有償の国際線航空券だけではなく、マイルを利用した国際線特典航空券でも支払いが必要になる空港税を、これまで3つの記事で取り上げ、
ヨーロッパ
北米
オセアニア
ロシア
中距離アジア
近距離アジア
については、実際の金額を比較してきました。
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今回の記事ではその続きとして日本でも人気のリゾート地である、ホノルル(ハワイ)とグアムの空港税を調べたいと思います。
それでは早速ハワイとグアムを利用した時の空港税を見てみることにしましょう。
その結果はというと、
ホノルル(アメリカ):3,831マイル
・羽田発着
- エコノミー:9,950円
- プレミアム:9,950円
- ビジネス:9,950円
- エコノミー:9,990円
- ビジネス:9,990円
グアム(アメリカ):1,561マイル
・成田発着
- エコノミー:4,690円
- ビジネス:4,690円
管理人注:
上記の数字は、2016年1月23日にJAL国際線特典航空券の申込で発券直前の画面まで手続きを進めた時に表示される金額から往復の燃油サーチャージ金額
ホノルル:8,000円
グアム:4,000円
をそれぞれ差し引いたものです。
燃油サーチャージと異なり、空港税等は為替や税率の変動などの影響を受けて、その都度増減されるため、確認するタイミングによっては多少の違いが発生する可能性もあります。
参考リンク:
JAL国際線特典航空券
国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
(JALさんより)
こうして2つの海外リゾート地の空港税を比べてみると、意外にその金額差は大きなことがわかります。
ちなみに、ホノルルの空港税で羽田発着で9,950円、成田発着で9,990円という金額は、アメリカ本土の空港を日本からの長距離線で利用した時の金額と同じですから、アメリカのいずれかの州にある空港を発着する旅程で必要になる空港税は、どの空港も同一価格に設定されていると考えることができそうです。
一方のグアムはアメリカの領土ながら立場としては準州ということや、観光が経済の規模に占める割合の大きさ、周辺の観光地との兼ね合いなどもあって、ホノルルに比べて半額以下の安価な空港税になっているのかもしれません。
参考リンク:
ハワイ州
グアム
アメリカ合衆国の州
準州
(Wikipediaさんより)
また、ロンドンやパリなど、一部のヨーロッパにある空港のように、利用するクラスによる空港税の増減が行なわれていないなど、上位クラスを利用する時にもリーズナブルに利用できるという意味で、人気があるにも関わらず、使いやすさにも配慮された目的地ということもできそうですね。
追記:続きの記事を書きました
東京発のJAL国際線特典航空券発券に必要な空港税を全ての目的地で調べてみた
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