2015年10月11日日曜日

JALマイルを利用したJAL国際線特典航空券のキャンセル待ちを手続きした後に時々チェックしたい2つの重要情報



コツコツと毎日の生活の中でJALマイルを貯めている管理人宅ですが、その目的は国際線特典航空券での利用ということもあって、確実に予約を完了するために、330日前の予約受付開始直後に手続きを行うようにしています。

もちろん、それ以降も国際線特典航空券の予約は可能ですが、特にファーストクラスやビジネスクラスでは特典航空券として提供される座席数自体が少ないため、希望する日程での予約ができないケースも多いという事情もあることが管理人宅がそうした予約方法を選択する最大の理由と言ってもいいかもしれません。

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ただし、希望する日程が確保できない時にのみ活用できるサービスが1つ存在しています。

それがキャンセル待ち(空席待ち)です。

このサービスは、JAL国際線特典航空券でのみ利用可能で、さらに上級会員への順番待ちの優遇が行われるという特徴があるものの、今現在空席がないフライトについても、キャンセルによって空席が発生した時に優先的に予約できるため、希望する旅程での特典航空券発券に活用できる可能性を持っています。

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ただし、このキャンセル待ちサービスを利用する場合、手続きを行った後は空席が発生するのを待つだけですが、この待っている間がなかなかつらいというのも管理人の正直な実感です。

というのも、キャンセル待ちは、今現在特典航空券を確保している方のキャンセルはもちろん、有償航空券の開放によっても解消されるのですが、人気のある日程の場合、あまりに多くの方がキャンセル待ちの列に並んでしまっているため、結果的に直前になって空席が確保できたり、あるいは空席が確保できずに、キャンセル待ちを含むすべての予約がキャンセルされてしまうケースもあるからです。

そうした不安な状態で過ごすことが好きではないという理由もあって、管理人宅ではより確実に予約を確保することを優先し、できるだけキャンセル待ちには頼らないようにしたいと考えています。

とは言え、キャンセル待ちを利用する以外に選択肢がない場合、管理人がその後のキャンセル待ち戦略を決めるために、活用している2つの重要情報があります。

それが、
・有償航空券の空席数情報
・キャンセル待ち人数の合計
の2つです。

まず、1つめの、有償航空券の空席情報は、出発が近づいた時に、特典航空券として解放される座席の目安になるため、このまま空席待ちを続けるのか、それとも別の日付に乗り換えるべきか判断する上ではとても重要な情報になります。

というのも、有償航空券に空席が残っていないような状態では、直前期になってからも特典航空券に解放される席数自体も大きく制限され、結果的にキャンセル待ちの状態から予約が完了できる可能性はかなり低いものになるのは避けられないからです。

この場合、土日や祝日などから平日の日程への変更はもちろん、旅行シーズン自体をスライドさせるなど、人気度の低く、よりキャンセル待ちからの予約確保の可能性が高い旅程への乗り換えを検討するなど、キャンセル待ち戦略の変更が必要になるかもしれません。

ちなみに、有償航空券の空席数情報は、有償の航空券を対象にした「国際線空席照会」の予約機能を利用する方法と、「国際線スケジュール案内」を利用する方法の2つがあります。

参考リンク:
JAL国際線 空席照会
JAL国際線 スケジュール案内
JALさんより)


管理人が特に利用しているのは、国際線空席照会の予約機能を利用する方法なのですが、その理由は有償の航空券の残り空席数に加えて、実際の座席指定情報に基づく形での空席情報も確認できるからです。

具体的には、希望する旅程で空席や運賃等を検索した画面で、「便名・機材」の欄の「JL○○○」という便名のリンクをクリックすることで、今現在実際に座席指定可能な空席と、逆にすでに指定済みの座席が確認できる座席指定画面にアクセスできます。

ちなみに、JAL国際線特典航空券の予約画面でも、これとほぼ同じ画面にはアクセスすることもできるのですが、特典航空券として提供されている座席が予約済みになった後のキャンセル待ち状態ではアクセスできないため、売り切れにならないかぎり安定して利用できる、「国際線空席照会」の予約機能の利用がおすすめだと考えています。

ただし、この座席指定画面を利用する時の注意点としては、事前座席指定を完了していない利用者分の空席も通常の空席として扱われてしまうことです。

具体的には、国際線空席照会とスケジュール案内では1席、座席指定画面では2席の空席があると表示された場合でも、座席指定画面の空席のうち1席は単に事前座席指定が行われていないだけの可能性も高く、正しい空席数は残り1席ということになります。


次に、2つめの、キャンセル待ち人数の合計は、JALさんのJMB会員専用国際線予約の窓口に電話することで簡単に確認できるため、今後のキャンセル待ちの戦略を考えたり微調整する時には活用したい情報の1つです。

参考リンク:
JMB会員専用国際線予約
JALさんより)


特に、その旅程の人気度を客観的に知ることができるわけですから、キャンセル待ちの手続きを行う前に、複数の日程や路線で確認をお願いしてみて、可能性の高いと思われる旅程をキャンセル待ちするといった使い方もおすすめです。

ちなみに、この時確認できるのは、今現在キャンセル待ちの列に並んでいる方の合計人数のみで、実際にキャンセル待ちを行っている自分自身の順番を知ることはできません。

この辺りは、キャンセル待ちの順番待ちで上級会員への優遇が行われている以上、無用のトラブルを避けるためには仕方のない部分なのかもしれませんね。




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