2013年11月11日月曜日

2013年発売のEPSON WristableGPS、SF-710S・SF-510T・SF-310G/Wの3機種と2012年モデル3機種の合計6機種の管理人が気になるポイントを比較してみる

エプソンさんが販売するGPS搭載付きランニングウォッチ、WristableGPSシリーズも2世代目となる2013年モデルが発表される中で大幅な進化を遂げ、管理人自身も、2013年モデルの最上位機種SF-710Sの発売前予約と衝動買いを決定するほどでした。

管理人作成の関連記事:
ウルトラマラソン対策に即座に予約&衝動買い?管理人がEPSON WristableGPS SF-710Sを購入した理由


では、管理人が2013年モデルの他の機種や、今後安価になることが予想される2012年モデル購入を全く検討しなかったというとそんなことはありません。

実際に、気になるポイントは何点か存在していたのも事実です。

そこで今回の記事では、管理人が購入前に気になっていたポイントを中心に、2013年モデルとなるSF-710S、SF-510T、SF-310G/Wの3機種と2012年モデルとなるSS-700T/S、SS-500R、SS-300B/P/G/Rの3機種、合計6機種について見て行きたいと思います。

管理人が気になったポイントとは、
1、GPS利用可能時間
2、国産のGPS補助衛星みちびきへの対応
3、厚みと重さ
4、心拍計測機能
5、心拍計(HRモニター)付属の有無
6、ストライドセンサーによる屋外利用対応
7、勾配計測機能
8、タップセンサーによる操作機能の有無
9、バイブレーション機能搭載の有無
10、防水機能
11、価格
の11点です。

それでは実際に、それぞれのポイントについて見ていくことにしましょう。

1、GPS利用可能時間
SF-710S:30時間
SF-510T:30時間
SF-310G/W:30時間

SS-700T/S:14時間
SS-500R:14時間
SS-300B/P/G/R:14時間


2、国産のGPS補助衛星みちびきへの対応
SF-710S:対応
SF-510T:対応
SF-310G/W:対応

SS-700T/S:非対応
SS-500R:非対応
SS-300B/P/G/R:非対応


3、厚みと重さ
SF-710S:13.6mm 59g
SF-510T:11.8mm 49g
SF-310G/W:12.8mm 50g

SS-700T/S:15.7mm 61g
SS-500R:13.0mm 49g
SS-300B/P/G/R: 14.7mm 59g


4、心拍計測機能
SF-710S:オプションの心拍計購入で利用可能
SF-510T:オプションの心拍計購入で利用可能
SF-310G/W:オプションの心拍計購入で利用可能

SS-700T/S:付属の心拍計使用で計測可能
SS-500R:オプションの心拍計購入で利用可能
SS-300B/P/G/R:非対応


5、心拍計(HRモニター)付属の有無
SF-710S:付属しないため、オプションとして購入が必要
SF-510T:付属しないため、オプションとして購入が必要
SF-310G/W:付属しないため、オプションとして購入が必要

SS-700T/S:付属
SS-500R:付属しないため、オプションとして購入が必要  
SS-300B/P/G/R:付属せず。また、心拍計測にも非対応


6、ストライドセンサーによる屋外利用対応
SF-710S:対応
SF-510T:対応
SF-310G/W:非対応

SS-700T/S:対応
SS-500R:対応
SS-300B/P/G/R:非対応


7、勾配計測機能
SF-710S:対応
SF-510T:非対応
SF-310G/W:非対応

SS-700T/S:非対応
SS-500R:非対応
SS-300B/P/G/R: 非対応


8、タップセンサーによる操作機能の有無
SF-710S:対応
SF-510T:対応
SF-310G/W:非対応

SS-700T/S:非対応
SS-500R:非対応
SS-300B/P/G/R: 非対応


9、バイブレーション機能搭載の有無
SF-710S:対応
SF-510T:非対応
SF-310G/W:非対応

SS-700T/S:非対応
SS-500R:非対応
SS-300B/P/G/R:非対応


10、防水機能
SF-710S:5気圧(50m防水)
SF-510T:5気圧(50m防水)
SF-310G/W:5気圧(50m防水)

