最近、海外個人旅行向けのカードとして、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを申し込んだ管理人ですが、毎日のお買い物に使うメインのカードはJALカードからの切り替えを今すぐには行わないことにしました。
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やはり、その理由は、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのポイントサービスは、初年度から最大限活用できるものではなく、3年目以降に本領を発揮するタイプのものだからです。
では、実際に、JALカードからの乗り換えを考えた時、どんなタイミングでどのようなことを実行に移していくべきなのか？
今回の記事では、より具体的なスケジュールを含め考えていきたいと思います。
さて、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードにはポイントサービスのお得な利用を考えた時、忘れてはいけないルールが3つ存在しています。
それは、
１、国内利用1.5倍、海外利用2倍のポイントアップ特典
２、1,000円の利用で1ポイント追加付与されるアニバーサリーポイント
３、プレミアムスタープログラムによる10％から20％のポイント追加
の３つ。
それぞれについて簡単に説明すると、
まず、１つめの、国内利用1.5倍のポイントアップ特典は、初年度は無条件で付与され、2年目以降はデュアルスタイルという2,100円の費用でアメリカン・エキスプレス以外のブランドのカードを追加するサービスに申し込んだ場合に適応されるポイントサービスです。
ちなみに、海外利用2倍のポイントアップ特典については、無条件で2年目以降も継続するサービスになっています。
ただし、注意点としては、デュアルスタイルへの加入時には、年間のショッピング利用金額によって翌年以降の獲得ポイントが優遇されるグローバルPLUSは適応されないということです。
逆に、前年に100万円以上ショッピング利用を行った場合は、デュアルスタイルのポイント特典は意味を持たないという考え方もできることになります。
参考リンク：
グローバルポイントサービス
デュアルスタイルのご案内
グローバルPLUS
（三菱UFJニコスさんより）
次に２つめの、アニバーサリーポイントは、入会時に好きな月を指定することで、その月のお買い物に対して、さらに1,000円で1ポイント分のポイントが追加されるサービスです。
ちなみに管理人宅では、旅行などでカード利用額の増加が予想される8月の時期に設定しました。
この辺りは、過去1年分のクレジットカード利用額の推移を見てから決めると良いかもしれませんね。
参考リンク：
アニバーサリーポイント
（三菱UFJニコスさんより）
最後に、３つめの、プレミアムスタープログラムによる10％から20％のポイント追加ですが、これは、
・年会費の支払い
・年間50万円以上のショッピング利用
のいずれかで獲得できる優遇マークを５つ獲得した年から活用できるサービスです。
そのため、どんなにショッピング利用を行なっても、初年度や2年目にはサービスの対象になることはできず、3年目以降に活用可能なポイントサービスということになります。
ただ、3年目以降という比較的大きな制限が存在するためか、ポイント優遇も大きく、年間100万円以上利用達成で前年度の20％分のポイントが付与され、50万円以上の利用でも10パーセント分ものポイントが通常のポイントとは別に付与されるというなかなか強力なポイント還元サービスと言っても言い過ぎではないでしょう。
参考リンク：
プレミアムスタープログラム
（三菱UFJニコスさんより）
こうした３つのルールを踏まえた上で、管理人が考えるJALカードからMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードへの切り替え戦略はというと、
1年目：
年会費支払いで１つめのプレミアムスタープログラム優遇マーク取得。
海外利用とアニバーサリー月を中心に利用するのみで積極的に利用せず。
2年目：
年会費支払いで2つめのプレミアムスタープログラム優遇マーク取得。
デュアルスタイルに加入。
翌年のプレミアムスタープログラムによる還元を見越して、100万円を目標に利用。
利用条件は主にデュアルスタイル加入後の3ヶ月間やアニバーサリー月、海外での利用など。
それらの利用によって、3つめのプレミアムスタープログラム優遇マーク取得。
3年目：
年会費支払いで4つめのプレミアムスタープログラム優遇マーク取得。
2年目の100万円以上の利用によってグローバルPLUSの国内利用1.5倍対象に。
主に海外での利便性を考え、デュアルスタイルには継続加入。
2年目に引き続き100万円を目標に利用。
50万円利用達成時に、5つめのプレミアムスタープログラム優遇マーク取得。
その翌月にプレミアムスタープログラムによる2年目利用分の20％分のポイントが付与。
4年目以降：
3年目の100万円以上の利用によってグローバルPLUSの国内利用1.5倍対象に。
海外利用向けにデュアルスタイルに継続加入。
メインのカードとして日常的なクレジットカード利用のほぼすべてを担当。
といったものになる予定です。
もちろん、1年目から50万円以上利用し、3年目の年会費支払いの時点で5つめのプレミアムスタープログラム優遇マーク取得を完了するという考え方も存在するのですが、早い時期に達成したからといって、3年目の途中で達成した場合と比較して、特に大きなメリットは存在しないと管理人自身は感じたため、こうした戦略を取ることにしました。
やはり、利用額が翌年以降のポイント還元に影響する2年目以降とは違って、1年目はあえてMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの利用金額をお得な還元率となる海外利用以外では、積極的に増やすメリットは存在しないと考えているのも事実です。
とはいえ、4年目以降は3年目までとは異なりシンプルながらお得な還元率を誇るカードとして利用可能ですから、単に海外個人旅行用途のカードと考えず、お買い物にも活用していくというのも面白い選択肢かもしれないと管理人自身も感じています。
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