2015年3月3日火曜日

LCC全盛期の今JALマイルを使った国内線特典航空券は国際線特典航空券に比べて本当に損なのか

毎日の生活の中でJALマイルを貯めている管理人宅ですが、そうして貯めたマイルは国際線特典航空券予約に利用するようにしています。

やはり1マイルの価値が他の選択肢に比べ大きくなるということが国際線特典航空券予約でマイルを消費する一番の理由といえるかもしれません。

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ただ、JALマイルを利用した特典航空券は国際線特典航空券だけではなく、日本国内を対象にした国内線特典航空券も存在しているのですが、この国内線特典航空券は国際線特典航空券に比べ、あまりお得度は高く無いとされているのが一般的です。

それはなぜかというと、
1、格安航空会社(LCC)さんが一般的になった
2、国際線特典航空券には国内線区間が無料で追加される
というのが大きな理由とされています。

1つめの、格安航空会社(LCC)さんの参入とその後の一般化は、主要な路線の低価格化に貢献し、その結果、JALさんやANAさんの航空券価格の半額以下で購入できるケースも多く見られるようになりました。

そうした状況では、せっかく国内線特典航空券を予約しても、有償の航空券価格と比較した時の1マイルの価値は大きく減少してしまうのは避けられません。

また、2つめの、国際線特典航空券には国内線区間が無料で追加されるということも、国内線特典航空券を単独で利用することに比べ、国際線特典航空券のお得度を大きく引き上げる結果につながります。

ちなみに、地方在住で羽田空港や成田空港といった国際空港まで移動する必要のある方は日本国内線を無料で利用可能なJAL国際線特典航空券を利用し、関東圏在住で日本国内線の利用が不要という方は、現地での提携航空会社運航の国内線がほぼ無料で追加できるJMB提携航空会社特典航空券を利用するというような使い分けもできるため、国際線特典航空券のお得度を実感しているという方も意外に多いはずです。

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では、格安航空会社(LCC)さんが一般的になってしまった今現在、本当に国内線特典航空券のお得度は低いものになってしまったのかというと、管理人はそうとは言い切れないと考えています。

その理由は、
1、空席が比較的見られるようになった
2、荷物やキャンセルの制限が緩やか
3、国際線特典航空券の国内線とは基本的に異なる
といった3つが存在しています。

まず、1つめの、国内線特典航空券の空席状況ですが、管理人があれこれ観察している限り、格安航空会社(LCC)さんが一般的になる前に比べて、多くの路線で比較的空席が多く見られる傾向が感じられるようになりました。

また、国際線に比べ、国内線では、数倍のフライト数で運行されているため、朝の早い時間帯と夕方以降の時間帯は満席になっているとしても、それ以外の時間帯を選択する場合、予約が可能というケースも多く存在しています。

これはやはり、せっかく貯めたマイルを利用するのではなく、安価な格安航空会社(LCC)さんのフライトを利用したいと考える方も一定数以上いらっしゃるのか、マイルを利用した特典航空券の競争率は低くなっている結果だと管理人は考えています。


次に、2つめの、荷物やキャンセルの制限が緩やかなことも、格安航空会社(LCC)さんの利用と比較する時には重要なポイントになるはずです。

というのも、格安航空会社(LCC)さんの航空券価格は確かに安価なものの、その価格は、預け入れ荷物料金を含まない価格のことがほとんどです。

そのため、機内持ち込み荷物だけで旅行するという方以外は数千円程度の追加料金が必要になったりと、油断すると意外に高くなってしまうのが格安航空会社(LCC)さんの航空券価格だと管理人は感じています。

また、キャンセルや予約変更についても、格安航空会社(LCC)さんの場合、受け付けていないことが多く、受け付けている場合でも、予約時に追加の費用が加えられた割高なプラン設定の航空券を選択した場合のみですから、直前まで予定変更のリスクがある方にとっては、なかなか安心できない航空券ということになります。

その点、国内線特典航空券は、基本的に空席があるかぎり予約の変更は無料で可能ですから、ある程度予定の大枠だけは決まっているという時でも、安心して予約ができるということは格安航空会社(LCC)さんの航空券にはないメリットといえるはずです。


最後に、3つめの、国内線特典航空券は、国際線特典航空券に追加される無料の国内線とは基本的に異なることも、忘れがちですが大切なポイントです。

というのも、国際線特典航空券に追加される国内線は無料での提供の条件としてあくまで、乗り継ぎ利用が前提となり、原則として国際線と24時間以内の乗り継ぎが必要になるからです。

つまり、無料で追加される国内線を利用して国内観光を楽しむという選択肢はあまり現実的なものではないということに。

そのため、制限なく自由に予定を作成できる国内線特典航空券とは比べるべきではないというのが管理人の正直な感想です。


また、JALさんのマイルを利用した国内線特典航空券自体も、利用目的や旅行の予定によって、複数の選択肢が存在し、それらを使い分けることで、そのお得度や利便性をさらに向上させることも可能です。

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確かに、格安航空会社(LCC)さんの参入と一般化、そしてその後の躍進によって、マイルを使った国内線特典航空券の影は薄いものに変わりつつあります。

しかし、そうした変化が起きている時だからこそ、お得な使い方は新しく生まれ始めているのかもしれませんよ。


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