SS-700T/S:10気圧
SS-500R:5気圧
SS-300B/P/G/R:5気圧


11、価格
(2013年11月11日現在のヨドバシ・ドット・コムさん価格)
SF-710S:34,800円
SF-510T:29,800円
SF-310G/W:24,800円

SS-700T/S:29,800円
SS-500R:24,700円
SS-300B/P/G/R: 18,700円

参考リンク:
WristableGPS SF-710S製品情報
WristableGPS SF-510T製品情報
WristableGPS SF-310G/W製品情報
WristableGPS SFシリーズ機能比較

WristableGPS SS-700T/S製品情報
WristableGPSSS-500R製品情報
WristableGPSSS-300B/P/G/R製品情報
WristableGPS SSシリーズ機能比較
エプソンさんより)

WristableGPS製品一覧
ヨドバシ・ドット・コムさんより)


こうして比較してみると、唯一、2012年モデルが2013年モデルを上回る点として、SS-700T/Sの10気圧防水機能があるのですが、それ以外では、2013年モデルは2012年モデルに対して、機能的にはほぼ全ての点で上回っていることがわかります。

ただ、販売価格自体も全体的に高価になるという結果になっていて、SF-710SとSS-700T/S、SF-510TとSS-500R、SF-310G/WとSS-300B/P/G/Rというように、似た型番同士の機種を比較した場合、約5,000円ほどの価格上昇になっています。

特に、最上位機種同士のSF-710SとSS-700T/Sを比較した時、SS-700T/Sでは付属していた、定価で8000円ほどの心拍測定用HRモニターがSF-710Sでは別売りでのオプションとして提供される形になっているため、それを含めた価格差は13,000円ほどにまで広がることに。

参考リンク:
SF-710Sの仕様・オプション
SS-700T/Sの仕様・オプション
エプソンさんより)


こうして考えると、様々な高性能化を実現しながらも、販売価格の上昇を可能な限り抑えるために、様々な考慮が行われた結果なのかもしれませんね。

この辺りは、2012年モデルには付属していたUSB出力対応の充電用ACアダプターが2013年モデルには付属しないようになっていたり、接続用のケーブルがクレードルと一体型になっているなど、コストカットが確実に行われていると管理人自身も感じています。

ただ、価格上昇などの部分も含めても、2012年モデルから2013年モデルへの進化は十分お得だと感じるものです。
そのため、余程の特別な事情がない限りは、2013年モデルの方がおすすめだと管理人自身は考えています。


また、2013年モデル同士を比較した場合でも、最上位機種となるSF-710Sとその下位機種となるSF-510Tでも価格差は5,000円で、その価格差で、音によるアラームよりも確実に通知能力が向上するバイブレーション機能と、アップダウンの多いルートでの活用が期待できる勾配計測機能が付加されるため、管理人自身、少なくとも数年間は利用することを考え、SF-710Sを購入しました。

一方で、製品自体の厚みや重さを可能な限り軽減したいというランナーの方や、想定しているランニングルートがアップダウンの少ない平坦なルートが中心という場合は、SF-510Tを選択するというのも間違いのない選択肢だと管理人自身感じているのも事実です。


管理人おすすめのWristableGPSシリーズ購入先リンク
・管理人も実際に購入の全部入りモデル
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2015年モデルMZ-500B/S対応 追記1:
普段使いも可能なSF-810B/V?トレッキング対応GPSウォッチEPSON WristableGPS MZ-500B/Sはお買い得なのか

2014年モデルSF-810B/V対応 追記1:
EPSON WristableGPS SF-810の追加購入決定!SF-710SとMio ALPHAを購入済みの管理人が決心した理由

2014年モデルSF-810B/V対応 追記2:
全部入りのEPSON製WristableGPS SF-810BとSF-810Vはどのように予約するのがおすすめなのか

2014年モデルSF-810B/V対応 追記3:
2014年発売の最新モデル、EPSON WristableGPS SF-810B/VとGarmin Forerunner 920XTの気になるスペックの違いをEPSON SF-710Sユーザーが比較してみた

2014年モデルSF-810B/V対応 追記4:
驚異的な測位スピードをサポートするSF-810B/VやSF-710S向けのAGPS機能はiPhoneだけではなく、iPadからも利用可能なのか

