2011年5月16日月曜日

用途で決めたいあなたのための迷わない市販外付けハードディスク選び入門

I-O DATA 東芝<レグザ>対応 USB 2.0/1.1接続 外付型ハードディスク 2TB HDC-EU2.0K


最近、管理人宅でも、外付けハードディスクはデータ保存やテレビ番組録画など活躍中で、度々追加の必要に迫られています。


管理人作成のハードディスク関連記事:
円安傾向と2TBハードディスクの買い時~Seagate ST2000DL003の購入~ 

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最近も、残り容量が逼迫してきたため、追加購入を考えているのですが、その中で管理人が考えたことを、外付けUSBハードディスクの選び方としてご紹介したいと思います。



○用途を考える

一番大切なことはこれから購入する外付けハードディスクを何に使うかということです。
逆にいうと、これが決まってしまうと、製品選択はほとんど迷う必要がありません。

おおまかな分け方から言えば、
・PCでのデータ保存用途
・テレビ番組録画用途
といったところになるでしょうか。

まず、PCでのデータ保存用途は、バックアップの関連もあるので一概には言い難い部分ですが、それでも、コストパフォーマンスも大切と考えても間違いはないので、2TBを選択したいところ。
3TBのハードディスクのように古いWindowsの仕様として使えなくなることもなく、2TBのハードディスクは1TBや1.5TBのものよりも、圧倒的なまでに1GBあたりの価格がお得になります。


バックアップを優先したい場合は、2TB以外の安価な価格帯の外付けハードディスクを2台購入し、データを定期的にコピーし続けることでを簡単にデータの安全性を高められることも選択肢としては魅力と言えるでしょう。

確かに、一般家庭で撮影する写真やホームビデオで2TBを埋めるとなるとなかなか大変ですから、2TBも必要ないというケースも意外に多いかも知れません。


購入にあたっては、市販の外付けハードディスクで、バッファローさんやアイ・オー・データさんなど国内のメーカーのものを選んでいるかぎり、省電力で有利な電源連動機能についても、(ほぼ)きちんと搭載されているものが販売されているため、その点でも、迷う必要がないのは良い部分です。





逆に、エレコムさんの扱うフランスのメーカーLaCieさんなどの海外製の外付けハードディスク製品では、電源連動機能が省かれている代わりに、やや価格が抑えられている製品も見られるので要注意





もちろん、使うたびに外付けハードディスクの主電源をON/OFFをするという場合は、連動機能自体、搭載されてなくとも構わない機能となり、利用する方が好みで選んで欲しい部分と言えますが、一方で、省エネ目的や、手軽さを重視したいなど電源連動機能を必要とする人は注意が必要な部分になります。



次に、最近一般的になっているテレビ番組録画用途
管理人宅でも最も消費するハードディスク量が多くなりました。

これは、録画機器に登録できるハードディスクの個数が決まっている以上、できるだけ大容量のものがよく、その中で今現在だと、2TBのものを購入するのがベストでしょう。

もちろん、3TBのハードディスクも今後一般的になってくるとは思いますが、まだまだ価格は高く、さらには、最新の録画機器以外は、非対応の可能性も高いので、ギャンブルになりがち。
管理人はおすすめできません。

管理人作成の2TB以上のハードディスク対応についての記事:
仕様範囲外は覚悟の上?東芝レコーダー RD/REGZAシリーズで2TB超えの4TBハードディスクは使えるか?



ここで、忘れてはいけないのが、先程のPCでのデータ保存用途では好みで選んでほしいと記載した、電源連動機能の有無。
電源連動機能はテレビ番組録画用途では必須の機能になります。

なぜかというと、一度外付けハードディスクをテレビ周辺でセッティングした後は、そのままハードディスクのスイッチに触ることなく使うということが一番手軽な使い方だと考えるからです。

電源連動機能が無い外付けハードディスクを手動でON/OFFを切り替えながら使ったりというのは、一台ほどならまだしも、数台の外付けハードディスクを管理するようになった場合
、煩雑さから現実的ではなくなります。

また、省エネの観点からも、電源連動が搭載されていない外付けハードディスクをアイドル状態のまま接続し続けることは、メーカーにもよりますが常に最低でも5W以上の無駄な電力を消費し続けることになり、ちょっと避けたい部分。
これは1Wの電力を24時間使った時の電気代を0.55円として、年間では990円ほどの電気代になります。
もちろん、接続する外付けハードディスク台数が増えるごとに、この消費電力も大きくなる一方です。


○保証重視の場合、ケースとハードディスクを買ってみる

通常の利用であれば、用途別に考えながら外付けハードディスクを選択することで、十分に賢いお買い物ができます。

ただ、これに加え、長期保証について考えるとハードディスクケースと内蔵ハードディスクの購入も選択肢に挙がることに。

というのも、内蔵ハードディスクには製造したメーカーによる3年の保証がつくから。
ハードディスクを消耗品と考えたときは、この長期保証はありがたいものです。


管理人作成の長期保証、RMA関連の記事:
2TBハードディスクは故障時にお得なRMA対象をオススメする理由


特に、データ用途などで、既にバックアップを取っておいたハードディスクが壊れた場合、手間などは復旧の手間などはかかるものの、保証を適応することで、3年間はその容量のハードディスク一台が確実に使えるということになり、コスト的な見通しの面でも有利になりますね。



ただ、最近は、大容量の外付けハードディスクほど、低発熱で低騒音を目指してきた経緯があるためか、それほど頻繁に故障について聞くこともありませんし、管理人自身、ここ数年購入した大容量外付けハードディスク製品で故障の経験もありません。

もちろん、故障への油断はしてはいけませんが、以前のような高発熱・高騒音のハードディスクよりもハードディスク自体への負荷が小さいながらも十分な速度が出るようになり、故障率も改善してきているのかとも考えることも。

そういった理由でも、余程のこだわりが無い限りは、管理人自身、市販の外付けハードディスクをそのまま購入するというのも手軽さからおすすめしています。

最近、驚くほど安くなっている外付けハードディスクですが、思い切って購入することで、ごちゃごちゃになったまま整理するのが面倒になりつつあるデータ管理がしやすくなったりと、意外に快適になる部分が多いので、優れた製品であることは間違いないですね。






追記:続きの記事を記事を書きました
市販外付けハードディスクでRMAを期待してはいけない理由

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