リピート宿泊のご褒美は8段階ものアップグレード？ベネチアのヒルトンで最安の部屋の予約のはずがタワースイートに宿泊することになった

管理人宅のヨーロッパ個人旅行では必ずと言っていいほど訪れるベネチアには、とてもお気に入りのホテルがあります。

それが、ベネチアにあるヒルトンブランドのホテル、 ヒルトン モリノスタッキー ベニス（Hilton Molino Stucky Venice）。

このヒルトン モリノスタッキー ベニスは観光で有名なベネチア本島を眺望として楽しめる対岸のジュデッカ島にあるだけではなく、元々製粉工場だった建物を丁寧なリニューアル完了済みという歴史的経緯もあって、とてもユニークなホテルです。

もちろん、鉄道駅やバスターミナルのあるベネチア本島とは別の島にある以上、水上バスなどを利用する必要があるなど、デメリットもあるのですが、部屋のベッドの上に横になったまま、時間の移ろいとともに美しく変化し続けるベネチア本島の景色が楽しめるのは他には変えられない魅力です。


その魅力にとりつかれた結果、管理人宅のベネチア滞在はこのヒルトン モリノスタッキー ベニス以外に考えられない定宿としての地位を確かなものになりました。

そんな管理人宅ですから、2016年-2017年の年末年始のヨーロッパ個人旅行でベネチア滞在を決めた時にもこのホテルの宿泊予約はとても自然な流れでした。

ただし、この年末年始の滞在では、想像もしていなかったサプライズに遭遇することに。

そのサプライズとは、最安料金の部屋から8段階ものアップグレードが行われ、タワースイートがアサインされるというものでした。

ちなみに、ヒルトン モリノスタッキー ベニスの部屋カテゴリーは、宿泊料金の安い順番に
１、ゲストルーム：管理人宅が実際に予約
　　（GUESTROOM）
　　↓
２、デラックスルーム
　　（DELUXE ROOM） 
　　↓
３、デラックスルーム ベネチアの眺望あり
　　（DELUXE ROOM WITH VIEW）
　　↓
４、エグゼクティブルーム
　　（EXECUTIVE ROOM）
　　↓
５、エグゼクティブルーム ベネチアの眺望あり
　　（EXECUTIVE ROOM WITH VIEW）
　　↓
６、ファミリースイート
　　（FAMILY SUITE）
　　↓
７、エグゼクティブスイート
　　（EXECUTIVE SUITE）
　　↓
８、エグゼクティブスイート ベネチアの眺望あり
　　（EXECUTIVE SUITE W/VIEW）
　　↓
９、タワースイート：管理人宅がアップグレードで宿泊
　　（TOWER SUITE）
　　↓
10、プレジデンタルスイート：ホテル内で最上級の部屋
　　（PRESIDENTIAL SUITE） 
という内容になっています。

つまり、最も安いゲストルームから数えて、8段階ものアップグレードを経てようやくタワースイート宿泊が決まったということですね。

管理人自身、これまでにもゴールド会員やダイヤモンド会員として、ヒルトンさんのホテルでの滞在を繰り返してきましたが、それでも体験済みのアップグレード幅は最大でも4段階程度。

それが一挙に2倍の8段階ですから、ヒルトン モリノスタッキー ベニスへのチェックインの時に担当のフロント係の方から、タワースイートへのアップグレードを告げられた時には驚くしかありませんでした。

ちなみに、このチェックインの時に追加で教えてもらえて嬉しかったことの１つがアップグレードが実現した理由。

というのも、これまでに管理人宅がこのホテルに滞在してきた回数に対するとても丁寧なお礼と共に、その後のやり取りでリピート宿泊が今回のアップグレードの大きな理由になっていると知ることができたからです。

もちろん、

• 滞在数で達成済みのダイヤモンド会員資格あり
• ベネチアではオフシーズンの冬に滞在

といった要素もアップグレードを後押ししてくれたのは間違いないとは思います。

しかし、ホテル側がリピート滞在をこれほどまでに重視していることとはっきり知ることができたのは大きな収穫でした。

こういった思い出に残るような特別なもてなしを受けてしまうと、これまで以上にそのホテルでの滞在を大切にしようと思えますから、気に入ったホテルでのリピート滞在はしっかりと続けていこうと再確認するとても良い機会になりました。


さて、次回以降の記事では、管理人宅が大人2人100ユーロほどの負担だけで宿泊することになってしまったヒルトン モリノスタッキー ベニスが誇るタワースイートの内容を紹介したいと思います。




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