少し前のことですが、管理人と管理人の家族で、ちょっとした旅行を楽しむ機会がありました。
それが、成田空港を拠点とした格安航空会社（LCC）さんの１つ、バニラエアさんを利用した韓国旅行です。
ただ、韓国旅行といっても、土日を利用したごく短期間の滞在ですから、以前管理人がお仕事で宿泊し、お気に入りになったホテルでのホテルステイを楽しむというのが主な目的になりました。
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そして、今回は、その移動手段として、2015年3月28日で運行を終了するバニラエアさんの成田空港からのソウル インチョン空港線を利用してみました。
もちろん、2015年3月28日以降も台北や高雄、香港などのバニラエアさんによる国際線の運航は行われるのですが、少なくともしばらくの間はバニラエアさんによる韓国線は運休ということで、良い機会と考えることに。
ちなみに、夏休みなどにヨーロッパを訪れた際にはeasyJetさんやライアンエアーさんなどをはじめとした格安航空会社さんを好んで利用している管理人宅ですが、国内旅行は新幹線を基本にしていることもあって、日本を中心とした地域での格安航空会社さんの利用は初めてです。
さて、格安航空会社さんのフライトを利用するときに一番注意しなくてはいけないこと機内持ち込み荷物の制限です。
バニラエアさんの機内持ち込み荷物の制限ですが、管理人が利用した2015年3月現在、
・ 56x36x23cm以内で三辺の和が115cm以内のスーツケースなどが1個
・ハンドバック、PCバックなどの身の回り品が1個
・これら２個の荷物の重さの合計が10kg
というものです。
これは、55x40x 20cmで１０ｋｇまでのスーツケースなどに加え、35x20x20cmの小さなバッグの持ち込みが認められているライアンエアーさんの機内持ち込み荷物の制限に一見近いと感じるかもしれません。
しかし、ライアンエアーさんの場合、小さなバッグについては特に重量の制限は設けられていませんから、バニラエアさんの条件は意外に厳しいというのが管理人の正直な感想です。
実際、iPadなどのタブレットやPC、充電器、さらには、シャンプーやコンディショナーやスキンケア用品なども含めた上での10kgということになりますから。
ちなみに、管理人宅が最もヨーロッパ域内の旅行で好んで利用しているeasyJetさんの機内持ち込み荷物の制限は、56x45x25cmのスーツケースが1個だけという状況で、重さによる制限は事実上存在していません。
参考リンク：
機内持ち込み手荷物
（バニラエアさんより）
CABIN BAGGAGE
（ライアンエアーさんより）
Cabin baggage
（easyJetさんより）
さて、バニラエアさんの実際の運用ではどのような状況だったのかというと、管理人が成田空港代にターミナルのFカウンターでチェックインした限りでは、荷物の個数は確認されたものの、荷物の重さをチェックされるということは一度もありませんでした。
また、管理人の家族も同様でしたから、必ずしも、機内持ち込み荷物の重さチェックを厳格に行っているわけではないようです。
この辺りは、バニラエアさんから重さ確認強化のアナウンスが行われていることもあって、かなり厳しい重さチェックが行われると管理人自身予想していたので、かなり驚きだったのも事実です。
参考リンク：
係員による機内持ち込み手荷物の確認を強化いたします
（バニラエアさんより）
さらに、もうひとつ驚きだったのは、チェックイン開始時刻や搭乗開始時刻の前倒しも一般的に行われているように感じられることでした。
具体的には、本来は2時間前から開始という規定のチェックインも25分ほど早く出発する台北線のチェックインに合わせる形で、5時半過ぎにはすでにソウル線利用者も案内されているというもの。
また、ソウル線の搭乗はボーディングブリッジを利用するのではなく、バスで駐機している飛行機近くまで移動するタイプの搭乗だったのですが、そのバスへの案内も本来の予定から15分ほど前には開始されていました。
こうしたことを元に考えると、バニラエアさんを利用する時は、早目の移動が想像以上にお得かもしれません。
というのも、チェックインカウンターやゲートに配置されているスタッフさんの人数や回転数はあまり多いものではないため、たくさんの乗客の方が押し寄せ、一度混雑してしまうと、なかなか辛い状況の中で我慢する必要が生まれるからです。
特に、バスでゲートから飛行機まで移動する際には、バスがほぼ満員になるまで、席を確保できなかった方は機内持ち込み荷物で狭くなったギュウギュウ詰めのバス車内で立ったまま待つことになり、少なくはないストレスを感じていたはずですから。
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