2016年2月28日日曜日

予約受付開始前で調べられないはずのJAL国内線特典航空券で2ヶ月以上先の空席情報を調べる方法


JALマイルの使い道として最も身近なはずの国内線特典航空券には、とても重要な注意点が存在しています。

それが、2ヶ月前の予約受付開始にはもうすでに空席がなくなってしまっているかもしれないというリスクです。

というのも、国内線特典航空券として提供されている空席の枠と、330日前から予約できる国際線特典航空券の乗り継ぎ用国内線の枠が共通になっていることや、通常よりも2週間早く申し込める優遇が往復利用時限定や上級会員限定の先行予約サービスとして提供されていることが原因で、予約受付開始のタイミングには、特典航空券の争奪戦が始まる前に終わっていたということになりかねないからです。

特に、予約が集中してしまう繁忙期には、まさに運次第という恐ろしい状況になることも。

管理人作成の関連記事:
JAL国内線特典航空券争奪戦へ参加する前に覚えておきたい最大の注意点


その対策として重要になるのが、予約受付開始前の段階でしっかりJAL国内線特典航空券の空席情報を確認することです。

というのも、事前に空席になっている便が分かっている場合、それらを避けて、空席のある便のみを狙い撃ちにした予約手続きも可能ですから、希望する旅程で予約を確保できる可能性は格段に高くなるのは間違いありません。

では、どのようにして予約受付開始前に国内線特典航空券の空席情報を調べるのか?

その方法の1つが国内線特典航空券のお帰り確約サービスを活用する方法です。

どういうことかというと、国内線特典航空券のお帰り確約サービスというのは、往復の国内線特典航空券利用時に往路の2週間先までは2ヶ月前の予約受付開始を待たずに予約できるというサービスですが、その機能を活用して予約受付開始が開始されていない日程の空席情報を確認してしまう方法になります。


 参考リンク:
国内線特典航空券「お帰り確約サービス」
JALさんより)

ただし、お帰り確約サービスは復路のみが対象という制限がありますから、往復分の空席を確認する場合、2回に分けて作業を行う必要があるのは要注意ですね。

具体的には、2016年のゴールデンウィークに
往路:5月3日東京→那覇
復路:5月5日那覇→東京
という往復の国内線特典航空券を確保したい時の手続きを見てみることにしましょう。

まず、往路分の空席情報を調べるためには、
往路:○月△日那覇→東京
復路 :5月3日東京→那覇
という日程で空席の検索を行います。

続いて、復路分の空席情報を調べるためには、先ほどの往路分とは全く別に、
往路:□月☓日東京→那覇
復路:5月5日那覇→東京
という日程で空席の検索を行う必要があるということです。

管理人注:
往路分の日付は肝心の復路から2週間以内の予約受付開始済みの日程であれば、好きな日の入力で問題ありません。 

このように合計2回の空席検索を行う手間は必要ですが、予約受付開始前で本来は検索できないはずの空席情報を確認することができます。

もちろん、お帰り確約サービスには、往路から2週間以内という制限がありますから、この方法で調べることができる限界も約2週間に限られてしまうのは避けられません。

その対策としては、国際線特典航空券の乗り継ぎ用国内線空席状況を利用して最大330日先までの空席情報を調べる方法が存在しているのも事実です。

しかし、直前期の空席情報を元に予約戦略を考えて修正する目的には、この方法だけでも十分活用できると管理人自身感じています。




管理人作成の関連記事:
2人分のパリ行JAL国際線特典航空券ファーストクラスを2016年夏休み利用で予約するために管理人が実行した4つのこと

JAL国際線特典航空券予約受付開始の330日前午前10時に電話予約を行う時、なにが起こるのか

夏休みでもマイルを使った特典航空券を確実に予約したい時には必ず電話での予約をおすすめする理由

JAL国際線特典航空券で空席待ち(キャンセル待ち)が取れた時、どんなことが起こるのか

2015年10月1日以降に使えるJAL国際線特典航空券のキャンセル待ち(空席待ち)からの予約成功率を高める戦略

2人以上でJAL国際線特典航空券のキャンセル待ち(空席待ち)を利用する時に絶対忘れてはいけない航空券の分割とは何なのか

JAL国際線特典航空券の空席待ちからの予約成功率を高めるために準備しておきたいこと

JAL国際線特典航空券のキャンセル待ち(空席待ち)を使いこなすために覚えておきたい4つの基本テクニック

JALマイルを利用した特典航空券の中でどれがキャンセル待ち(空席待ち)を利用できる航空券なのか

0 件のコメント:

コメントを投稿