コツコツと毎日の生活の中でJALマイルを貯めている管理人宅では、夏休みの時期にマイルで予約した国際線特典航空券を利用して、海外個人旅行を楽しむようにしています。
ただ、2015年1月のことですが、管理人宅の旅程で主要な目的地の１つ、パリに行くための特典航空券について重大な変化が発生してしまいました。
それが、JALさんとエールフランスさんによるコードシェアが解消されてしまったことです。
このコードシェア解消で、JALマイルを利用したパリ行きの国際線特典航空券は、
・利用可能なフライトが1日3便から2便に減少
・時間を効率的に活用できる深夜出発便が選択不能
という状況になってしまいました。
まず、便数の減少は、特典航空券として提供される席数減少の理由になりますから、特に繁忙期の争奪戦競争率の激化につながるはずです。
さらに、エールフランスさんが運行していた深夜出発便が選択肢から外れてしまったことは、深夜に日本を出発し、到着後は朝早くから現地での時間を最大限活用するという旅程自体を不可能にしてしまいました。
特に、管理人宅では、この深夜便を特に好んで利用していたため、かなり衝撃的な発表だったことを覚えています。
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参考リンク：
エールフランス航空とのコードシェアについて
（JALさんより）
では、これからJALマイルを利用して2015年以降のパリ行き国際線特典航空券を予約する時に、気をつけるべきポイントは何かというと、管理人としては
１、フライトの特徴を考える
２、提携航空会社特典航空券も選択肢に加える
の２つを考えています。
まず、１つめの、フライトの特徴というのは、より良い旅程を作り上げるためには重要なポイントです。
というのも、今現在、JAL国際線特典航空券で利用可能な
○パリ行き
・JL045
羽田発10:35 シャルルドゴール着16:10
・JL415
成田発14:35 シャルルドゴール着20:10
○東京行き
・JL046
シャルルドゴール発21:00 羽田着15:55 (翌日)
・JL416
シャルルドゴール発22:20 成田着16:55 (翌日)
という４つのフライトではそれぞれ、
○パリ行き
・JL045
空港へのアクセスに便利な羽田空港発
夕方到着でホテルにチェックイン後の時間が活用可能
ボーイング777-300で運航
ファーストクラスも特典航空券として提供
・JL415
空港へのアクセスで不便な成田空港発
夜到着でホテルにチェックイン後は就寝のみ
最新鋭機のボーイング787で運航
ビジネスクラスまで特典航空券として提供
○東京行き
・JL046
空港へのアクセスに便利な羽田空港着
ボーイング777-300で運航
ファーストクラスも特典航空券として提供
・JL416
空港へのアクセスで不便な成田空港着
最新鋭機のボーイング787で運航
ビジネスクラスまで特典航空券として提供
という特徴があるため、何を優先するべきかよく考えるべきだと管理人自身も頭を悩ませています。
アクセスの利便性や時間を有効できる点で優位な羽田発着便か、それとも、身体への負担が小さいとされるボーイング787で運行されているもののアクセスの利便性の悪さからあまり人気が高いとは言えない成田発着便か、なかなか悩ましい問題ですからね。
特に、成田発着便では、搭乗率のテコ入れのためか特典航空券さえも対象として、マイルバックなどの様々なキャンペーンも開催されていますから。
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次に、２つめの、提携航空会社特典航空券も選択肢に加えるというのも、覚えておきたいポイントです。
というのも、コードシェア解消でJALマイルを利用したJAL国際線特典航空券での予約が不可能になった羽田空港発着のエールフランス運航の深夜便も、提携航空会社特典航空券としては予約可能だからです。
もちろん、この場合も、JALマイルを利用しての予約になります。
では、結果的に、コードシェア解消前と変わらないのではないかと考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、JAL国際線特典航空券では無料で利用可能だった国際線に乗り継ぐためのJAL国内線が提携航空会社特典航空券では利用できなくなるという決定的な違いがあります。
そのため、羽田空港や成田空港までの移動が必要になる地方在住の方にとっては、提携航空会社特典航空券は少し使いにくいと感じるケースも意外に多くあるはずです。
逆に、関東圏に在住の方の場合、国内線での乗り継ぎのことを考える必要はありませんから、これまで同様に深夜便を利用していくために、積極的に選ぶことができる選択肢になります。
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JALマイルで利用可能な３つの国際線特典航空券はどのように使い分けるべきなのか
参考リンク：
JAL国際線特典航空券
JAL国際線特典航空券 マイル早見表
JMB提携航空会社特典航空券
JMB提携航空会社特典航空券 マイル早見表
（JALさんより）
また、提携航空会社特典航空券では、パリを目的地とした場合でも、エールフランスさん以外の選択肢も提供されています。
具体的には、イギリスのロンドンを拠点としているブリティッシュ・エアウェイズさんのフライトでロンドンまで行き、そこでブリティッシュ・エアウェイズさんから無料で提供されるEU域内の国内線を乗り継いでパリを訪れるということも可能だからです。
それ以外に、エールフランスさんのフライトでパリまで行く場合でも、パリに到着後に、そこからさらにエールフランスさんが無料で提供するEU域内の国内線を利用して、フランス国内やEU域内の主要都市を最終目的地として訪れることも可能など、提携航空会社特典航空券は旅程の幅を大きく広げることができる特典航空券と言えるかもしれませんね。
ただ、ブリティッシュ・エアウェイズさんの提携航空会社特典航空券を利用する場合、出国時の高額な空港税が問題になることの多いロンドンのヒースロー空港から出発することになりますから、お得度を重視して考えた時には注意が必要かもしれません。
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そういったことまで考えると、管理人宅の場合は、最寄りの国際空港が羽田空港という状況ですから、今後は、JAL国際線特典航空券重視ではなく、直行便でパリに行けるエールフランスさんやヨーロッパ域内への乗り継ぎが便利なフィンエアーさんの提携航空会社特典航空券もしっかり検討する必要があると管理人自身考えています。
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