2016年4月11日月曜日

JAL国際線で希望の座席を指定するために少しだけ頑張りたい3つのタイミング


飛行時間が長時間になりやすい国際線の利用で重要なことの1つが座席指定です。

特に、いろいろと負担の大きなエコノミークラスを利用する場合には、
  • 機体の前方と後方
  • 機体の中央、右側、左側
  • 通路側と窓側
  • 2人掛け、3人掛け、4人掛け
  • トイレからの距離や位置
など、機内での快適度を大きく左右する要素になってしまいますから、しっかり考えて座席指定を行いたい部分です。

参考リンク:
ボーイング777-300ER機内座席配置(国際線)
ボーイング787-8機内座席配置(国際線)
JALさんより)


また、プレミアムエコノミー以上のクラスではより独立性の高いシートを採用しているため、エコノミークラスほど直接的な影響は大きくないものの、降機時の順番や楽しめる景色、選べる食事の種類など、座席指定時にこだわることで得られるメリットは確実に存在しています。


ちなみに、管理人宅では、管理人と管理人の家族の2人で旅行することが大半ですが、エコノミークラスやプレミアムエコノミーを利用する時には、
  • 非常口席で窓から2席
  • 2人掛けの席
  • 機体中央の3人掛けや4人掛けの通路から2席
といった優先順位で希望するようにしてきました。
こうした指定の効果なのか、なかなか快適なフライトを楽しめています。


では、より良い条件の座席を確保するための対策は何かというと、座席指定が開始されるそれぞれのタイミングに頑張るというものです。

その具体的タイミングとは、
1、330日前の予約受付開始直後の事前座席指定
2、72時間前のWebチェックインでの座席指定
3、空港でのチェックインでの座席指定
という3つ。


まず、1つめの、 事前座席指定は国際線の予約受付開始が開始される330日前から利用可能なサービスです。

一般に、座席指定が可能になる3つのタイミングの中では最も多くの席が一度に選択可能になる一方で、受付時間が長いため、時間が経過すればするほど、希望の席が指定できなくなる可能性が高くなってしまうのは避けられません。

実際、事前座席指定が可能な席がすべて指定されてしまった結果、次に座席指定用の席が追加されるWebチェックインのタイミングまで座席指定自体が不可というケースも見られるくらいです。

参考リンク:
事前座席指定サービス
JALさんより)


そう考えると、予約を完了した時にはとりあえず座席も一緒に指定しておくのがおすすめですね。


次に、2つめの、Webチェックインはその便が出発する72時間前から可能なチェックイン手続きなのですが、この時にも新しく座席指定可能な席が追加されます。

追加される席の分量としては、330日前の予約受付開始直後と同等か、少ないくらいですが、それまでは選ぶことのできなかった座席が選択できるようになるので、重要な座席指定のタイミングの1つなのは間違いありません。

参考リンク:
国際線 Webチェックインについて
Webチェックイン(QuiC)に関するQ&A 
JALさんより)


また、このWebチェックインが開始される前に座席を指定している場合でも、追加での座席変更は可能です。

そのため、それまでに事前座席指定を利用した場合でも、より良い席への変更狙いや、少し不本意な席からのリベンジ狙いで、とりあえずチェックしてみるだけの価値はあります。


ちなみに、Webチェックインの開始時刻は、出発地の現地時間で出発予定時刻の72時間前ということには注意が必要です。

具体的には、東京からニューヨークへ向かう便のWebチェックインは日本時間で出発予定時刻の72時間前ですが、ニューヨークから東京へと向かう便のWebチェックインはニューヨーク現地時間の72時間前ということです。

つまり、海外から帰国する時には、日本との時差などを含めてあえて複雑に考える必要はないとということです。

また、3日前の日付が変わった直後の午前0時などでもなく、あくまで出発予定時刻の72時間前からWebチェックイン開始ということもケアレスミス対策として覚えておきたい部分ですね。


最後に、3つめの、空港でのチェックインは出発当日の空港のチェックインカウンターで行う搭乗手続きですが、このタイミングでもそれまで座席指定できなかった座席が指定可能な席として追加されることがあります。

これは、赤ちゃんや幼児を連れた方、特別な配慮が必要な方用の席、そして一種の貴賓席として出発直前まで確保されていたものが座席指定で可能な席として解放される関係上、あまり席数としては多くはないことが特長です。

数席、あるいは全く追加されないということも考えられます。

しかし、そういった席が追加された場合、チェックインカウンターで座席の属性から探してもらったり、希望する座席番号をいくつかピンポイントで確認してもらうと、意外に良い席の指定が可能になることも。

そのため、最後の良い座席を指定するチャンスとして、とりあえずチャレンジしてみるのもおすすめなタイミングと言えるかもしれませんね。


ちなみに、管理人の場合、予約完了直後に座席指定を行うのはもちろん、Webチェックインが開始されるまでの期間も、時々でも座席指定できる席の状況は確認するようにしています。

これは、運の要素も必要であまり期待値は高くはないのですが、自由度が高い特典航空券利用者が指定していた席が予約変更やキャンセルによって座席指定が解除されるのか、なかなか良い条件の席が一度に複数指定できることもあるからです。




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