2013年11月28日木曜日

エアロバイク運動とランニングを楽しむ管理人が考えるEPSON SF-710Sを買うべき理由/買わない理由



日常的にエアロバイク運動とランニングを楽しんでいる管理人ですが、新製品発表直後から気になり、即座に予約を行なって発売日から利用しているエプソンさんのGPSウォッチ、SF-710Sを実際に利用し始めて2週間近くが経過しました。

では、その満足感はとても大きく、やはり購入してよかったと感じています。

やはり、その一番大きな理由は、ストレスなく利用可能な製品になっていることが挙げられます。

というのも、GPSチップの性能が向上しているためか、測位完了までの時間が短いだけではなく、毎秒測位と最短毎秒記録に対応しているため、記録データ上の誤差も少ないものになっています。

また、日本国内では最新の国産GPS補助衛星、みちびきにも対応していることで、今後長期的に利用していく中でも、性能的に不満に感じることが軽減できるメリットも忘れてはいけないでしょう。

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さらに、2012年モデルの14時間のバッテリー寿命に対し、2倍以上となる30時間のバッテリー寿命を実現したのも、管理人自身、バッテリー充電を常に意識する必要はないため、ストレス軽減には大きく役立っていると感じている部分です。

この辺りの性能は、ウルトラマラソンなどの長時間大会でのみ活かされると考えていましたが、大会に参加している時よりも、結果的に利用時間が長くなる日常的なランニングでの快適さへの影響が大きいものになったのは、管理人にとっても驚きでした。

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では、SF-710Sを始めとした2013年モデル購入時に気になる部分が全くないというと、そんなことはありません。

その1つが、2012年モデルまでは対応していたワイヤレス規格、ANT+に対応していないことです。

そのため、SF-710SやSF-510Tで、心拍測定機能の利用を考える場合、Bluetooth Smart(Bluetooth 4.0) に対応したHRモニターを用意する必要があります。

ちなみに、エプソンさん純正のHRモニター、SFHRM01の定価は税込みで8,400円、実売価格で7,000円台です。

SF-710SやSF-510Tの製品購入費用に加えて、さらにこのHRモニター費用の追加を考える必要があるために、購入をためらっている方も多いはず。

ただ、管理人としておすすめしたいのが、エプソンさん純正以外の安価に販売されているHRモニターを購入してみるという選択肢です。

というのも、2013年モデルのSF-710SやSF-510Tでは、Bluetooth Smart(Bluetooth 4.0) に対応したHRモニターを利用可能なため、純正以外の安価なHRモニター購入も選択肢の一つに考えることができます。

実際、管理人自身、Mobile Actionさん製で、karadafitHeartブランドで販売されている心拍センサー HRM-10を購入して利用していますが、ペアリングはもちろん、実際の心拍測定も可能で、問題なく利用可能になっています。

価格も、純正HRモニターの半額前後と十分お得に感じるものですから、純正HRモニターにどうしてもこだわりがある方以外は一度選択肢として考えてみるのがおすすめです。

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そういったこともあって、管理人自身、購入したことをとても満足しているSF-710Sですが、多くのランナーにとって満足感を与える製品だと感じる一方で、すべてのランナーに無条件でおすすめできるのかというと、そうとはいえないと考えています。

というのも、トライアスロンでの利用を考えた時、SF-710Sよりも性能的に適した製品が存在していると管理人自身感じているからです。

具体的には、ガーミンさんの販売するGPSウォッチのフラグシップ機、ForeAthlete 910XTJなどは、仕様的にSF-710Sと同等の部分を多く持ちながら、スイム時のストローク記録機能や実際の走行記録を元に仮想的な競争相手を作成することが可能になるリアルパートナー機能が搭載されています。

特に、リアルパートナー機能は、アップダウンの多いトライアスロン大会を目標とした時に、坂道の昇り降りのタイミングにまで対応した、より精密な練習が可能になるなど、 SF-710Sに搭載されているペースに関する機能よりも一歩進んだものになっているのは間違いありません。

参考リンク:
ForeAthlete 910XTJの機能・特徴
ガーミンさんより)


とはいえ、SF-710Sにも、ランニング時用のランモードやウォーキング時用のウォークモードに加え、自転車走行時用のバイクモードが搭載されていることからも、トライアスロンなどでの利用が考慮されていることがわかります。

また、GPS性能も毎秒測位に対応したことから、スイム中でもある程度の精度で、GPS測位データを取得可能だと管理人自身は予想しています。

やはり、2012年モデルまでの2秒測位とは異なり、毎秒測位のSF-710Sでは、GPS信号を受信できる機会自体も倍増しているわけですから。

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そういったことまで考えた時、ランニングを重視するというランナーの方にとっては、 SF-710S が十分満足できる製品と言えるのは間違いありません。
コストパフォーマンスや国内メーカーであるエプソンさんのサポートが期待できることもあって、買うべき商品と言えるでしょう。

一方、スイムも含めたトライアスロンでの利用や、坂道でのより精密なペーストレーニングも重視したいという方は、ガーミンさんを始めとした他のGPSウォッチを検討することも現実的な選択肢としてはおすすめだと管理人自身も考えています。

また、エプソンさんから2014年以降のモデルとして、トライアスロンに対応したGPSウォッチ発売を期待して、今はあえて買わずにもう少しだけ待ちのスタンスを選択するというのも面白いかもしれませんね。


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追記1:続きの記事を書きました
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追記2:さらに続きの記事を書きました
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