2016年2月21日日曜日

突然始まった耳鳴りに悩まされて急いで耳鼻科に行ってきた 後編

前回の記事では、耳鳴りが発症した夜の翌日に総合病院の耳鼻科を訪れた管理人ですが、現時点では原因不明ながら取り返しの付かない事態への急激な変化は考えにくいという診断結果に。

そして、MRIの予約も完了し、安静状態で過ごすため、自宅へ帰宅することにしました。

今回の記事は、その続きになります。

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管理人が自宅で安静にしていると、夕方になり、管理人の家族が仕事から帰ってきました。

もちろん、管理人の家族には、朝の段階で耳鳴りの症状と病院に行くことは伝えたのですが、帰宅後は病院での診断などの結果はあらためて伝えることになります。

その時に、管理人の家族から指摘されたのが、数日前に歯科医院で処置してもらった銀歯の再装着です。

というのも、耳鳴りが発生する4日前ほどに、管理人の歯に虫歯治療時に装着されていた銀歯がぽろりと取れてしまい、その翌日に30年ほどかかりつけの歯科医院に再装着の処置をお願いしたことがありました。

ただし、管理人が予約無しで訪れた時には、開院当初から頼りにしてきた医院長先生は不在で、若さを感じさせる他の歯科医師に処置をお願いすることに。

幸運にも取れたばかりの銀歯の再利用は可能だったので、簡単な洗浄と装着作業が行われることになったのですが、処置が完了した後に問題が発覚しました。

というのも、どうも銀歯を再装着した部分が高く感じられ、噛みあわせが横にずれるような違和感が生まれてしまったからです。

処置用の椅子から降りる前や会計の時にも伝えたのですが、噛みあわせチェックを行う限りでは問題がなく、しばらくすると違和感は消えるはずという説明が担当の歯科医師や歯科衛生士の方から繰り返し行われ、管理人もそういうものかもしれないと考えて帰宅しました。

しかし、自宅に帰ってから食事をしても、歯が横にずれるような違和感は消えるどころか強くなるばかりで、食べ物を噛む度に気持ちの悪ささえ感じるほどに。

この時点で、管理人自身、これはいくらなんでもおかしいと思ったので、営業時間終了間際の歯科医院に電話し、医院長先生に再処置をお願いすることにしました。

それが翌々日になったのですが、医院長先生による診察の結果は、銀歯が高くなっているということで、調整が行われ、違和感のない元の噛み合わせにようやく戻りました。

時系列的には以下のようになります。

1日目
銀歯が取れる
 ↓
2日目
銀歯の装着。違和感を感じる
 ↓
3日目
違和感を感じながらの生活
 ↓
4日目
銀歯の再処置完了。違和感は消失
 ↓
5日目
就寝前に耳鳴り発生
 ↓
6日目
起床時点で耳鳴りの悪化を確認。耳鼻科を訪れる

つまり、管理人の家族としては、銀歯の再装着とそれに関わるトラブルが今回の耳鳴りの原因になっているのではないかと考えているようでした。

そう考えた管理人の家族がすぐさま行ってくれたのが、管理人の首や肩の肩こりチェックです。

その結果、銀歯の外れた左側の首に固く筋のようになってしまった凝りと、そこを中心とした肩や背中、左半身全体のこわばりのようなものが見られると教えてくれました。

ちなみに、管理人自身も普段は日課のストレッチや筋肉トレーニングを行っているので、身体の状態確認を含めたメンテナンスには気をつけているつもりだったのですが、銀歯関連のトラブルで気持ち悪くなっていたなどの影響もあったのか、かなり深刻な肩こりにも気づけなかったようです。


その後は、管理人の家族によるマッサージです。

管理人の家族は、マラソンを中心としながらも、水泳や登山なども継続し、管理人とは比べ物にならない、かなりシリアスなアスリートとして運動を楽しんでいるのですが、その中で続けてきた身体のメンテナンスを目的としたマッサージをアレンジして、首や肩、左半身を中心に行ってくれたようでした。

その総時間数は4時間

確かに、一般的なマッサージで期待するギューっというような強さを感じるものではないものの、柔らかな圧迫感を長時間、何度も何度も繰り返す形のマッサージが行われ、管理人自身、身体がポカポカと温かくなり、軽くなるのも感じました。


その結果はというと、耳鳴りの音は10分の1ほどに小さくなり、普段の生活を行っている限りでは意識しないレベルになってしまいました。

また、耳鳴りの頻度自体も、発症当初よりも改善された30秒から1分間に1回程度に落ち着きました。

もちろん、就寝前の寝室や入浴時の浴室など、静かな場所にいる時などは、微かに耳鳴りの「ドン・・・、ドン・・・、ドン・・・」という音を認識できるのですが、それ以外の場面では気にならないレベルです。

少なくとも、睡眠の質が悪化したり、昼間の活動の中でも耳鳴りが気になるなど、日常生活に大きな影響を感じる状況ではなくなりました。


管理人の家族は翌日も4時間ほど、マッサージを行ってくれたのですが、やはりマッサージを行う度に耳鳴りは改善していくことがはっきり分かります。

結果的には、合計8時間のマッサージで、少なくとも管理人にとっては耳鳴りが全く認識できなくなりました。

こうして徹底したマッサージを長時間頑張ってくれた管理人の家族にはただただ頭が下がるばかりですね。感謝しています。


その後、MRIの撮影と撮影結果の説明が行われたのですが、腫瘍や神経などの異常はもちろん、耳鼻科的な異状も見つからず、問題なしというものでした。

そうした結果もあって、幸運にも管理人は今現在、耳鳴りが発生する前と全く同じ状態での生活に戻ることができています。


今回の耳鳴りトラブルで管理人が理解したのは、
  • 銀歯の装着が強力な肩こりトラブルの原因になること
  • 強力な肩こりが恐ろしい耳鳴り発生の原因になること
  • 肩こりの解消で耳鳴りが改善する可能性があること
という3つです。

結果的に、銀歯の装着の難しさ、そして肩こりの恐さを実感するには十分に手痛い経験になってしまいました。

もちろん、すべての「ドン・・・、ドン・・・、ドン・・・」という、 太鼓や鼓動のような耳鳴りが肩こりを原因とするものだとは限りません。

そのため、原因によっては、できるだけ早く耳鼻科などでの適切な治療の有無がその後の人生の快適性を大きく分けてしまう以上、より慎重に判断するべき事柄なのは間違いありません。


結果的に無事だった管理人自身も、今回の耳鼻科を訪れたのは無駄なことだとは思っていないのも事実。

というのも、やはり、メニエール病や突発性難聴などの取り返しのつかない耳の異状の可能性を早い時期に除外できたというのは、大きなメリットになったと実感しているからです。

参考リンク:
メニエール病
突発性難聴
Wikipediaさんより)


特に、ストレスが原因で病気が発症する可能性がある耳を治療する場合は、この安心感は影響が大きいと感じています。

実際、管理人が次に同じような耳鳴りに遭遇した時には、肩こりなどの異常も注意深くチェックするとは思いますが、耳の異常の恐さに変わりはありませんから、万が一の時の可能性に備えて、今回と同じように耳鼻科を訪れると決めているくらいですから。




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