2014年モデルSF-810B/V対応 追記5:
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2014年モデルSF-810B/V対応 追記6:
心拍計内蔵のGPSウォッチ EPSON WristableGPS SF-810Bを実際に開封してみた

2014年モデルSF-810B/V対応 追記7:
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2014年モデルSF-810B/V対応 追記8:
EPSON WristableGPS SF-810B/VとSF-710SのGPS測位スピードを比較してみた

2014年モデルSF-810B/V対応 追記9:
WristableGPS SF-810B/Vの新機能、心拍ゾーンのオートゾーン設定とはどんな機能なのか

2014年モデルSF-810B/V対応 追記10:
SF-810B/Vの心拍計計測機能はインドアモードでの記録時に最大何時間利用できるのか?

2014年モデルSF-810B/V対応 追記11:
不安のない安定した心拍計測が魅力?SF-810B/VとSF-710Sの水中での心拍計測を比べてみた

2014年モデルSF-810B/V対応 追記12:
EPSON製GPSウォッチ SF-810Bの利用可能時間(バッテリー寿命)を調べてみた


追記1:続きの記事を書きました
エプソン製WristableGPS SF-710SやSF-510Tはトライアスロン大会用GPSウォッチとして活躍できるのか?

追記2:さらに続きの記事を書きました
EPSON WristableGPS SF-710S、SF-510T、SF-310G/Wの新しいメリット 国産GPS補助衛星みちびき対応はランナーにどんな影響を与えるのか

追記3:もうひとつ続きの記事を書きました
ANT+への対応が肝心?管理人がWristableGPS SF-710S用純正HRモニター SFHRM01を同時購入しなかった理由

追記4:さらにもうひとつ続きの記事を書きました
WristableGPS SF-710SやSF-510T向けのBluetooth Smart(Bluetooth 4.0)対応HRセンサー購入の選択肢を考えてみる

追記5:加えてさらに続きの記事を書きました
説明書熟読の成果?WristableGPS SF-710S・SF-510T・SF-310G/W購入のための24個のピンポイントQ&A

追記6:加えてもうひとつ続きの記事を書きました
衝動買いの価値は十分あり?EPSON WristableGPS SF-710Sを購入して開封後、実際に使い始めてみた

追記7:加えてさらにもうひとつ続きの記事を書きました
Bluetooth Smartにのみ対応?ANT+対応HRモニターはエプソン WristableGPS SF-710Sで利用可能なのか

追記8:もう少し続きの記事を書きました
その差は2倍以上?EPSON WristableGPS2013年フラグシップSF-710Sと2012年フラグシップSS-700Tの測位スピードとGPS精度を比べてみる

追記9:さらにもう少し続きの記事を書きました
先代機種より数段上の実用性?WristableGPS SF-710Sの明るさアップ済みライト+タップ機能でのライト点灯は隠れた目玉機能の1つだった

追記10:追加で続きの記事を書きました
購入から半年未満のSS-700TユーザーがWristableGPS SF-710Sの追加購入を決意した3つの大きな理由

追記11:さらに追加で続きの記事を書きました
予備としても高い満足度?WristableGPS SF-710Sで利用可能なBluetooth Smart対応karadafitHeart HRM-10をもう1つ購入してみた

追記12:もうひとつ追加で続きの記事を書きました
ランニング用なのにエアロバイクでも活躍?管理人がWristableGPS SF-710Sのインドアモードを活用している理由

追記13:さらにもうひとつ追加で続きの記事を書きました
バイブレーションやタップ機能搭載だから気になるリスク?EPSON WristableGPS SF-710SやSF-510Tのユーザーは長期保証サービス、クロネコ延長保証ダイレクトに申し込むべきなのか?

追記14:もっと続きの記事を書きました
エアロバイク運動とランニングを楽しむ管理人が考えるEPSON SF-710Sを買うべき理由/買わない理由

追記15:さらにもっと続きの記事を書きました
期間限定価格と使いやすさは間違いなく魅力?EPSON SF-710S用に2台目購入のkaradafitHeart HRM-10開封レビュー

追記16:さらに踏み込んで続きの記事を書きました
半年以上利用したGPSウォッチ、SF-710Sの利用可能時間(バッテリー寿命)を調べてみた

管理人作成の関連記事:
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