その際、好んで利用しているフライトがありました。
それが、JALさんとエールフランスさんがコードシェア便として運航していた、JL5057とJL5058です。
このJL5057とJL5058というフライトは、
・JL5057
羽田発22:15 シャルルドゴール着04:00 (翌日)
・JL5058
シャルルドゴール発23:25 羽田着18:20 (翌日)
というスケジュールで設定されていたため、極端なケースでは仕事を終えた後にそのままパリ旅行に出発できてしまう利便性がありました。
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実際、管理人宅でも、2週間程度の旅程でヨーロッパを周遊する関係上、お仕事への影響をできるだけ軽減するため、深夜便のJL5057を含む、JALさんとエールフランスさんのコードシェア便を好んで利用していたという経緯があったのも事実です。
それが、2015年3月28日でコードシェア便としての運航が終了し、その後はJALさんのフライトとしては、パリ行の深夜便は消滅してしまうことになりました。
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JALとエールフランスのコードシェア便終了は何を意味するのか
参考リンク:
エールフランス航空とのコードシェアについて
(JALさんより)
では、このコードシェア便の終了は2015年以降にどのような影響を与えることになるのか?
管理人が今現在考える影響は
1、パリ行きのJAL国際線特典航空券の予約難易度大幅上昇
2、エールフランスJMB提携航空会社特典航空券の予約難易度上昇
3、他のヨーロッパ路線のJAL国際線特典航空券予約難易度上昇
という3つです。
まず、1つめの、 パリ行きのJAL国際線特典航空券の予約難易度上昇は、これまで、
○パリ行き
・JL045
羽田発10:35 シャルルドゴール着16:10
・JL415
成田発14:35 シャルルドゴール着20:10
・JL5057
羽田発22:15 シャルルドゴール着04:00 (翌日)
○東京行き
・JL046
シャルルドゴール発21:00 羽田着15:55 (翌日)
・JL416
シャルルドゴール発22:20 成田着16:55 (翌日)
・JL5058
シャルルドゴール発23:25 羽田着18:20 (翌日)
という合計6便3往復のフライトがJAL国際線特典航空券として利用だったにも関わらず、2015年3月29日以降は、羽田空港発着便と成田空港発着便の4便2往復のみが選択可能になるという状況になるため、避けられないことでしょう。
単純に考えた場合でも、特典航空券の競争率は1.5倍になるわけですから。
また、今現在は、管理人宅も含め、JL5057とJL5058を事前に予約していたユーザー向けに、これらのフライトを振り替え便として案内している状況のため、座席数自体は例年よりも確実に余裕の少ない状況になるはずです。
それによって、直前の時期に特典航空券として解放される席数自体もとても少ないものになることも予想される以上、競争率は想像以上に上昇してしまうかもしれません。
次に、2つめの、エールフランスJMB提携航空会社特典航空券の予約難易度上昇は、どうしても羽田空港発のパリ行きの深夜便を利用したいユーザーが、今後もJALマイルを利用可能な、エールフランスさんのJMB提携航空会社特典航空券の利用に移行する可能性が高いため発生してしまうと管理人は考えています。
特に、これまでは、JAL国際線特典航空券で無料提供される日本国内線の利用が必要な方は JAL国際線特典航空券、関東圏在住で日本国内線の利用が不要という方はエールフランスJMB提携航空会社特典航空券というような形の住み分けのようなものが行われていたと感じていました。
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しかし、そういった状況はJALさんとエールフランスさんとのコードシェア便が終了する2015年3月29日以降、完全に崩れることになります。
最後に、3つめの、ヨーロッパの他の路線のJAL国際線特典航空券予約難易度上昇は、仕事帰りの利用に便利な深夜便がなくなってしまうのであれば、パリにこだわる必要がないというユーザーが、パリ行きから他のヨーロッパの目的地の特典航空券予約に移行してしまうことで発生してしまうことが予想されます。
特にヨーロッパ域内は、格安航空会社(LCC)さんや高速鉄道の発達によって、都市と都市の移動や国と国との移動が日本では考えられないほど安価でお手軽ですから、周遊の予定によっては、パリ行きにこだわる必要を感じないというユーザーは想像以上に多くいらっしゃるはずです。
そのため、パリ便やロンドン便に比べて、比較的遅い時期まで国際線特典航空券として空席が多く見られたフランクフルト便も今後は厳しさを見せるようになるかもしれません。
ちなみに、JALマイルを利用してのファーストクラス利用については、エールフランスさんがコードシェア便でのファーストクラスを制限していたため、実質的には影響はないというのが正直な部分です。
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参考リンク:
JAL国際線 特典航空券でご利用いただけるJALコードシェア便
(JALさんより)
確かに、今後、大小様々な影響が考えられる今回のコードシェア便の終了ですが、それも踏まえた上で、早め早めの国際線特典航空券予約を行いつつ、JALマイルを活用していくしかないと管理人自身考えているのも事実です。
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