2013年9月19日木曜日

「集中力」イコール「学習のための体力」?管理人が社会人学習者はできるだけ早く学習習慣を身につけるべきと考える理由

毎日の習慣として学習を継続している管理人ですが、その中で強く感じていることが1つあります。

それは、社会人学習者にとっての集中力の重要性です。

というのも、管理人自身、集中力には2つの側面を存在していて、その両方が効率的な学習に大きな影響を与えると考えているからです。

集中力が持つ2つの側面とは
1、集中対象に没頭する度合いという意味での集中力
2、没頭状態を維持する継続能力としての集中力
の2つです。


1つめの、集中力は、どの程度、対象のことしか考えずに集中し、また没頭しているのかという意味では、一般的に集中力として考えられていることかもしれません。

問題となるのは2つめの、その没頭状態をどの程度維持できるのかという意味での集中力です。

というのも、このタイプの集中力が無いことには、集中状態が長い時間維持できないため、学習の効率は大きく低下してしまいます。

そのため、これは時間を有効利用したいと考える社会人学習者には特に解決しなくてはいけない問題の1つと言えるでしょう。


では、どのようにして継続能力としての集中力を強化するべきなのか?

その答えは、毎日何らかの学習を行い、集中する時間を設定するということを継続するしかないと管理人は考えています。

なぜなら、このタイプの集中力は、運動での体力や筋力と同じで、数日間必死に頑張ったからといって、すぐに手にできるものではないと考えているからです。

少し極端な例として、フルマラソンを完走する体力や8,000m級の登山が可能な筋力や体力を、1週間必死にトレーニングしたからといって獲得することは難しいことと同様かもしれません。

どんなに頑張ったとしても、そうした能力獲得のためには、数ヶ月から数年の長い積み重ねが必要になるはずですから。

それは、没頭状態を維持する継続能力としての集中力獲得でもそれほど変わらないというのが、管理人自身が学習を継続してきた実感と言えます。


また、最初は短時間しか維持できなかった没頭状態の継続時間を少しずつ伸ばし続け、最終的には長時間の集中した状態の学習も苦しいと感じないようにすることは、達成するべき目標が困難であればあるほど、重要で、ある意味必須な条件となるはずです。

そのため、明確で大きな目標のある社会人学習者の方は、できるだけ早く、目標達成のための学習を始めるべきだと管理人は考えています。

やはり、早く始めるほど、学習を無理せず行うことができるようになるという体験を、より早く経験できるでしょうから。


確かに社会人があえて学習を行うとなると、日常生活の中で出会う学習の妨げになることや日々の生活の中での疲労や消耗など、困難に遭遇することになるのはなかなか避けられるものではありません。

特に、今すぐに仕事に直結するようなこと以外に取り組む場合は、なおさらです。
実際、そうした学習をわざわざ頑張らなくても今までと変わらず生活していくことができる以上、苦しいと感じてしまうような学習を継続することは想像以上に困難です。


そうしたことを考えると、学習時の集中を確保し、その没頭している時間を可能な限り長時間維持することは、途中で学習を投げ出さず、習慣として楽に継続するためにも、重要なのは間違いありません。

だからこそ、体力としての集中力を手にするために、できるだけ早い余裕のある時期から学習に取り組みことをおすすめしたいと管理人は考えています。



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