つい最近、ランニングを気楽に楽しむためという理由で、ソニーさんの販売するSmart B-Trainer SSE-BTR1をGPS測位や心拍測定も可能な音楽プレーヤーとして購入した管理人ですが、その使用感の良さには満足しています。
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そんな管理人にとって、購入前から気になっていたのが、SSE-BTR1の機能が本体内の音楽データ再生機能と、Bluetooth接続スマートフォン内の音楽データ再生機能の切り替えです。
というのも、SSE-BTR1単独で音楽プレーヤーとして利用可能とされている一方で、Bluetoothヘッドセットのように、Bluetooth接続したスマートフォン内の音楽データの再生機能も搭載されていると機能説明がなされていたのですが、実際にはどのように利用可能なのか分からなかったからです。
では、実際のSSE-BTR1の音楽再生機能はどのようなものなのかというと、
・Bluetooth未接続時は「再生/一時停止ボタン」で本体内の音楽を再生
・Bluetooth接続時に「Bluetoothボタン」で
本体内の音楽を再生する「デバイスモード」
Bluetooth接続機器内の音楽を再生する「ストリーミングモード」
の2つモードを簡単に切り替え可能
・デバイスモード時には 「再生/一時停止ボタン」で本体内の
音楽を再生
・ストリーミングモード時には 「再生/一時停止ボタン」で
Bluetooth接続機器内の音楽を再生
・デバイスモード時にもBluetooth接続しているスマートフォンへの
着信に応答可能
・着信以外のBluetooth接続機器からの音声をデバイスモード時に
同時利用することは不可
・ストリーミングモードはスマートフォン以外のBluetooth対応の
iPadなどのタブレットやWindowsPCなどからの音声も利用可能
・2つ以上のBluetooth対応機器とのペアリングや接続は可能
・同時接続時にはアプリ利用や音楽再生機能利用はそれぞれ1つの
機器のみで利用可能という制限あり
というものでした。
参考リンク:
音楽を再生する
スマートフォンの音楽を再生する
デバイスとスマートフォンの音を切り替える
電話を受ける/切る
(ソニーさんのヘルプガイドより)
確かに、ボタン1つで、本体内の音楽データ再生と、Bluetooth接続機器内の音楽データ再生の切り替えが可能ですが、2つの音声を同時に利用するというはできない仕様になっています。
しかし、電話の着信に限っての通知とはいえ、本体内の音楽データ再生中にもBluetooth接続機器との連携は可能になっているので、実際の一般的な利用では困ることはないはずです。
また、2つ以上のBluetooth対応機器とのペアリングや接続自体は可能ですが、アプリ利用や音楽再生機能がそれぞれの接続した機器で利用可能というわけではなく、利用可能な機器は1つずつという制限が設定されています。
その制限もやや複雑で、仮にAとBという2つのBluetooth対応機器とSSE-BTR1を接続した際、接続のタイミングやペアリングの順序によっては、
Aは音楽再生は可能、アプリ利用は不可
Bは音楽再生は不可、アプリ利用は可能
というような状態での利用になってしまうことも。
とは言え、こうした状況は、音楽再生とアプリ利用を2つ以上のBluetooth対応機器に分担したいという時には、便利な使い方を生み出せる余地を残していると言えるため、一概に欠点とは言えないと管理人は考えています。
ちなみに、
Aは音楽再生は可能、アプリ利用は不可
Bは音楽再生は不可、アプリ利用は可能
という状況だったものから
Aで音楽再生もアプリ利用も可能
という状態に変更したいという時には、Aの機器上でアプリを起動することでこの問題は解決できます。
ただし、その際にはアプリ起動画面に、
「プロフィールが違います。このデバイスを使うためにはデバイス内のデータを削除する必要があります。本当に削除しますか?」
というエラーメッセージが表示され、「OK」をタップすると、SSE-BTR1内に記録済みでもデータ転送等を完了していないトレーニングデータが削除されてしまうことに。
そのため、こうしたアプリ利用機器の変更はあまり頻繁に行うべきものではないのかもしれないというのが管理人の正直な感想と言えます。
また、スマートフォンやタブレット以外にも、 Bluetooth対応のPCなども含め、様々なBluetooth対応機器との接続にも対応しているため、音楽再生用ワイヤレスヘッドホンとしての利用も可能です。
実際、管理人も購入時には全く想定していなかったものの、SSE-BTR1自体、高音質な音楽再生が可能なAACというコーデックにも対応していることもあって、自宅内や公共交通機関での移動時に手軽にしっかりした音を楽しめる音楽再生用ワイヤレスヘッドホンとしての利用も気に入っているのも事実。
そう考えると、SSE-BTR1という製品は
・ジョギングやランニング時にGPS測位が可能
・運動時の心拍測定も可能
・防水機能搭載で水没リスクを気にせず安心して利用可能
・単独での音楽プレーヤー機能も利用可能
・AAC対応の高音質ワイヤレスヘッドホンとしても活躍可能
という想像以上に使い勝手の良く、さらに使い方の幅の広い製品といえるのかもしれませんね。
参考リンク:
Smart B-Trainer SSE-BTR1商品情報
Smart B-Trainer SSE-BTR1の主な仕様
(SONYさんより)
管理人自身も購入時には思ってもいなかったランニング時以外の利用でも活躍していることにも、とても満足していますから。
管理人も実際に利用のランニング関係おすすめ購入先リンク:
・管理人が追加購入決定の音楽再生と防水機能搭載モデル
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