コツコツと毎日の生活でJALマイルを貯めている管理人宅ですが、効率よくJALマイルを貯めることを優先するため、クレジットカードは「JALカード」と「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード プラチナカード」の2枚をメインのカードとして使っています。
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管理人宅では、管理人と管理人の家族のそれぞれが、この他にも様々な目的ごとに複数のクレジットカードを保有しているのですが、お買い物に利用するという意味では、JALマイル獲得に直結するこの2枚が主役と言っても言い過ぎではありません。
さて、そんな管理人宅で実際に活用しているお得なクレジットカードのサービスの1つに、家族カードサービスがあります。
というのも、純粋に決済機能だけを持ったクレジットカードの場合、年会費無料での保有も可能なのですが、決済機能にプラスする形で、旅行保険やラウンジサービスなどの旅行サポート、高ポイント還元率などの高付加価値を与えられているクレジットカードの場合、年会費無料での保有は難しく、意外に高額に感じる年会費が必要というのが現状です。
しかし、本会員に追加する形で、同一生計の家族に、家族カードを発行する場合、想像以上にお得に年会費の必要なクレジットカードを保有することが可能になります。
具体的には、JALカードの場合、大人2人それぞれが100円のお買い物で1マイル貯まるショッピングマイル・プレミアムを付与した状態のJALカードの普通カードを保有するのであれば、本会員年会費2,160円とショッピングマイル・プレミアム年会費3,240円の合計5,400円が大人2人分で10,800円。
一方で、同じJALカードの普通カードでも、本会員に家族会員を1名追加するのであれば、 本会員年会費2,160円とショッピングマイル・プレミアム年会費3,240円の合計5,400円に、家族会員年会費1,080円が加えられ、6,480円です。
つまり、家族会員サービスを利用するだけで、差額の4,320円分が毎年お得になるということです。
管理人注:
本会員がショッピングマイル・プレミアムに加入している場合、家族会員利用分も無料でショッピングマイル・プレミアムの対象になります。
そのため、家族会員にはショッピングマイル・プレミアム年会費の負担は不要です。
参考リンク:
JALカード 普通カードの詳細
ショッピングマイル・プレミアム
(JALさんより)
また、同様に管理人宅で愛用しているMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード プラチナカードは、21,600円の年会費が必要ですが、家族カードを1枚までは無料で発行できるだけではなく、家族カードにも本会員同様に無料でプライオリティパスが発行できる特典が適応されるという大盤振る舞いのカードになっています。
つまり、大人2人がそれぞれ本会員として保有する場合は、合計43,200円の年会費負担が必要ですが、家族会員として1名追加するのであれば、21,600円の年会費負担ということで、割引率は50%にも及びます。
さらに、2枚目以降の家族カードも3,240円の年会費で発行可能ですから、複数の家族でプライオリティパスを活用したいというケースには特にメリットのあるカードと言っても良いはずです。
参考リンク:
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード プラチナカードの詳細
(三菱UFJニコスさんより)
こうした家族会員向けの年会費負担の軽減は最近特に一般的になっているようで、アメリカン・エキスプレスさんが発行するアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードも、本会員年会費は税込み31,320円と高額ながらも、家族カードは1枚までは無料で追加可能です。
そのため、こちらも大人2人がそれぞれ本会員として保有した場合と比較すると、家族カードとして追加した場合の割引率は50%ということになりますね。
参考リンク:
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの詳細
(アメリカン・エキスプレスさんより)
このように、基本的には年会費的にお得なメリットの多い家族カードサービスですが、注意点が存在しているのも事実です。
その注意点とは、本会員と同様の特典が受けられない場合もあるというもの。
具体的には、
○ヒルトンHオナーズVISAプラチナカード :
本会員のみヒルトンHオナーズゴールド会員への無条件ランクアップと最上級会員のプラチナ会員へ優遇条件の提示を提供
○スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード:
本会員のみスターウッド プリファード ゲストゴールド会員資格や継続無料宿泊特典、上級会員資格ランクアップ用宿泊実績などを提供
○デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード:
本会員のみデルタ航空やスカイチームで活用可能な上級会員資格ゴールドメダリオンを提供
といった形になっています。
つまり、
カードを保有するだけで様々な上級会員特典を提供される種類のカードでは、目玉となる上級会員資格自体は本会員のみへの提供に制限することが多く、プラチナカードやアメリカン・エキスプレス・カードとしての基本機能自体は家族会員でも利用可能なものの、家族会員への上級会員資格提供には慎重になっている姿勢が見えてきますね。
参考リンク:
ヒルトンHオナーズVISAプラチナカードの特長
(三井住友カードさんより)
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの会員特典
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの会員特典
(アメリカン・エキスプレスさんより)
一方で、対照的なのは日本国内で絶大な人気のある、カード保有のみによってJALさんの上級会員資格が得られるJALグローバルクラブカードや、ANAさんの上級会員資格が得られるANA スーパーフライヤーズカードです。
これらのカードは多少割高に感じる年会費を年会費を支払い続ける必要があるものの、本会員だけではなく、家族会員にもほぼ同等の特典を受けられる上級会員資格を提供しているため、その人気の理由も理解できるように思います。
参考リンク:
JALグローバルクラブご入会にあたって
(JALさんより)
ANA スーパーフライヤーズカード一覧
(ANAさんより)
確かに家族カードサービスの利用を考えた時、クレジットカードの利用内容を家族と共有されてしまうことに多少の抵抗感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、家族カードを利用することで得られるメリットも大きく、そして何より年会費の面でお得に活用できるということは、便利なカードを長期的に継続する場合、想像以上に大きなプラスになるはずです。
管理人宅でも、切り替え前はストレスに感じたり、気になるかもしれないと考えていたのですが、家族カードサービスを積極的に活用するようになってからの実際の請求額チェック時には、不正利用などトラブルの有無をチェックするのみのシンプルな作業ですから、特にストレスなどを感じるものではありませんでした。
そのため、思い切って一度家族カードサービス活用を検討してみるのもなかなか面白い選択だと思いますよ。
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