スタンプカードが好きなんですっ！: フィレンツェを訪れたら必ずアカデミア美術館に行きたくなる魅力

2017年3月16日木曜日

フィレンツェを訪れたら必ずアカデミア美術館に行きたくなる魅力

管理人宅のヨーロッパ周遊旅行の目的地の1つとしてイタリアのフィレンツェを加えた時、必ず訪れるようにしているのがアカデミア美術館です。

ミケランジェロが作成したダビデ像が収蔵されていることでも有名な美術館ですが、管理人も何度もリピートしたくなる理由があります。

参考リンク：
アカデミア美術館
ミケランジェロダビデ像
（Wikipediaさんより）

それは世界的にも貴重な作品、ダビデ像を本当にゆったり鑑賞できるからです。

このダビデ像は美術館内の大きなホールの中央付近に展示されていて、その周囲を好きなように歩くことができます。

そのおかげで、普段はあまり見る機会のない像の正面以外から自分でお気に入りの角度を見つけられるのは、写真や映像ではなかなか味わえない醍醐味。

実際、管理人のお気に入りの角度の1つ、手の甲に浮き出る血管の造形があまりに美しく写実的な右後方からの見え方もここでしか確かめられません。

また、像の設置されているホールには、自由に座ることのできる椅子がいくつも用意されていて、そこに腰掛けながらゆったりと鑑賞できます。

特に、徒歩での観光がメインになりやすいフィレンツェでは、足の持久力に自信があまりない人ほど、じっくり見たい作品を座って鑑賞できるだけで、気楽さが大きく変わってくるはず。

もちろん、椅子に座ってしまうと像からの距離は遠くなるのですが、ダビデ像自体のサイズが台座以外の像だけで約5mと十分大きく、デザイン自体が少し離れた位置から見上げるように鑑賞されることを前提に作られているためか、椅子から見ても満足度は大きく変わらないのも、この美術館が気に入っている理由の１つと言えるかもしれません。

ちなみに、アカデミア美術館は、ウフィツィ美術館やパラティーナ美術館と同様に、入場待ちの列が長いことでも有名です。

しかも、季節や時間帯によって待ち時間は増減するものの、早くても30分から1時間程度、ひどい時には2時間以上並ぶ必要があるなど、行列に並ぶのは絶対に避けたいことの１つ。

実際、管理人宅がたまたまスケジュールがぽっかり空いたタイミングでアカデミア美術館を予約なしで訪れた時には、わずかな建物の影に隠れるようにして2時間以上真夏の炎天下でひたすら入場を待つ悲劇に遭遇・・・。

もう二度と繰り返したくない本当につらい経験でしたから、それ以降は必ず公式予約サイトのB-ticketさんから事前予約することにしています。

参考リンク：
アカデミア美術館予約ページ
（フィレンツェの美術館公式予約サイトB-ticketさんより）

ちなみに、公式予約サイト以外でも事前予約は受け付けられていますが、高額になりがちな手数料が追加されているため、要注意。

予約手続自体は簡単な英語だけで可能ですから、１つ１つ丁寧に確認しながら自分自身の手で予約してみるのもおすすめだと思いますよ。

また、予約手続きで送られてくるメールはチケットと引き換えるための情報が記載された予約確認書でしかないことにも要注意。