管理人と管理人の家族の2人の海外個人旅行で、ヨーロッパ周遊を楽しんでいる管理人宅にとって、パリは必ず訪れる重要な都市です。
しかし、そのパリにある1つの美術館に管理人宅は何年間も振られ続けていました。
それが、2009年からの大規模改修で休館中だったパリ ピカソ美術館です。
本来、このピカソ美術館は、休館から2年後の2011年に終了する予定だった改修工事期間が毎年延長され続け、休館から約5年後の2014年10月28日になってようやくリニューアルオープンが実現するというエピソードを持っています。
その結果、管理人自身も、休館からリニューアルオープンが完了するまでの間に、「これだけ著名な美術館が何年間も休館のままのはずはない!」と考えて、パリを訪れる度に何度か念のため現地を訪れてみるのですが、目に映るのは無情な休館中を知らせる案内のみ。
こうしたがっかりを繰り返すうちに、管理人も改修工事が原因というよりは、世界中を対象にした巡回展の開催を目的にした休館の延長ではないかと考え始めてしまったほどです。
参考リンク:
ピカソ美術館 (パリ)
(wikipediaさんより)
ちなみにリニューアルオープン翌年の2015年はパリ自体には滞在していたものの、残念ながら旅程の関係でピカソ美術館を訪れることはできなかったので、2016年夏の今回が最初の訪問になりました。
メトロでピカソ美術館を訪れる場合、最寄り駅のメトロ1号線サン・ポール駅(Saint-Paul)、メトロ8号線 サン=セバスチャン=フロワサール駅(Saint-Sébastien-Froissart)またはシュマン・ヴェール駅(Chemin Vert)のいずれかを利用することになります。
また、うっかりミス対策に念のため確認しておきたい開館時間や休館日は
- 火曜日から日曜日は午前9時30分から午後6時まで開館
- 12/24から12/31は午前9時30分から午後5時まで開館
- 月曜日、クリスマス、1/1、5/1は終日休館
参考リンク:
パリ ピカソ美術館 開館時間(英語)
(ピカソ美術館さん公式ホームページより)
いずれのメトロ駅を利用する場合も、ピカソ美術館の周辺は集合住宅や小規模な商店が立ち並ぶ閑静な住宅街ですから、特に治安などへの不安は感じないまま徒歩で向かうことができるはずです。
管理人宅ではオペラ駅近くにあるホテルに滞在していたため、行きはメトロ8号線のシュマン・ヴェール駅(Chemin Vert)、帰りは次の目的地の関係で、メトロ1号線サン・ポール駅を利用しました。
ピカソ美術館は門自体も立派なものの、周辺の風景に良い意味で馴染んでいるため、うっかり見過ごさないように注意が必要かもしれません。
門を通ると、そこには中庭がありました。
入場の列を整理するためのロープなどが何列分も見られますから、ピーク時にはかなりの人気が集中するのかもしれません。
とは言え、管理人が訪れた時にはとても空いていて、待つことなくスムーズに入場できました。
ちなみに、このピカソ美術館でもミュージアムパスでの無料入場は可能です。
しかし、一度専用の入場券発行のために入口近くのチケットブースに立ち寄る必要があることは少しだけ要注意。
館内は元々の著名な官僚の邸宅としての作りを贅沢に利用したものらしく、個性的な美術館としての印象を強く感じさせてくれます。
収蔵品は多種多様としか言えないレベルで、ピカソ自身の著名な絵画作品はもちろん、その練習としての習作もふんだんに配置されていました。
また、ピカソ自身の思索の過程を探るような試みを感じる展示構成になっていて、管理人自身、普段使っていない脳の部分を揺さぶられるように感じられ、とても不思議な感覚でした。
それ以外にも、通常の作品展ではあまり人気や需要がないと思われる立体作品も十分なスペースを確保された上で一同に展示され、とても迫力があります。
微笑ましく、可愛らしい作品も多い一方で、後年・晩年の作品に通じる人間の本質や本能に迫る造形も多く見られました。
そのため、一個人にまつわる展示物を集めた美術館としては、かなりの懐の深さと多様性を実感する展示に向き合うことになり、ユニークで思い出深い鑑賞体験を楽しめるはずです。
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