JALマイルを貯めている管理人宅では、1マイルの価値を高いものにするために、
- ビジネスクラスやファーストクラスなどの上位クラス
- ゴールデンウィークや夏休み、冬休みの繁忙期
しかし、こうした条件でマイルを利用する場合、330日前の予約受付開始直後の争奪戦に参加する必要があるだけではなく、繁忙期から繁忙期期間中への予約変更が困難など、多くの制限が生まれてしまうのが残念な部分です。
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一方で、繁忙期以外の閑散期やオフシーズンと呼ばれる時期に国際線特典航空券を利用する場合、予約の確保が簡単なことに加えて、もう1つ嬉しいメリットが存在しています。
それが、ディスカウントマイルやJALカード割引といった必要マイル数割引キャンペーンです。
このディスカウントマイルやJALカード割引は、
- エコノミークラスとプレミアムエコノミーのみ対象
- 電話での予約不可
- 無料での予約変更不可
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では、この2つのキャンペーンのお得度はどれほどのものなのか、目的地ごとに比べてみることにしました。
その結果を見ていくことにしましょう。
○韓国
・エコノミー
通常:15,000マイル
ディスカウント:12,000マイル(20%引)
JALカード割引:11,000マイル(約27%引)
・プレミアムエコノミー
運航自体なし
○アジア1
・エコノミー
通常:20,000マイル
ディスカウント:17,000マイル(15%引)
JALカード割引:16,000マイル(20%引)
・プレミアムエコノミー
運航されているものの、キャンペーン対象外
○グアム
・エコノミー
通常:20,000マイル
ディスカウント:対象外
JALカード割引:19,000マイル(5%引)
・プレミアムエコノミー
運航自体なし
○アジア2
・エコノミー
通常:35,000マイル
ディスカウント:25,000マイル(約29%引)
JALカード割引:24,000マイル(約31%引)
・プレミアムエコノミー
通常:50,000マイル
ディスカウント:40,000マイル(20%引)
JALカード割引:39,000マイル(22%引)
○オセアニア
・エコノミー
通常:40,000マイル
ディスカウント:35,000マイル(約13%引)
JALカード割引:34,000マイル(15%引き)
・プレミアムエコノミー
通常:50,000マイル
ディスカウント:45,000マイル(10%引き)
JALカード割引:44,000マイル(12%引き)
○ロシア
・エコノミー
通常:40,000マイル
ディスカウント:30,000マイル(25%引き)
JALカード割引:29,000マイル(約28%引き)
・プレミアムエコノミー
通常:50,000マイル
ディスカウント:40,000マイル(20%引き)
JALカード割引:39,000マイル(22%引き)
○ヨーロッパ
・エコノミー
通常:55,000マイル
ディスカウント:40,000マイル(約27%引き)
JALカード割引:39,000マイル(約29%引き)
・プレミアムエコノミー
通常:70,000マイル
ディスカウント:60,000マイル(約14%引き)
JALカード割引:59,000マイル(約16%引き)
○ハワイ
・エコノミー
通常:40,000マイル
ディスカウント:キャンペーン対象外
JALカード割引:39,000マイル(2.5%引き)
・プレミアムエコノミー
運航されてはいるものの、キャンペーン対象外
○北米
・エコノミー
通常:50,000マイル
ディスカウント:40,000マイル(20%引き)
JALカード割引:39,000マイル(22%引き)
・プレミアムエコノミー
運航されているものの、キャンペーン対象外
参考リンク:
ディスカウントマイルキャンペーン
JALカード割引キャンペーン
JAL国際線特典航空券 マイル早見表
(JALさんより)
こうして目的地ごとに比べてみると、
- 同じ必要マイル数に対する割引率の差
- プレミアムエコノミーのキャンペーン利用の有無
- ディスカウントマイル自体の廃止での割引率大幅減
といった形で、かなり繊細に割引率の調整が行われていることがわかりますね。
他の目的地に比べて、明らかに割引率が低く抑えらている、グアム、オセアニア、ハワイといった目的地へのキャンペーンのお得な活用はなかなか難しいのも事実です。
しかし、割引率が特に高い、JALカード割引でのエコノミークラス利用に注目すると、
約31%引きのアジア2:24,000マイル
約29%引のヨーロッパ:39,000マイル
約28%引のロシア:29,000マイル
約27%引の韓国:11,000マイル
といったかなりお得な必要マイル数で国際線がしっかり利用できてしまいます。
さらに、このマイル数でさらに国際線への乗り継ぎ目的での国内線も無料で追加可能という忘れてはいけないメリットもあります。
もちろん、JAL国際線特典航空券に無料で追加できる国内線は24時間以内の乗り継ぎが必要など、通常の国内線特典航空券との比較は難しいのですが、それでも国内線2区間と国際線2区間の合計4区間を利用してこのマイル数はお得だと感じる方も多いはずですから。
そのため、お得な利用ができる目的地に狙いを定めて、このディスカウントマイルやJALカード割引の2つのキャンペーンを利用してみるのもなかなかおすすめだと思いますよ。
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