JALマイルで国際線特典航空券を予約するために、管理人宅で必ず活用しているのが電話での予約です。
というのも、ゴールデンウィークや夏休み、冬休みといった繁忙期の時期に、ファーストクラスやビジネスクラスといった上級クラスの予約を確保するのは争奪戦と呼べるほど厳しい戦いを勝ち抜く必要があるのですが、これまでの経験から、その目的達成のために最も効果的なツールが電話での予約だと管理人自身も考えているからです。
実際、電話での予約と、その比較対象になるJALホームページでの予約では、空席確保までのシステム自体が大きく異なっているため、
- パソコンやタブレットの操作技術
- インターネットの回線速度
- JALさん側のサーバーまでの距離
管理人作成の関連記事:
JALホームページを利用したJAL国際線特典航空券予約の争奪戦を勝ち抜くための具体的な5つのテクニック
330日前の午前10時に手続きを開始してもJAL国際線特典航空券が予約できない理由
ただし、電話での予約にも大きな欠点が存在しています。
それが発券を行う度に必要になる電話発券手数料の存在です。
この電話発券手数料について簡単に説明すると、
- 電話での1冊の国際線特典航空券航空券の予約と発券につき2,160円の手数料負担が必要
- 対象はJAL国際線特典航空券とJALホームページで発券可能なJMB提携社特典航空券
- ワンワールド特典航空券とすべての国内線特典航空券は負担の対象外
- 燃油サーチャージや空港税などが300円以上変動した時の予約変更時にも必要
- 電話発券手数料は特典航空券払い戻し時にも返金なし
- システムエラーなどの特段の事情がある時には免除されることもあり
- 2015年4月1日からの実施
参考リンク:
国際線特典航空券発券手数料の導入について
(JALさんより)
管理人宅の場合、繁忙期の上位クラスの予約時には必ず電話での予約を利用しているのですが、この電話発券手数料は最初から必要経費として考えるようにしています。
やはり、希望するクラスを予約できた時には、有償では数十万円から数百万円ものコスト負担の必要な航空券を確保したことになりますから、そのお得度に比べると、まだまだそれ以上の価値を十分に感じられる手数料負担の範囲に収まっているのがその理由です。
管理人作成の関連記事:
手数料を支払ってもJAL国際線特典航空券を電話で予約する3つのメリット
2人分のパリ行JAL国際線特典航空券ファーストクラスを2016年夏休み利用で予約するために管理人が実行した4つのこと
マイルを利用したJAL国際線特典航空券の1マイルの価値の計算に少しこだわって挑戦してみた
では、その電話発券手数料は実際にどのように負担することになるのかというと、
1、往復同時の申し込みで2,160円
2、片道ずつの申し込みで4,320円
といった2つのパターンがあります。
まず、1つめの、往復同時の申し込みで2,160円というのは、330日前の午前10時に予約受付が開始されるタイミングで、往路と復路を日帰りの旅程で予約してしまう時に負担する電話発券手数料です。
もちろん、国際線特典航空券ですから、一度日帰りで予約したからといって、予約変更が完全に制限されているわけではありません。
そのため、本来希望していた復路分も予約受付が開始される330日前になったタイミングで、予約変更するといった活用方法が可能です。
具体的には、2017年ゴールデンウィークの5月3日に往路を利用し、5月5日に復路を利用する場合、
往路5月3日の330日前にあたる2016年6月7日に、
往路:5月3日
復路:5月3日
の組み合わせで予約を確保し、復路5月5日の330日前にあたる2016年6月9日に、復路のみを予約変更し、
往路:5月3日
復路:5月3日→5月5日
という本来希望していた日程での予約に変更してしまうということですね。
ちなみに、予約変更時の電話発券手数料は最初に国際線を利用する国際線第一区間が変更され、燃油サーチャージや空港税の増減で、負担金額に300円以上の増減が発生した時に負担が必要になる種類のものです。
そのため、往復での予約完了後に復路の予約のみを変更した場合、通常は電話発券手数料を負担する必要はありません。
管理人作成の関連記事:
JAL国際線特典航空券の電話発券手数料2,160円が免除される5つの条件
このようにして、往復同時の申し込みでは、
往復分を日帰りでの発券
復路分のみ予約変更
と合計2回電話での手続きを行う必要はありますが、2,160円の電話発券手数料の負担で争奪戦に有利な状態で参戦できます。
次に、2つめの、片道ずつの申し込みで4,320円というのは、往路と復路のそれぞれが330日前の予約の受付が開始されたタイミングで、別々に予約手続きを行う方法です。
