エプソンさんが販売するGPSウォッチの2013年モデル、WristableGPS SF-710Sを衝動買いした管理人ですが、管理人の家族が利用している2012年モデルのSS-700Tと様々な部分で比較しながら、SF-710Sの完成度の高さを楽しんでいます。
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そんな管理人にとって、SF-710Sの購入前には思ってもいないような2012年モデルのSS-700Tから大きく改善された特長がSF-710Sには1つ存在しています。
それは、別物と言ってもいいほどに明るさと見やすさが強化された、液晶ディスプレイのライトです。
そこで、比較のために2枚の写真を撮影してみました。
1枚目の写真は左側に置かれたSF-710Sの液晶ディスプレイの明るさが自然なものに見えるように(露出補正して)撮影したもので、2枚目の写真は右側に置かれたSS-700Tの液晶ディスプレイの明るさが自然なものに見えるように撮影したものです。
比較してみると、2枚目のSS-700Tの明るさに合わせた写真ではSF-710Sの液晶ディスプレイがほぼ真っ白になってしまっていることからも、全く別物の明るさと言って良いほどの明るさの違いがあることが分かります。
また、写真をよく見てみると、ライトの点灯方法も異なることが分かります。
具体的には、SF-710Sは液晶ディスプレイ自体が点灯しているため、全体が均一に明るい状態になっている一方で、SS-700Tでは液晶ディスプレイの表面を下の部分に搭載されたライトを利用して一方向から照らしてるため、明るさと照射範囲にムラが生じている状態になっています。
もちろん、SS-700Tのライト点灯でも、夜間のランニングなどを行う時の実際の利用には問題はありません。
しかし、素早く液晶ディスプレイの表示を読み取る際の快適さという意味では、 SF-710Sのライト機能にはSS-700Tよりも数段上の快適さが存在すると言っても言い過ぎではないと管理人は感じています。
やはり、実際の夜間の利用時にはSS-700Tでは液晶ディスプレイ上の数値を読み取るために、少しの時間、注視しなくてはいけないのに対して、SF-710Sでは視線を向けるだけで、ストレスなく数値が読み取れる快適さが存在するのも事実ですから。
さらに、SF-710Sには、この高性能なライト機能を活用することが可能な新しい特長が搭載されました。
それがタップ機能です。
ちなみに、タップ機能とは、計測中に画面を指でタップすることで、事前に設定した、ラップ区切り、ライト点灯、画面切り替えの機能のうち1つだけを操作することが可能になる2013年モデルのSF-710SとSF-510Tから新たに搭載された新機能になります。
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管理人はこのタップ機能にライト点灯を設定することで、夜間でも快適に液晶ディスプレイの表示を見ることが可能になりました。
実際の利用時のイメージとしては、液晶ディスプレイの表示に視線を向ける前に、 SF-710Sを装着していない方の手で、SF-710Sの表面を撫でるようにスライドしながら触れることで、瞬時にライトが点灯するというものです。
一度でもこのタップ機能でのライト点灯に慣れてしまうと、ボタンによるライト点灯にはもう戻れないと感じるほど快適で、管理人にとって夜の時間帯のランニングになくてはならない機能になっています。
ただし、このタップ機能に関しては注意点が存在しています。
それは、タップ操作を検知するために、液晶ディスプレイ上にタッチパネルなどを採用しているのではなく、あくまでユーザーがタップした際の振動を検知することで、タップ機能が動作しているということです。
そのため、液晶ディスプレイの表面に限らず、SF-710Sのバンドの付け根部分をタップすることでも、タップ機能が動作することがあります。
この辺りの仕様は、ユーザーガイドの20ページに、バイクモードで計測している時に、走行中の路面状況によっては、意図しない形でタップ機能が動作してしまう可能性が記載されていることからも読み取れる部分ですね。
参考リンク:
WristableGPSシリーズ製品マニュアルダウンロードページ
(エプソンさんより)
こういった仕組みでタップ機能を搭載している関係上、誤動作を防ぐ対策が取られているのか、ランニングを行っていない状態で、タップ機能をテストしている時などは、タップ機能が確実に動作しないと感じることもあるかもしれません。
ちなみに、管理人自身も、椅子などに座っている、動作のない状態でタップ機能をテストしていた時に、10回に2回ほどの割合で、タップしているにも関わらず、タップ機能が動作しないというケースがありました。
その結果、確実にタップ機能が動作するタップ方法を見つけるために、タップする向きや場所、強さなどを数十回以上、黙々と試行錯誤をしてしまった苦い経験があります。
しかし、後になって気がつくのですが、このSF-710Sのタップ機能は、ランニングを行うなど、何らかの振動が発生している時のタップ操作に最適化されているのか、管理人が実際に走りながらタップ操作を行った時には、タップしたにも関わらずタップ機能が動作しないということはないというのも事実です。
この部分は意外に注意が必要な部分かもしれませんね。
確かに、液晶ディスプレイのライトの性能やタップ機能の快適さは、製品の特長として目立つものではなく、また、数値としての比較も難しい性質の性能と言っても間違いないと思います。
しかし、日常的にSF-710Sを利用してランニングを楽しみたいという方にとっては、快適な利用を強力にサポートする機能ですから、SS-700Tから大幅に強化されたGPS機能と同様に、SF-710Sが持つ確かな目玉機能と言っても言い過ぎではないと管理人自身感じているのも事実です。
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