加算率が低くなる提携航空会社利用時でも管理人がJALマイルを加算する理由

コツコツとJALマイルを貯めている管理人ですが、その主な原動力は、クレジットカードでのお買い物で付与されるマイルなどの、フライト以外のマイルです。

とはいえ、それほど多くはないとはいえ、年に数回程度お仕事関係で国際線を利用することがあるため、フライトでマイルが全く貯まっていないというわけでもありません。

ただ、そうしたフライトマイルが加算される時に迷うことになるのが、どの航空会社さんのマイルとして加算するのかということです。

というのも、様々な航空会社さん同士で提携が行われている現在、実際に搭乗した航空会社さん以外にマイルを加算することも容易にできるからです。

具体的には、管理人が好んで貯めているJALさんのマイルの場合、
・エアベルリン（ドイツ）
・アメリカン航空（アメリカ）
・USエアウェイズ（アメリカ）
・ブリティッシュ・エアウェイズ（イギリス）
・キャセイパシフィック航空（中国香港）
・香港ドラゴン航空（中国香港）
・フィンエアー（フィンランド）
・イベリア航空（スペイン）
・ラン航空（チリ）
・カンタス航空（オーストラリア）
・カタール航空（カタール）
・ロイヤルヨルダン航空（ヨルダン）
・S7航空（ロシア）
・スリランカ航空（スリランカ） 
・TAM航空（ブラジル）
・エールフランス航空（フランス）
・エミレーツ航空（ドバイ）
・中国東方航空（中国）
・バンコクエアウェイズ（タイ）
・ジェットエアー・ジャパン（日本）
といった多彩な顔ぶれになっていて、JALさんが加盟している航空連合のワンワールドアライアンス以外の航空会社さんも含まれている状況です。

参考リンク：
JMB提携航空会社
（JALさんより）


ただし、いくらJALマイルをメインに貯めているからといって、これらすべての航空会社さんのフライトをJALさんのマイルに加算するべきなのかというと、実はそうではありません。

というのも、提携航空会社さんによって、同じ距離のフライトを加算する場合でも加算されるマイル数が大きく異なってしまうケースが多いからです。


ここでは一例としてJALさんと同じワンワールドに属する、アメリカン航空さんを見てみることにしたいと思います。

アメリカン航空さんのフライトを利用して、その加算されるマイルをアメリカン航空さんのマイルとしてそのまま加算する場合、どんな割引料金で購入した航空券のフライトでも、飛行距離の100パーセント以上のマイルが加算されます。

しかし、同じアメリカン航空さんのフライトをJALさんに加算する場合、購入時の航空券価格によって設定される予約クラスの良し悪しによっては実際の飛行距離の30パーセント分のみの加算に制限されるケースもあるため、注意が必要ということに。

参考リンク：
フライトマイル積算率表
（アメリカン航空さんより）

アメリカン航空（AA）/USエアウェイズ（US）フライトマイル積算対象
（JALさんより）


ちなみに、日本とアメリカ国内を往復した場合の飛行マイル数は1万数千マイルですから、そのマイルがそのまま加算されるのか、それともその30パーセントしか加算されないのかということは、想像以上に大きな違いになってしまうのも事実です。


では、提携航空会社さんを利用するでも、基本的に実際に搭乗する航空会社さんにマイルを加算するべきなのかというと、管理人自身は、そうとは限らないと考えることが多くなっています。

というのも、マイルを貯める際には、マイルの活用方法とその時の1マイルの価値を考える必要があるからです。


実際、普段はJALマイルを貯めている管理人が日本からアメリカまでの往復をアメリカン航空さんのフライトを利用した時、そのマイルをアメリカン航空さんに貯めた場合でも、1万数千マイルが加算されるだけです。

頻繁にアメリカン航空さんのマイルが増加するのであれば問題はないのですが、JALマイルを日常的に貯めている管理人にとっては、あまり使い道のないマイルになってしまうのは避けられません。

そういったある種の死蔵マイルになってしまうのならば、多少加算されるマイルが減少するとしても、実際にマイルとして頻繁に増加し、さらには活用もしているJALマイルに加算した方が、マイルの使い道を考えた時、良い選択肢になりうると管理人は考えています。

また、マイルは多くのマイルを貯めるほど、1マイルの価値を高めた上で利用できるという性質もあるため、仮に、繁忙期と呼ばれる時期のビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券予約に利用できた場合など、1マイルの価値は跳ね上がり、実際の飛行距離よりも数分の1になってしまった分以上のお得度を生み出すこともそれほど難しくはありません。

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そう考えると、メインの航空会社さんとしてマイルを徹底して貯めるという姿勢は意外に重要だと管理人自身感じているのも事実です。

ただし、そうはいっても、提携航空会社さんと予約クラスの組み合わせによっては、普段から貯めている航空会社さんに１マイルも加算されない航空券もあります。

そういった場合は、メインの航空会社さんへの加算を素直に諦め、実際に搭乗する航空会社さんや、良い加算条件を提示している提携航空会社さんに加算するというのがおすすめだと管理人も考えています。


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