2016年3月9日水曜日
MUFGプラチナでJALマイルを貯めるとき最大のデメリットは本当に深刻なものなのか
管理人宅では、JALマイルを貯めるためのクレジットカードとしてJALカードとMUFGプラチナを主に利用しています。
特に、MUFGプラチナは、税込21,600円の年会費ながら大人2人分のプライオリティパスや保険、手荷物無料宅配などの充実した旅行特典に加えて、100円の利用で1.34マイル相当を貯めることができるJALマイル高還元率カードです。
ちなみに、JALカードの場合、一般的なショッピングでは100円の利用で1マイルが基本ですから、MUFGプラチナのお得度はとても大きなものです。
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ただし、MUFGプラチナでJALマイルを貯める時に、注意しなくてはいけないのがマイレージプログラム参加年会費と移行手数料です。
というのも、MUFGプラチナの利用ではグローバルポイントと呼ばれるポイントが貯まるのですが、その貯めたポイントをJALマイルに移行するためには、 マイレージプログラムに参加するための参加年会費と移行手続きを行うための移行手数料が必要になるからです。
具体的には、参加年会費は1年ごとに税込3,240円、移行手数料は最大15,200マイル分の移行1回ごとに税込6,480円のコストが必要になるため、移行するポイント数によっては意外に大きな出費になってしまうのは避けられません。
参考リンク:
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード グローバルポイント
マイレージプログラム
(三菱UFJニコスさんより)
実は管理人自身も、これらの参加費や手数料を支払ってまでMUFGプラチナでポイントを獲得し、そのポイントでJALマイルを貯める意味があるのか迷った経験があります。
そこで、今回の記事では、実際にMUFGプラチナでJALマイルを貯めた時のお得度を計算してみて、管理人が結果的にMUFGプラチナをメインのカードに選んだ理由を確かめてみたいと思います。
まず、計算しなくてはいけないのは、1マイルの移行に必要な移行手数料です。
これについては、1回の移行手数料6,480円の支払いで15,200マイルまで移行できますから、
6,480円 ÷ 15,200マイル = 約0.4263円
ということになりますね。
また、分かりやすくJALカードとMUFGプラチナの両方で100万円ずつ利用した時の最大獲得マイル数は
JALカード:10,000マイル
MUFGプラチナ:13,800マイル
ですから、その差は3,800マイルということになります。
次に、JALカードとMUFGプラチナの差になる3,800マイルを獲得するために、MUFGプラチナで必要になったコストは、3,800マイル分だけではなく、13,800マイル分全てを移行するために必要になった移行手数料ですから、
13,800マイル × 0.4263 = 約5,883円
ということになります。
つまり、分かりやすくJALカードとMUFGプラチナの両方で100万円を利用したケースで考えると、MUFGプラチナの方が3,800マイル多く加算され、そのコストとして約5,883円が必要ということですね。
これは言い換えると、3,800マイルを約5,883円で購入したという考え方も可能です。
ちなみに、1マイルあたりの購入金額としては、1マイル=約1.55円。
この1マイルが約1.55円という金額は、マイルの購入金額としてかなり破格なのは間違いありません。
というのも、マイル購入手段として一般的なSPG会員向けのポイント購入でお買い得なキャンペーンを活用した場合でも、1マイルの購入には2円台後半のコストが必要だからです。
そうしたお得度に加えて、MUFGプラチナにはJALマイルへの高還元率だけではなく、ポイント自体の有効期限が3年というメリットもあります。
そのメリットを利用して、ポイント有効期限切れ直前までポイントのまま貯めてからマイルに移行するなど、移行前のMUFGプラチナのポイントと移行後のJALマイルの有効期限を最大限活用するのもなかなかおすすめな使い方です。
特に、最近は2015年11月1日からのJALマイルを利用したファーストクラスやビジネスクラスの国際線特典航空券の改悪で、必要マイル自体は大幅に増加してしまったものの、空席状況自体は意外なほど大幅に改善しています。
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この辺りは、大幅に増えた必要マイル数を貯めること自体が参入障壁になっていて、特典航空券争奪戦に参加できる人数を大幅に絞ることにつながっているのかもしれません。
ただし、その結果として、快適に特典航空券を活用するために、マイルを豊富に確保しておく必要性は急激に上昇していますから、その具体的な対策としてもMUFGプラチナからのJALマイル移行は有効な選択肢になると、実際にMUFGプラチナを愛用している管理人自身も実感しているほどです。
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