JALマイルを利用して国際線特典航空券での海外個人旅行を楽しんでいる管理人宅ですが、時折国内線の特典航空券を予約時に面白いと感じてしまうことがあります。
それが、国内線特典航空券は必要マイルを支払うのみの完全無料で飛行機での国内旅行が楽しめるからです。
逆に、JALさんのマイルを利用した国際線特典航空券では、必要マイルの他に、燃油サーチャージや空港税などの追加費用の支払いが必要になりますから、国内線のように完全無料というわけではありません。
この辺りは、
国内線
- 燃油サーチャージが有償利用時も請求されていない
- 空港税も日本円で固定されていて変動しない
- 空港税も発着1回ごとに大人1人100円から440円と安価
- 燃油サーチャージが有償利用時も運賃とは別にしっかり請求
- 空港税は為替によって細かに変動
- 空港税自体も日本発着大人1人往復旅程で4,480円から34,340円と高額(2016年1月24日調べ)
参考リンク:
国内線特典航空券を利用します。国内線旅客施設使用料はかかりますか。
国内線特典航空券の領収書は発行できますか。
国内線旅客施設使用料(PFC)について
国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
(JALさんより)
つまり、国内線では、空港税自体が往復で最大でも1,000円以内のあらかじめ決められた金額ですから、最初からマイルに空港税分を含める形にすることで、追加負担が不要になっているのかもしれません。
その一方で国際線では、燃油サーチャージとして運賃とは別の料金が請求される状況がすでに一般的で、さらに空港税の負担も最も安価なもので4,000円台、最も高額になると30,000円台にもなります。
それもタイミングによっては為替の変動で大きく変動してしまう種類のものです。
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そのため、国際線の空港税は国内線のようにあえて無料サービスにする必要はないと判断された結果が、完全無料の国内線特典航空券に対して、意外に最終的な追加費用の負担が大きな国際線特典航空券というように、はっきりとした違いにつながっている可能性が高いと感じています。
とは言え、国内線と比べた時に条件的に劣るように感じられる国際線特典航空券ですが、2016年4月からは、燃油サーチャージが廃止になる可能性が高く、空港税のみの負担で特典航空券での海外旅行が楽しむ機会が大きく広がるはずです。
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特に、燃油サーチャージ廃止の恩恵は、廃止される前の2016年3月31日までの予約発券と比較した場合でも目的地ごとに600円から14,000円、2015年4月から11月までに予約発券していた場合と比べてしまうと、目的地ごとに1,000円から21,000円もの値下げになることに。
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そのため、管理人の正直な感想としては、完全無料の国内線特典航空券が持つお得度はとても分かりやすいものですが、2016年4月以降の燃油サーチャージが廃止され、激動の時期に突入した後のJAL国際線特典航空券は国内線独自のお得度をあっさりと上回り、これまで以上にお得で面白い選択肢になると考えています。
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