2016年3月5日土曜日

4人分のゴールデンウィーク国内旅行をJAL国内線特典航空券とおともdeマイルで予約してみた


2016年のゴールデンウィークには、管理人と管理人の家族、管理人の友人夫妻の合計4人で久しぶりの国内旅行を楽しむ予定を立てています。
 
移動手段は、管理人宅も友人宅もJALマイルを貯めていることと、今回の目的地の九州までの移動時間の関係で、マイルを利用した飛行機での移動を選ぶことは事前に決めていました。
 

さて、実際の予約を行う時に重視したのが、予約受付開始直後のタイミングでの手続きと、その前に行う事前の空席確認です。

確かに、JAL国内線特典航空券やおともdeマイルなどのマイルを利用した国内線航空券の予約受付開始は2ヶ月前の午前9時30分に一斉スタートということになっているのは、一般的には間違いありません。

しかし、様々な事前予約優遇サービスによって、2ヶ月前を待たずに空席がなくなり、予約受付が開始されたタイミングには、すでに満席のみというトラブルが発生してしまうリスクがあるからです。

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特に、人気と需要が集中してしまうゴールデンウィークや夏休み、冬休みといった繁忙期には、そのリスクも大きく跳ね上がりますから、トラブル対策として様々な方法で予約受付開始前の便の空席情報を確認した後で、実際の予約受付開始に備える必要があるということです。


さて、今回の国内旅行は、5月3日出発5月5日帰宅という旅程なのですが、予約受付が開始される3月3日は管理人が休みをとって予約手続きを担当することにしました。

ちなみに、国内線特典航空券の場合、電話での特典航空券予約でも、国際線のように電話発券手数料の2,160円は請求されませんから、速さが最も重要になる繁忙期特典航空券の争奪戦で有利な電話を利用します。

また、友人夫妻は一時的に管理人を代理人に登録してくれたので、電話での申し込み限定で管理人の手続きによるマイルを利用した特典航空券などの発券も可能になっていたことも、電話での予約を選択した理由の1つです。

参考リンク:
JALグループ国内線特典航空券 予約申し込みについて
国際線特典航空券発券手数料の導入について
JALマイレージバンク 代理人登録のご案内
JALさんより)


そうした形で準備の方は万端だったのですが、予約受付が開始される3月3日の早朝の段階で、少しだけ問題がありました。

それが、当初から予定していた第一希望の便に大人3名分しか特典航空券用空席が残っていないことです。

しかも、第二希望以降でも、大人4人分が確保できる日中の便は残り1便だけで、1席でも他の方に確保されてしまうと予約不可という状況。

これは管理人にとっても、繁忙期の中でも休みの期間が集中し、特典航空券確保が特に難しいとされるゴールデンウィークの恐ろしさを実感するには十分な経験でした。


そこで、管理人が試したのが、特典航空券とおともdeマイルを組み合わせて、大人4人分の空席を確保するという方法です。

特に、第一希望の便のおともdeマイルの空席を確認してみると、空席状況が残り6~15席を表す△になっていたものの、問題なく確保できそうな状況だったのも幸運でした。

ちなみに、管理人が様々な路線や時間帯など、国内線特典航空券とおともdeマイルの空席状況を比べてみた限りでは、全体的に人気のある便の空席からなくなっている傾向は感じられるものの、完全に一致しているということはありませんでした。

そのため、国内線特典航空券では全滅という便でも、おともdeマイルなら空席が確保できるというようなパターンだけではなく、その逆パターンも意外に多く見られましたから、とりあえず、この両方の空席情報を確認してみるのはおすすめかもしれませんね。


さて、実際に予約手続きを行うことになるのですが、
管理人宅:
  • PC上からおともdeマイルを予約
  • 内訳は管理人と管理人の家族の2名分
  • 管理人のアカウントでログイン後予約受付開始まで待機
  • 午前9時30分に予約だけは確保
  • 時間に猶予のあるクレジットカード決済は後で実行
友人宅:
  • 電話で国内線特典航空券を予約
  • 内訳は友人夫妻の2名分
  • 午前9時20分頃に国内線予約に電話
  • 管理人のアカウントでの自動音声認証
  • オペレーターさんにつながった後に代理人認証を実施
  • 予約を希望する便の情報を事前に確認
  • 午前9時30分に実際の予約手続き開始
という流れになりました。

管理人宅の分だけPCでの手続きになった理由は、おともdeマイルでの予約はPCでの予約手続き限定で電話での予約できないからです。

また、午前9時30分よりも10分前の午前9時20分に電話をかけたのは、
  • 自動音声での管理人自身のアカウント認証
  • 代理人認証
  • 予約を希望する便の確認
  • 第一希望が確保できなかった時の第二希望以降の追加
などを伝える事前準備のための時間的余裕が必要だったことが理由です。

実際、時間のかかる代理人認証も含めると、必要な手続きと確認を終えた時には、午前9時29分。
予約受付開始の1分前でした。

ちなみに、あまりに早すぎる時間帯に予約目的で電話をかけてしまうと、オペレーターさんに迷惑をかけてしまうだけではなく、質問などがないにもかかわらず予約受付開始まで時間がある場合は、一度かけ直すようにオペレーターさん側からやんわりお願いされることも考えられます。

やはり、今現在善意で行われているような事前準備サービスは確実な予約を考えると、とても貴重なものですから、中止にならないように利用者側での配慮も必要だと管理人自身も考えています。


それ以降の予約手続きは特に問題はないはずですが、代理人としての予約に限らず、電話で自分自身以外の同行者分の予約を行う場合は、お得意様番号などの情報を事前に準備しておくとスムーズに手続きが完了するため、とてもおすすめです。


気になる結果としては、管理人宅分も友人宅分も第一希望の便で予約が確保できました。

そのことを知らせると、管理人の家族はもちろん、友人宅からも喜びの声が届いたので、管理人としても頑張って良かったと思える争奪戦の参加になりました。


しかし、今回のように国内線特典航空券とおともdeマイルを組み合わせて旅程を作成できたのは、単純往復の航空券利用という旅程面での幸運があったということだけには注意が必要です。

というのも、
東京-福岡
鹿児島-東京
のように、出発地と到着地のいずれかが異なる場合、国内線特典航空券は問題なく利用できるのですが、おともdeマイルの方は往復限定という条件に制限されて利用自体が不可能になってしまうからです

また、国内線特典航空券は予約変更の自由度も高く、キャンセルも3,100円か3,100マイルというリーズナブルな手数料の支払いで可能な一方で、おともdeマイルは予約変更不可で、キャンセル時にはすでに引き落とされた10,000マイル全てと有償支払い分の50%+払戻手数料860円が必要になるなど、とても厳しい条件の航空券です。

参考リンク:
JALグループ国内線特典航空券
おともdeマイル割引
おともdeマイル割引の詳細
JALさんより)


そのため、JAL国内線特典航空券とおともdeマイルはマイルを使うという部分は似ているものの、特徴を理解した上での使い分けが必要だと管理人は考えています。




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