、それでも月々の負担額と、それによって得られる特典やメリットの大きさを比べてしまうと、ある程度の値上げ幅に収まるのであれば、Amazonさんを利用する機会の多い管理人宅の場合、このまま継続する可能性が高いと感じています。

参考リンク:

Amazonプライム 30日間無料体験
Amazonさんより)

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