2016年4月14日木曜日
初めてWindows10タブレットを購入して驚いた3つのトラブル
プライベートではiPhoneやiPadなどのiOSデバイスを好んで利用している管理人ですが、仕事関係では利用するソフトウェアの制限が理由で、持ち運べるWindowsとしてWindowsタブレットを使ってきました。
やはり、iOSデバイスと一緒にWindowsタブレットを使ってみると、確かにWindowsで可能なことは多いのですが、細かな使い勝手や安定感を比べてしまうとiOSデバイスほど使っていて楽しくはないと感じています。
最近、そんな印象が特に強くなってしまう出来事がありました。
それが必要になった性能の関係で、新しくWindows10タブレットを導入した時のトラブル遭遇です。
ちなみに、管理人の場合、Windowsタブレットはかなり長時間の酷使前提での消耗品のような扱いになっていますから、
Windows XP
↓
Windows 7
↓
Windows 8.1
という形で乗り換えてきて、今回のWindows 10タブレット追加導入になり、Windows 8.1からの乗り換えということになるのですが、その結果、3つの大きなトラブルに遭遇してしまい、少し大変な思いをすることに。
そのトラブルとは、
1、タブレットPC設定が表示されない
2、5Ghzの無線LANがアクセスポイントをフリーズさせる
3、強制的なWindows Update
の3つです。
まず、1つめの、タブレットPC設定が表示されないというトラブルは管理人にとって最も大きなストレスを感じさせるものでした。
というのも、管理人が普段からメインで愛用しているiOSデバイスとWindowsタブレットでは、タッチ操作に対する考え方が違うのか、あるいはタッチセンサーの初期設定に大きな違いがあるのか、同じような感覚でのタッチでは思った通りに操作できないことが多いからです。
そのため、管理人がWindowsタブレットを設定する時には、まず最初に
コントロールパネル
↓
ハードウェアとサウンド
↓
タブレットPC設定
↓
設定
という形で操作し、 iOSデバイスと同じ感覚でのタッチ操作ができるように設定しています。
参考リンク:
タッチとペンの設定
(マイクロソフトさんより)
これを行わずに他の設定変更やソフトウェアインストール、各種調整などを始めてしまうと、狙った操作が一回のタッチではできずに少し大変なことになってしまいますから、想像以上に大切な設定です。
それが、管理人が初めて導入したWindows 10タブレットでは表示されませんでした。
管理人としても、始めてのWindows 10タブレットで、さらに設定の項目自体、Windows 8.1からWindows 10へのアップグレードで大きく変化していますから、別の操作で設定変更を行うようになったのかとも考えたのですが、どこを探してもタッチ操作の調整機能は見つかりません。
つまり、何らかのトラブルでタッチ操作の調整機能がコントロールパネルから利用できなくなっているということに。
いろいろと悩んで試行錯誤した結果、ようやく見つけた対策が、Windows 10標準の検索機能から起動するという方法でした。
具体的には、「設定」や「setting」などのキーワードを入れてPC内を検索し、検索結果から「タブレットPC設定」を選択するというものです。
このような対策で起動すると、タッチ操作の調整が可能になるだけではなく、その後は通常通りコントロールパネルから起動も可能になりましたから、管理人としては一安心。
しかし、一時はWindows 10タブレットではタッチ操作の調整ができないのかもしれないと真剣に考えてしまいましたから、とても深刻なトラブルになりました。
次に、2つめの、5Ghzの無線LANがアクセスポイントをフリーズさせるというのは、管理人が導入したWindows 10タブレットで利用可能な無線LAN規格、2.4Ghzと5GHzのうち、5Ghzで接続した時に、管理人宅で無線LANの通信を取り仕切っているアクセスポイントも巻き込んで時々通信できない状態にしてしまうというトラブルです。
しかも、他の5Ghz対応製品や他のアクセスポイントではそれぞれ5GHzでも問題なく通信できましたから、管理人宅のアクセスポイントとWindows 10タブレットとの相性問題ということになります。
確かに、管理人宅で利用しているアクセスポイント自体、 発売から5年程度経過した古い機種ですが、これまでに様々な5GHz対応製品と接続してもこうしたトラブルには遭遇したことがなかったのでとても驚きました。
参考リンク:
LAN-WH450N/GR製品情報
LAN-WH450N/GRサポート情報
(ロジテックさんより)
もちろん管理人としては5GHzでの通信速度や安定性重視で、Windows 10タブレットとアクセスポイントの両方で考えられるだけの設定変更や対策はすべて試してみたのですが、全く解決はできませんでした。
そのため、アクセスポイントを買い換えるまで対策なしの相性問題として保留を決定。
買い替えまでは不本意ですが自宅での利用は2.4Ghzでの接続を選択するようにしています。
ちなみに、Windows 10タブレット搭載のアンテナの故障という可能性についても、別の故障で初期不良交換として新たに届けられた個体も同様の結果でしたから、やっぱり相性が原因と判断し、Windows 10は気難しいと感じる理由の1つになってしまったのも事実です。
最後に、3つめの、強制的なWindows Updateというのは、Windows 10ではこれまでのようにWindows Update自体の設定からオフしたりことはできなくなっただけではなく、自動的に適応を回避すること自体難しくなってしまっています。
もちろん、Windows Updateの必要性は管理人自身も理解しているのですが、希望しないタイミングで適応されてしまうと、Windows Updateが原因の深刻なエラーに巻き込まれるのを避けられなかったり、時間に余裕が無い時に行った再起動の時に長時間更新作業に時間を割くことになったりと、窮屈さだけではなく不安感も感じるため、管理人としてはあまり歓迎できないWindows Updateの変更になってしまいました。
ちなみに、Windows Updateの設定を変更したい場合には、不可能ではないものの、これまで全く異なる複雑な操作が必要なので要注意です。
参考リンク:
Windows 10 の Windows Update の自動更新設定
(マイクロソフトさんより)
導入直後の初期設定時にこうした3つトラブルに遭遇してしまったことで、管理人のWindows 10タブレットへの印象はあまり良いものにはなりませんでした。
確かに、今回のようなトラブルにすべての利用者が悩まされるとは限らないのも事実です。
しかし、少なくとも現在のWindows 10タブレットのように、設定とコントロールパネルで変更可能な項目を分けるのではなく、それらを一箇所にまとめるだけでも、どこかつぎはぎに感じてしまう印象は大きく改善され、快適な使いやすさに繋がると考えています。
また、そうした細かな部分の解決がWindowsというOSがどこに向かうのかを含めた、今後を占う重要な課題なのかもしれませんね。
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