2015年9月17日木曜日
JAL国際線特典航空券のキャンセル待ち(空席待ち)を使いこなすために覚えておきたい4つの基本テクニック
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管理人追記:
JAL国際線特典航空券では、2015年と2016年の2年連続でキャンセル待ち改悪が実施されています。
そのため、以下の記事の内容は改悪実施後の状況とは異なるルールを元にしたものです。
改悪そのものや改悪実施後の状況については、2016年6月16日付で管理人が作成した記事、
2年も連続で徹底的にJAL国際線特典航空券のキャンセル待ち(空席待ち)が改悪されることになった最大の理由
が参考になるはずです。
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JALマイルを貯めている管理人宅にとって重要なことの1つが、マイルのお得な活用です。
特に、ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなどの繁忙期のファーストクラスやビジネスクラスの国際線の利用がお得度を考えると優れているのはもちろんなのですが、そうした条件を満たす特典航空券は予約自体が難しいのも事実です。
そのため、管理人宅では、JAL国際線特典航空券の予約受付が開始される330日前に予約手続きを完了するようにしているのですが、残念ながらすべての国際線特典航空券の利用で実現できるわけではありません。
そうした時に頼りにしているのがキャンセル待ち(空席待ち)です。
つまり、今現在空席がないフライトについて、キャンセルによって空席が発生した時に優先的に予約できるようにするためのサービスになります。
ただ、このキャンセル待ちは、活用方法によって、予約確保の成功率が大きく変わってしまう程の可能性を秘めたサービスですから、いくつかの基本的な活用テクニックは覚えておいても損はないはずです。
その活用テクニックとは、
1、最大で片道2区間、往復合計4区間のキャンセル待ちを活用する
2、発券後にのみ延長されるキャンセル待ち期限を活用する
3、今現在のキャンセル待ちの合計人数を確認してみる
4、電話での申し込みで可能なキャンセル待ち機能も活用する
という4つです。
まず、1つめの、キャンセル待ちが可能な区間については、最大で片道2区間、往復合計4区間ですから、第一希望の往復区間だけをキャンセル待ちするのではなく、さらにもう1組の往復区間をキャンセル待ちを行うのは、最終的な予約確保率を高めるためには重要なテクニックです。
この場合、1日1便だけ運航されている路線の場合は、日付をずらした形のキャンセル待ちのみ可能ですが、日本に近い国を結ぶ路線の場合、1日に2回以上運航されているケースも多くありますから、第一希望は純粋に最も都合が良いフライトを選びながら、第2希望はあえて人気が高くはないと予想される時間帯のフライトを選択するのもおすすめだと管理人は考えています。
ちなみに、往復で予約の確保が可能な場合、その時点で航空券自体が発券されるのですが、そうしたケースでは、発券された旅程に加えて、さらに片道1区間、往復合計2区間のキャンセル待ちが可能ですから、とりあえず第二希望で旅行に出発するための航空券は確保しながら、よりよいフライトが手に入るのを期待してみるというのもキャンセル待ちのサービスをフルに活用することにつながるはずです。
参考リンク:
JAL国際線特典航空券詳細
(JALさんより)
次に、2つめの、 発券前は最大でも国際線第一区間出発 8日以内に制限されているキャンセル待ち期限を、発券後にのみ前日まで延長される特長を活用するのも、覚えておいて損はないテクニックといえるはずです。
特に、2015年10月1日以降は、これまでのキャンセル待ち期限からは考えられないくらい条件が厳しいものになっていますから、とりあえず発券を行った上で、出発前日までという直前期の特典航空券の流動性に勝負をかけるというのも、キャンセル待ちによって選択肢を広げるという意味で、重要な活用テクニックだと管理人は考えています。
管理人作成の関連記事:
2015年10月1日以降に使えるJAL国際線特典航空券のキャンセル待ち(空席待ち)からの予約成功率を高める戦略
3つめの、今現在キャンセル待ち中のフライトに期待しても良いのか知るために、キャンセル待ちの合計人数を確認してみるのも忘れてはいけないテクニックです。
このテクニックは、JALさんのホームページからの利用は不可で、JMB会員専用国際線予約の窓口に電話での問い合わせが必要なのですが、キャンセル待ちからの予約確保が明らかに期待できないフライトを長期間待ち続けてしまうリスクを軽減する意味で重要ですから、積極的な利用もおすすめです。
ちなみに、JMB会員専用国際線予約の担当オペレーターさんは、今現在キャンセル待ちの列に並んでいる合計人数のみを教えてくれるので注意が必要です。
逆に、今現在何番目に並んでいるのかといった情報は得られないルールになっています。
この辺りは、
・JMBダイヤモンド
・JGCプレミア
・JMBサファイア
・JMBクリスタル
・JGC
といった上級会員の方々に優先キャンセル待ちと呼ばれるサービスが提供されていることもあって、順番を教えるのではなく、最初から最後まで含めた合計人数を回答しているとは思うのですが、それでも、キャンセル待ちの難易度を推測するための材料としてはなかなか有効利用できる情報なのは間違いありません。
参考リンク:
JMBサービスステイタス一覧
(JALさんより)
最後に、4つめの、 電話での申し込みで可能なキャンセル待ち機能も活用することも、電話での予約には発券手数料が必要になることを割り引いても十分に大きなメリットが受けられる可能性も高いため、選択肢に加えてみるべきでしょう。
一例としてはファーストクラスとビジネスクラスの組み合わせやビジネスクラスとエコノミークラスの組み合わせのように、複数のクラスを組み合わせたキャンセル待ちが可能になったりもします。
また、キャンセル待ちが含まれるため、発券自体が行われていない単純往復の国際線特典航空券に、新たに国内線区間を無料で追加するなどの手続きも可能ということもキャンセル待ちの隠れた活用テクニックと言えるかもしれません。
そのため、管理人自身も、同じ日に複数のフライトが利用可能な都市の特典航空券予約では、フライトの組み合わせによっては発券できる場合でも、あえて空席待ちの状態にしてしまうことがあるのも事実です。
確かに、こうしたテクニックを活用しなくても、無事にキャンセル待ちからの予約が完了できるケースも多くあるはずです。
しかし、キャンセル待ちの状態から進展がなく、結果的に旅行に出発すること自体ができない自体になってしまった場合の悪影響はかなりのものになってしまいます。
そうした状況に陥る可能性を少しでも低いものにするために、キャンセル待ちに関する4つの基本的なテクニックは活用してみるのもおすすめだと思いますよ。
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