2015年12月22日火曜日

人気のあるJAL国際線特典航空券の争奪戦には電話で予約以外考えられない2つのメリット


管理人宅ではJAL国際線特典航空券を確実に予約するために、330日前の予約受付開始直後に手続きを行うのですが、その際は必ずインターネットではなく、電話予約を利用するようにしています。

もちろん、電話予約を利用する場合、2,160円の電話発券手数料が必要なるだけではなく、インターネット予約限定で利用可能な必要マイル数割引が適応対象外になるなど、デメリットも多く存在しているのも事実です。

参考リンク:
国際線特典航空券発券手数料の導入について
JALさんより)


しかし、繁忙期の時期にファーストクラスやビジネスクラスといった上位クラスを確実に
予約するためには、これ以外に考えられないと感じるほどのメリットがあります。

そのメリットとは、
1、オペレーターさんによる圧倒的な手続きの速度
2、第一希望確保失敗時の瞬時の第二希望確保
の2つです。

1つめの、オペレーターさんによる圧倒的な手続きの速度は、インターネットで予約をより難易度の高いものに変えてしまいます。

というのも、インターネットによる特典航空券の予約の場合、搭乗者情報や燃油サーチャージなどの支払情報など、すべての情報を入力した後にのみ、座席が確保されるのですが、電話予約では、あらかじめ必要な情報を入力した状態で予約受付開始時刻を待つことも可能なだけではなく、受付開始後はオペーレーターさんによるボタン操作だけで、座席の確保が完了するからです。

つまり、インターネット予約と電話予約で、同じ日に受付が開始される同じ路線の特典航空券の予約を受付開始直後に競った場合、インターネット予約に勝ち目はないということになります。

もちろん、人気が高くはない時期や、提供される座席数自体が多いプレミアムエコノミーやエコノミークラスの場合は、電話予約だけで空席がなくなってしまうこともなく、インターネット予約でも十分確保できる可能性も残されるかもしれません。

しかし、ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなどの繁忙期の時期で、さらに特典航空券として提供される座席数自体が少ないファーストクラスやビジネスクラスなどの上位クラスを確保したい時には、事実上電話での予約が必須と言っても言い過ぎではなりません。

そのため、管理人宅では、電話での予約に必要な電話発券手数料2,160円は必要経費として最初から覚悟しているというのが正直な部分です。


2つめの、第一希望確保失敗時の瞬時の第二希望確保は、電話での予約だからこそ得られる最大のメリットです。

というのも、インターネット予約に比べて圧倒的な優位性を誇る電話での予約時にも、人気と競争率が高い日時や路線の特典航空券の予約では、多くの利用者から予約を希望するフライトを委ねられたオペーレーターさん同士の争奪戦になるのは避けられません。

その結果、予約受付開始直後に予約手続きを開始しても、瞬時に空席がなくなってしまい、希望していたフライトの予約ができない事態に遭遇する可能性があります。

これは、予約の受付が開始される午前10時になる前から情報入力を終えたオペーレーターさんたちが、1秒から数秒単位ごとにEnterキーを押しながら予約開始を待つのですが、予約受付が開始された直後に近いタイミングでキーを押したオペーレーターさんから予約を手中に収める以上、運の要素は除外できないからです。

また、オペーレーターさんによるキー操作頻度だけではなく、全国各地に立地している予約受付センターから予約サーバーまでの物理的な距離も影響するのか、管理人の周囲では、JALさんの本社に近い東京予約センターが成功率の高い当たりとされる一方で、それ以外の大阪や福岡などの予約センターは、残念で希望が薄いというのが共通の認識になりつつあるのも正直な部分です。

そうした状況の中で、活用したいのが第一希望確保の失敗時の第二希望確保です。

これは、予約受け開始前に予約を希望する日時や路線を伝える時に、第一希望と第二希望をあらかじめ伝えておくというものです。

具体的には、仮に東京とパリ間のファーストクラス往復を希望している時には、第一希望は当然ファーストクラスとしながらも、万が一ファーストクラスの争奪戦に敗れてしまった時には、ビジネスクラスを確保してくれるように、事前にオペーレーターさんにお願いしておくということです。

ちなみに、オペーレーターさんによっては、同じ目的地での異なるクラス間だけではなく、第一希望を東京とパリ間のファーストクラス、そして第二希望を東京とロンドン間のファーストクラスのように、難易度が高いとされる異なる目的地間でもご厚意で受け付けてくれることがあるため、無理のない範囲で控えめにお願いしてみるのも選択肢としては考えられます。

こうした2段構えの予約手続きによって、繁忙期の上位クラスでも予約の確保自体ができないという自体は回避しやすくなるため、こうしたテクニックは覚えておいて損はないはずです。




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