最近、LCCさん(格安航空会社さん)の隆盛とセットで、海外発のJAL国際線特典航空券に注目している管理人ですが、その中で特に興味深いと感じていることの1つに、最終目的地が海外の特典航空券国内線利用に設定された制限があります。
というのも、この海外発のJAL国際線特典航空券には、
・最終目的地が日本(単純往復と日本での滞在も含む)
・最終目的地が海外(日本には経由地として滞在するのみ)
という、2種類の異なる特長を持つ特典航空券が容易されているのですが、最終目的地が日本の場合、日本での滞在を行うことで、日本国内の国内線の通常は考えられないほど自由な利用が可能になる一方で、最終目的地が海外の場合は、同じような自由度での国内線の利用はできないからです。
ちなみに、最終目的地が日本の海外発のJAL国際線特典航空券が持つ国内線利用時の自由度とは、通常の国内線特典航空券予約が始まるフライトの2ヶ月前という日程よりも大幅に早い330日前から予約できるだけではなく、その国内線区間は、通常の国内線特典航空券では20,000マイルも必要な遠距離の国内線2区間でさえも、JAL国際線特典航空券の必要マイル数だけで利用できるというもの。
さらに、国際線扱いの国内線ですから、発券から1年の有効期限内であれば24時間以上の滞在(途中降機、ストップオーバー)も含め自由に旅程を作成できるという豪華なおまけ付き。
さらに、国際線扱いの国内線ですから、発券から1年の有効期限内であれば24時間以上の滞在(途中降機、ストップオーバー)も含め自由に旅程を作成できるという豪華なおまけ付き。
つまり、最もお得な具体例を考える場合、韓国(ソウル)発で日本が最終目的地の海外発JAL国際線特典航空券は、通常15,000マイルで発券可能ですが、このマイル数だけで、
ソウル→東京→ソウル
というシンプルな海外発の旅程はもちろん、追加のマイル負担なしに
ソウル→東京→沖縄→東京→ソウル
といった形で、通常の国内線特典航空券では15,000マイル必要な東京と沖縄間の往復を追加したり、
ソウル→東京→宮古→東京→ソウル
というように、20,000マイルものマイルが必要な東京と宮古間の往復をマイル負担の増加なしに、発券から一年以内であれば、空席があるかぎり、いつでも楽しめるということになります。
管理人作成の関連記事:
国内線がお得に楽しめてしまう最終目的地が日本の海外発JAL国際線特典航空券は具体的にどうやって予約するのか
参考リンク:
JAL国際線特典航空券詳細
JALグループ国内線特典航空券 マイル早見表
(JALさんより)
管理人自身、JALさんの公式ホームページ内の説明を読む限り、最終目的地が海外の海外発のJAL国際線特典航空券も、同じような国内線利用ができると考えていたため、実際の予約画面であれこれと試行錯誤してみたのですが、結果的には、エラーが発生してしまい、首をかしげるばかり。
結果的に、この理由は何かというと、往路と復路のどちらか一方での国内線2区間の利用は不可という制限と、JAL国際線特典航空券で利用可能な国際線の発着している空港が
・羽田空港
・成田空港
・中部国際空港
・関西国際空港
の4つに限られていることの2つが原因でした。
まず、往路と復路のどちらか一方での国内線2区間の利用は不可という制限は、最終目的地が海外の海外発のJAL国際線特典航空券の場合、
海外にある出発地→日本→海外にある目的地
という形で、海外の出発地を出発し、日本を経由する形で、海外の目的地への旅程を作成可能なのですが、その旅程の中で往路と復路で国内線区間は1区間ずつという制限があるため、
台北→東京→沖縄→東京→ロンドン→東京→台北
というような形で、好きなように国内線往復を追加できないということになります。
また、日本国内には、
・羽田空港
・成田空港
・中部国際空港
・関西国際空港
といった大きな規模の空港以外にも、国際線が就航している地方空港も数多く存在しているものの、そのいずれの空港でも、運行されている国際線は、JALさんと提携している海外の航空会社さんが実際に運航しているコードシェア便ですから、有償の航空券購入時は利用できるのですが、JALさんの運航便のみが利用可能なJAL国際線特典航空券ではそうしたコードシェア便の利用自体が不可能です。
そのため、最終目的地が海外の海外発のJAL国際線特典航空券で国内線区間の活用を最大限頑張ったとしても、
・羽田空港
・成田空港
・中部国際空港
・関西国際空港
の4つの空港間の移動を追加するのが精一杯ですから、
台北→大阪→東京→ロンドン→東京→大阪→台北
といった形での国内線区間の追加になってしまうはず。結果的に、この理由は何かというと、往路と復路のどちらか一方での国内線2区間の利用は不可という制限と、JAL国際線特典航空券で利用可能な国際線の発着している空港が
・羽田空港
・成田空港
・中部国際空港
・関西国際空港
の4つに限られていることの2つが原因でした。
まず、往路と復路のどちらか一方での国内線2区間の利用は不可という制限は、最終目的地が海外の海外発のJAL国際線特典航空券の場合、
海外にある出発地→日本→海外にある目的地
という形で、海外の出発地を出発し、日本を経由する形で、海外の目的地への旅程を作成可能なのですが、その旅程の中で往路と復路で国内線区間は1区間ずつという制限があるため、
台北→東京→沖縄→東京→ロンドン→東京→台北
というような形で、好きなように国内線往復を追加できないということになります。
また、日本国内には、
・羽田空港
・成田空港
・中部国際空港
・関西国際空港
といった大きな規模の空港以外にも、国際線が就航している地方空港も数多く存在しているものの、そのいずれの空港でも、運行されている国際線は、JALさんと提携している海外の航空会社さんが実際に運航しているコードシェア便ですから、有償の航空券購入時は利用できるのですが、JALさんの運航便のみが利用可能なJAL国際線特典航空券ではそうしたコードシェア便の利用自体が不可能です。
そのため、最終目的地が海外の海外発のJAL国際線特典航空券で国内線区間の活用を最大限頑張ったとしても、
・羽田空港
・成田空港
・中部国際空港
・関西国際空港
の4つの空港間の移動を追加するのが精一杯ですから、
台北→大阪→東京→ロンドン→東京→大阪→台北
参考リンク:
JAL国際線 時刻表
JAL国際線特典航空券でご利用いただけるJALコードシェア便
(JALさんより)
この辺りは、最終目的地を日本ということもあって、日本を思いっきり楽しんでもらうための海外発特典航空券として設定されたと考えられる、最終目的地が日本の海外発のJAL国際線特典航空券。
そして、一方の本命の目的地は別にあって、あくまで日本は経由地という位置づけな以上、スムーズな乗り継ぎの利便性や大都市圏でのちょっとした観光の猶予を与えられたと考えられる最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空券というように、目的や個性、特長の違いと考えるべきなのかもしれませんね。
とは言え、LCCさんで販売されている片道航空券の数千円台から一万円台という安価な価格設定や、海外にある2つの目的地を一度に訪れる時の純粋なお得度などを考えると、最終目的地が海外の海外発JAL国際線特典航空は活用方法をあれこれ工夫するのではなく、ストレートにお得度で勝負するタイプのお得な国際線特典航空券としての活用がおすすめな意外にパワフルな特典航空券かもしれないと管理人は思い始めています
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