この場合、電話発券手数料は、1冊の特典航空券予約につき、2160円が必要になりますから、往路と復路の両方を合わせて、2,160円×2=4,320円ということになります。
ちなみに、担当のオペレーターさんによっては、往路と復路を別々に予約した場合でも、電話発券手数料の注意事項の中に記載された一連の旅程と考えることで、2,160円の電話発券手数料で済むかもしれないと考え、調べてくれることもあるかもしれません。
しかし、一連の旅程での電話発券手数料の割引条件には、同時に発券する場合という条件も記載されていますから、別々の日に往路と復路のそれぞれを2回に分けて予約してしまっている場合には、4,320円の電話発券手数料が必須ということに。
この部分はついつい割引を期待してしまうだけに少しだけ注意が必要ですね。
このように、同じ往復の予約でも、実際の手続き方法によって金額の異なる2種類の電話発券手数料が発生するのですが、管理人宅の場合、意外にも高価な4,320円の電話発券手数料を支払って片道ずつの申し込みばかり利用しています。
なぜ管理人がJAL国際線特典航空券の電話での予約では、片道ずつの申し込みを愛用しているのか、その理由は次回以降の記事でまとめてみたいと思います。
管理人作成のJAL国際線特典航空券争予約テクニック関連の記事:
快適さはビジネスクラス未満プレミアムエコノミー以上?管理人が国際線非常口座席をおすすめする理由
(2013年8月10日)
夏休みでもマイルを使った特典航空券を確実に予約したい時には必ず電話での予約をおすすめする理由
(2014年9月19日)
マイルを使った出発当日の空港でのアップグレードは国際線特典航空券の予約戦略にどんな変化を生み出すのか
(2015年1月6日)
プレミアムなのにエコノミークラスより人気なし?JAL国際線特典航空券のプレミアムエコノミーは本当に損なのか
(2015年1月20日)
JALマイルを使った特典航空券の払い戻し手数料はキャンセル前に有効期限切れの失効マイルで支払うことはできるのか
(2015年6月26日)
JAL国際線特典航空券予約受付開始の330日前午前10時に電話予約を行う時、なにが起こるのか
(2015年9月14日)
2人分のパリ行JAL国際線特典航空券ファーストクラスを2016年夏休み利用で予約するために管理人が実行した4つのこと
(2015年9月16日)
手数料を支払ってもJAL国際線特典航空券を電話で予約する3つのメリット
(2015年11月4日)
人気のあるJAL国際線特典航空券の争奪戦には電話で予約以外考えられない2つのメリット
(2015年12月22日)
JAL国際線特典航空券で電話での問い合わせ時に利用可能なお気に入りの無料サービス
(2015年12月26日)
改悪前に発券済みのJAL国際線特典航空券を2016年4月の燃油サーチャージ廃止後に予約変更した時、大幅に増加した必要マイルは請求されてしまうのか
(2016年1月15日)
JALマイルを利用した特典航空券予約で争奪戦に巻き込まれずに手続きできる貴重な2つのチャンス
(2016年3月8日)
電話でのJAL特典航空券争奪戦対策に事前準備しておきたいJMB 携帯電話番号登録サービス
(2016年3月11日)
JAL特典航空券を予約受付開始のタイミングで電話予約するメリットとデメリット
(2016年3月12日)
JAL国際線で希望の座席を指定するために少しだけ頑張りたい3つのタイミング
(2016年4月11日)
キャンセル待ち大幅改悪のJAL国際線特典航空券 今後の予約テクニックを考える
(2016年4月22日)
有給無しでも5連休な2017年ゴールデンウィーク JAL国際線特典航空券予約争奪戦はいつから開始されるのか
(2016年4月25日)
JAL国際線特典航空券の電話発券手数料2,160円が免除される5つの条件
(2016年5月15日)
335日前からのJAL特典航空券 すべての手続きスケジュールをまとめてみた
(2016年5月24日)
JAL国際線特典航空券とJMB提携航空会社特典航空券の330日前予約争奪戦戦略に大きな影響を与える3つの制限
(2016年5月31日)
2017年ゴールデンウィークのJAL国際線特典航空券争奪戦に参加してみた
(2016年6月9日)
2016年9月まで6ヶ月連続のJAL国際線燃油サーチャージ廃止と2017年夏休み国際線特典航空券予約戦略の重要な関係
(2016年6月11日)
JALホームページを利用したJAL国際線特典航空券予約の争奪戦を勝ち抜くための具体的な5つのテクニック
(2016年6月13日)
330日前の午前10時に手続きを開始してもJAL国際線特典航空券が予約できない理由
(2016年6月14日)
0 件のコメント:
コメントを投稿