夏休みの時期の海外個人旅行では、ヨーロッパ周遊を楽しむようにしている管理人宅ですが、どんなパターンの周遊でも必ず加える目的地がフランスの首都、パリです。
やはり、パリ独特の他の都市では見つけられない魅力として、街自体の持つ雰囲気が管理人宅の好みというのが、そうした旅程を作り続ける理由といえるかもしれません。
そんな管理人宅では、2016年夏休みのパリ滞在の3泊4日で滞在するホテルとして、約1年前から、
ヒルトン・パリ・オペラ:1泊目
インターコンチネンタル パリ ル グラン:2泊目&3泊目
という内容で2件のホテルを予約していました。
ちなみに、それぞれのホテルを選んだのは、
ヒルトン・パリ・オペラ:
- 宿泊価格が全体的に安価
- 管理人のヒルトンダイヤモンド会員資格で最も安価な部屋でもラウンジ無料利用可能
- 日本からの国際便で到着するシャルル・ド・ゴール空港からのアクセスが便利
- 翌日移動するメインのルグランへの移動が楽
インターコンチネンタル パリ ル グラン:
- 管理人宅との相性が良いのか、いつも快適な滞在が楽しめるパリでのメインのホテル
- 2連泊時には有料のアンバサダー特典のウィークエンド無料宿泊券でお得な宿泊が可能
- ルーブル美術館まで徒歩圏と美術館巡りにとても便利で気軽な立地
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ただし、旅行への出発が1ヶ月以内に迫ったタイミングで1年前近くに確保したホテルをキャンセルして、別のホテルを予約することになりました。
その理由が、 同じパリ市内にある、ウォルドルフ・アストリア・ヴェルサイユ(正式名称 トリアノンパレス・ヴェルサイユ)で、とてもお得な料金設定が出現してしまったからです。
このウォルドルフ・アストリア・ヴェルサイユについて簡単に説明すると、
- パリ中心部から離れたヴェルサイユ宮殿の隣りにあるホテル
- 草稿作成などでヴェルサイユ条約の調印にも関与したほどの歴史あり
- 徒歩でヴェルサイユ宮殿の庭を楽しむことも可能
- 宿泊する部屋によっては宮殿の庭を眺望として楽しめる
- エクゼクティブラウンジなし
- ダイヤモンドやゴールド会員特典での朝食無料対象外
参考リンク:
ウォルドルフ・アストリア・ベルサイユ詳細 (英語)
(Trianon Palace Versaillesさんより)
ヒルトンHオナーズのロイヤルティ特典
(ヒルトンさんより)
ヴェルサイユ条約の作成
(Wikipediaさんより)
もちろん、アクセス面でのデメリットだけではなく、ヒルトン・パリ・オペラでは問題なく利用できる、ラウンジや朝食などヒルトンの上級会員としての無料特典が、ウォルドルフ・アストリア・ヴェルサイユではほとんど活用できないことになってしまいますから、とても悩んだのも事実。
しかし、 ちょうど管理人がパリに到着する日に限って、眺望のあまり期待できない安価な新館(Pavillon)の部屋ではなく、景色の良い本館の部屋のうち、ジュニアスイートよりも1つ下のランクの、King Deluxe Palace Park Viewという部屋が朝食付きでも、ヒルトン・パリ・オペラの最安価格の部屋と同じ料金という、訳の分からない有利な条件提示されていました。
そのことが、最終的にキャンセルや変更可能な料金で予約していたヒルトン・パリ・オペラをキャンセルし、ウォルドルフ・アストリア・ヴェルサイユを予約する決め手になったのも正直な部分です。
また、ヒルトン内のホテルランクとしては、コンラッドよりも上位とされるウォルドルフ・アストリアの宿泊はまだ管理人宅で経験したことはなく、さらに、最近はニューヨークのウォルドルフ・アストリアは本拠地と呼ぶにふさわしいホテルにも関わらず、アメリカ国外の企業に売却されてしまうなど、ウォルドルフ・アストリア・ブランドの今後にちょっとした危機感を感じていることも、こうした選択を後押ししてくれました。
参考リンク:
ウォルドルフ・アストリアの中国企業による買収
(Wikipediaさんより)
やはり、ヒルトン・パリ・オペラは今後も泊まることのできる可能性が高いヒルトンブランドのホテルですが、ウォルドルフ・アストリア・ヴェルサイユがいつまでもこのままという保証はなく、少なくとも管理人がちょうどパリに訪れるタイミングでお得な宿泊料金が出現する可能性はとても低いはずですから。
確かに、パリ中心部を挟んでシャルル・ド・ゴール空港とヴェルサイユ宮殿は反対側というリッチで、ヒルトン・パリ・オペラのようなアクセスの気軽さはありません。
さらに、歴史的建造物を利用したホテルという意味で、翌日に宿泊するインターコンチネンタル パリ ル グランと似通った印象を持つように予想している部分もあるのですが、ヒルトングループが誇る最高上級ブランドのウォルドルフ・アストリアだからこその滞在を今から楽しみにしたいと思います。
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