2017年4月30日日曜日
ヒルトン・オナーズポイントの最新機能、家族や友人への無料ポイント譲渡を試してみた
管理人宅がメインのホテルグループとして愛用しているヒルトンさんで大きなルール変更が最近行なわれました。
それがポイントの共有や譲渡といった使い道の改善です。
具体的には2017年4月から家族や友人などを対象に手数料負担なしに、10人までの他の会員とポイントを共有したり、譲渡することが可能になります。
ちなみに、これまでも提供されてきた譲渡機能を利用することで、今回の改善実施後と同様の結果は得ることも可能だったのですが、手作業でのポイント計算を行う手間やポイントを譲渡する度に必要になる手数料などの負担もあって、手軽な利用は現実的なものではありませんでした。
しかし、そうした制限がなくなり、家族はもちろん、友人や知人などの第三者ともポイントのやり取りが可能になるため、少ないポイントをいくつかまとめて特典宿泊予約に活かせるなど、活用の幅が広くなるはずです。
特に、ダイヤモンドやゴールドと言ったヒルトンの上級会員の場合、一般会員とは比べて、ポイントでの特典宿泊もかなりお得に活用できますから、ポイントのまとめ方を工夫してお得度を追求するような楽しみも生まれそうですね。
参考リンク:
ヒルトン・オナーズポイントの購入、贈与、プール、譲渡
Points Pooling FAQs(英語)
(ヒルトンさんより)
さて、管理人宅では、旅行中などは管理人と管理人の家族の2人で行動することが大半で、ヒルトンやコンラッドと言ったヒルトン系のホテルを予約する時には、滞在数でダイヤモンド会員資格を維持継続中の管理人宅のアカウントを利用しています。
しかし、管理人の家族も、仕事関係などの時に単独でヒルトン系のホテルに宿泊した時のポイントが有効利用されないまま管理人の家族のアカウントに残されていました。
そこで、今回のポイントに関する改善が行われたタイミングで、この管理人の家族のポイントをすべて管理人のアカウントに譲渡することに決定。
そのための手続きを実際に進めてみました。
最初に手続きを行うためにアクセスするのはヒルトンさんのヒルトン・オナーズ公式サイトの購入、贈与、プール、譲渡のページです。
参考リンク:
ヒルトン・オナーズポイントの購入、贈与、プール、譲渡
BUY, GIFT, POOL & TRANSFER(英語)
(ヒルトンさんより)
そこから譲渡(TRANSFER)のリンクをクリックすると、サインイン画面に移行します。
もちろん、今回のケースでは、管理人の家族のポイントを管理人に譲渡するわけですから、サインインを行うのはポイントを贈る側の管理人の家族。
サインイン完了後は、譲渡したいポイント数を選択肢から選びます。
ちなみに、譲渡で選べるポイント数は1,000ポイント単位になっていて、それ以下のポイントも全ポイントを譲渡することは不可。
そのため、1ポイントも残さず、すべてのポイントを無駄なく譲渡というわけにはいきません。
その1,000ポイント単位で譲渡するポイント数を選んだ後は、贈る相手のヒルトン・オナーズの会員情報を入力していきます。
具体的には、氏名、会員番号、メールアドレスの3点のみ。
家族だけではなく、友人や知人もポイントの共有や譲渡の対象になっているため、これだけのシンプルな情報でも問題はないのかもしれません。
もちろん、2017年4月の改善後の譲渡は手数料不要で可能。
上の手続き途中の画像でも、今回の譲渡では手数料が無料という内容がしっかり表示されています。
ただし、全くの制限無しでポイントの譲渡が可能になっているわけでもなく、譲渡可能なポイント数はもちろん、受け取ることのできるポイント数、さらには、1暦年間の譲渡可能回数もしっかり掲載されていました。
そのため、無制限に少ないポイント数から何回でも交換目的で利用できるサービスというわけではありません。
ちなみに、気になる手続完了からポイント譲渡が反映されるまでの時間ですが、なんと即時。
実際に、手続き完了後すぐに管理人のアカウントを確認してみると、指定したポイント数のポイントがしっかりすぐに加算されていました。
そのため、お得な予約チャンスに遭遇して、急いで予約手続きを完了したい時などにも活躍してくれそうなサービスですね。
一方で、ポイントの譲渡が即時反映となると気になるのはセキュリティ面。
しかし、ヒルトン・オナーズのパスワードは大文字と小文字のアルファベットや数字の組み合わせが必要な比較的強固なもので、譲渡手続き完了後には、自動的に譲渡手続き完了を知らせる案内メールが登録しているアドレス宛に届きますから、実際の利用では気にするほど心配なものではないと管理人自身は判断しました。
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