JALマイルを利用して国際線特典航空券のファーストクラスを利用する時に積極的に活用する価値があると考えているのが、片道での予約です。
というのも、JAL国際線特典航空券では、往復の半分の必要マイル数で片道分の特典航空券を予約できるのですが、 この片道利用というのは、
- 他のクラスとの組み合わせ
- 他の目的地との組み合わせ
具体的には、他のクラスとの組み合わせとして、希望する旅程の片方だけはファーストクラス、もう片方だけはビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスなどの他のクラスとするだけで、限られた座席数しか提供されていない特典航空券での予約は格段に容易になるのは間違いありません。
実際、
- ファーストクラス-ファーストクラス
- ファーストクラス-ビジネスクラス
- ファーストクラス-プレミアムエコノミー
- ファーストクラス-エコノミークラス
さらに、予約時に希望するクラスに空席がなくても、発券後から実際に空港でチェックインするまでの間に本来希望していたクラスに空席が発生した時には、そのクラスに変更するための優遇サービスが利用可能など、とりあえず発券してしまうメリットは確かに存在しています。
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事前にアップグレードが確定するJAL国際線特典航空券限定 上位クラスへのクラス変更サービス 最大のメリット
参考リンク：
JAL国際線特典航空券 上位クラスへのクラス変更
JAL国際線特典航空券 上位クラスへの変更 空港当日申し込みサービス
（JALさんより）
また、他の目的地の組み合わせも、単純往復の旅行よりは自身で交通手段を追加手配する手間が必要なものの、周遊旅行としてとらえるのであれば、意外に楽しくお得度も感じられるものになるはず。
しかも、必要マイル数が同じヨーロッパ域内や北米内などのエリア内でも、それぞれの目的地ごとの人気度とそれに比例する予約難易度は大きく異なりますから、往路と復路で予約しやすい都市を組み合わせるという戦略もなかなか効果的です。
具体的には、160,000マイル必要なヨーロッパエリアのファーストクラスをロンドンから入国しフランスから出国や、140,000マイル必要な北米エリアのファーストクラスをニューヨークから入国でシカゴから出国するような旅程。
特に、北米エリア内は、2017年3月現在運航されている、
- ニューヨーク（アメリカ）
- シカゴ（アメリカ）
- ロンドン（イギリス）
- パリ（フランス）
- ロサンゼルス（アメリカ）
- サンフランシスコ（アメリカ）
- シドニー（オーストラリア）
- バンコク（タイ）
その結果、大陸を横断しない場合でもニューヨークとシカゴ、ロサンゼルスとサンフランシスコのそれぞれ2路線、大陸横断も可能なら全4路線から選べるなど、意外に選択肢が多く利用しやすいというのが管理人の正直な印象です。
参考リンク：
JAL SUITE導入路線 / ファーストクラス
JAL国際線特典航空券 マイル早見表
（JALさんより）
もちろん、せっかくのファーストクラスですから、スムーズに往復とも希望する目的地と日程でお得に予約できるのがベストです。
しかし、現実的にはビジネスクラスよりもさらに提供座席数の条件が厳しいファーストクラスでは、最大でも8席中2席しかマイルを利用した特典航空券用の座席として提供されていません。
運が悪いと、330日前の予約受付開始のタイミングでも1席も予約可能な席が存在していないことも。
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そんな中、予約確保を最優先するための具体策として、こうした片道から確保していく方向性も十分に価値があると思いますよ。
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